成基学園は、兵庫や大阪など関西を中心に校舎を展開している集団指導の学習塾です。
成基学園は、生徒に対して一方的に授業をするのではなく、生徒が主体的に学習する姿勢を育てる教育を行っています。生徒の主体性やコミュニケーション能力を育てることで、新しい時代の教育や入試に対応できるようにしています。
アクティブラーニング型の指導を行っている
成基学園では、生徒の能力や学習意欲を引き出すため、アクティブラーニング型の指導を行っています。すべての講師が最新の教育メソッドである教育コーチングについて学び、傾聴・承認・質問のサイクルで指導にあたります。
講師は生徒に対してただ授業をするのではなく、生徒のやる気を引き出し、自分から学習するべきことを理解して行動する姿勢を育てることに取り組んでいます。こうして生徒が自分から学力を伸ばそうとすることで、能力を引き出しやすくなります。
PDCAサイクルを意識した計画的な学習を行う
成基学園では、計画→実行→分析→改善というPDCAサイクルにもとづいた指導を行っています。このサイクルの中で学習内容をきちんと分析し、改善していくことで、学力をさらに伸ばすことが可能です。
サイクルではまず自分で学習計画を立てて、それを実行します。さらにその学習内容を振り返って分析し、改善することで次の学習に繋げます。PDCAサイクルで計画的な学習を行うことによって、着実に学力アップを狙っていきます。
入試に関する情報提供や模試が頻繁に行われている
成基学園では、生徒の実力を確認するための中学入試分析会や多くの模試を開催しています。成基学園の模試は小学5年生・6年生を対象としたもので、志望校への合格の可能性がどれくらいあるかが分かります。
模試の内容は実際の入試を想定したものになっているので、入試に慣れておくこともできます。問題もこれまでの入試傾向を分析して作成されたものであるため、入試対策としても優れています。
そして、模試の後には復習のために役立つ解説も配布されます。解説は非常に分かりやすく充実しているので、解けなかった問題を理解したり、苦手分野を克服するためにも使えます。
また、模試の内容を解説する映像授業の配信もあるので、自宅から解説を受けられます。参考までに、成基学園の入試情報室の中條氏が、2020年の最難関中学受験の入試総括について話している動画はこちらをご覧ください。
同様に、2020年の高校入試の総括を説明している動画を見たい方はこちらをご覧ください。
まいくらすなど保護者へのサポートも充実している
成基学園では、生徒だけでなく保護者へのサポートにも力を入れています。そのため、保護者の方も信頼して指導を任せられます。その保護者へのサポートのひとつが、「まいくらす」です。
まいくらすは生徒の学習状況や授業の内容、入試に関しての情報、教室からの連絡などをネットで確認できるシステムです。まいくらすにはメール機能もあるので、保護者から教室に連絡するためにも使えます。
また、保護者へのサポートとして定期的な保護者会や保護者セミナーも行っています。この保護者会やセミナーによって、保護者からの要望を取り入れられます。そこでは、成基学園での授業の内容や、お子さんの家庭学習をサポートする方法についての説明もあります。
計画的に学習を進めるのが苦手な方
成基学園では学習システムにPDCAサイクルを導入することで、計画的な学習を可能としています。そのため、計画的に学習を進めるのが苦手な方におすすめです。
計画を立てて学習を進め、その内容を確認して改善しながら次の学習に移るので、分かったつもりで終わってしまうことがありません。着実に学力をつけていくことができます。
受験に関する情報をたくさん得たい方
成基学園では、受験に関するイベントが多く行われているので、受験に関する情報をたくさん得たい方におすすめです。生徒に対してだけでなく、保護者会やセミナーなど保護者に対して受験情報を提供する機会も豊富に用意されています。
より多くの受験情報を集めることで、他の受験生よりも有利な状態で入試に臨むことができます。
成基学園には生徒の学力や目標に合わせたコース・カリキュラムが用意されているので、地域の中学入試対策から国立入試対策まで幅広く対応しています。ここでは、成基学園の各コースの特徴について見ていきましょう。
京都府公立中高一貫校クラス
小学5・6年生が対象で、京都府内の公立中高一貫校への合格を目標としたコースです。5年生では国語と算数の適性検査対策を行い、6年生になるとさらに理科・社会の学習も行います。
公立中高一貫校への対策に特化した独自のカリキュラムに従って指導を行い、まずは各科目の基礎を定着させた上で、生徒の思考力や表現力を伸ばします。6年生の9月からは入試本番に向けて入試錬成の授業を行い、合格のために必要な実践力をつけていきます。
ハイブリッド進学塾SSS
ハイブリッド進学塾SSSは小学3~6年生を対象としたコースで、難関国公立・私立中学校への合格を目標としています。少人制授業と個別指導を組み合わせた最高レベルの中学受験対策ができます。
このコースでは、プロの講師が生徒一人ひとりの学習状況を把握し、授業内容を完全に理解できるまできめ細かな指導を行っています。授業を欠席した場合には、完全個別指導によるフォローも受けられます。
小学3年生から6年生まで一貫指導することも可能で、灘中学校をはじめとする有名校への合格実績もあります。
国私立中学受験クラス
国私立中学受験クラスは小学3~6年生が対象で、難関中学・有名中学への合格を目標としたコースです。成基学園では生徒ごとの志望校のレベルに合わせ、オリジナルのカリキュラムでの指導を行います。
そして、生徒の学習進度や志望校に応じたクラスを編成することで、無理のないペースで効率よく学習を進められます。また、選択授業や特別講座も多数用意しているので、志望校の傾向に合わせて必要なものを受講することが可能です。
成基学園の料金はコースによって異なります。
ハイブリッド進学塾SSS
学年 | 料金 |
---|
3年生 | 26,000円 |
4年生 | 35,700円 |
5年生 | 62,000円 |
6年生 | 78,000円 |
国私立中学受験クラス
学年 | 料金 |
---|
3年生 | 12,000円 |
4年生 | 21,000円 |
5年生 | 37,500円 |
6年生 | 43,000円 |
ハイブリッド進学塾SSSコースの場合、3年生で26,000円、4年生で35,700円、5年生で62,000円、6年生で78,000円がかかります。学年が1つ上がるごとに1万5000円程度、学費が上がります。
また、成基学園では授業料に加えて、入学金などの諸経費がかかることにも注意が必要です。
成基学園は学費が高いという意見も見られます。しかし、本当に成基学園の学費は高いのでしょうか。ここでは、成基学園と他の学習塾の学費を比較して確かめてみましょう。
中学3年生が集団授業を受けた場合(5科目)
上の表より、中学3年生が5科目の集団授業を受けた場合の月謝について比較してみると、成基学園はたしかに、これらの塾の中では授業料が高くなっていることが分かります。
しかし、PDCAサイクルで計画的に学べることや、多くの受験情報が入手できること、実際に灘中学校などの難関校への合格実績があることなどを考えると、授業料は割に合っていると言えるかもしれません。
成基学園は有名中学校への進学実績が非常に高いです。2020年度の合格実績は以下の通りです。
小学生
灘中学校1名、洛南高校附属中学校45名、東大寺学園中学校3名、西大和学園中学校5名、洛星中学校51名、四天王寺中学校1名、同志社中学校80名、同志社女子中学校84名、同志社国際中学校19名、立命館中学校134名