自学自習の公文式学習
公文式学習の特徴は、「解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く」方法を教えることにあります。年齢や学年にとらわれず、簡単に学習できるところから学びをスタートして「やればできる」喜びから、学習の基礎を作っていきます。
基本的に生徒は自分で問題を解き、つまづいたところはヒントや例題を見て答えを考えます。このように、「自分で学ぶ力(自学自習力)」は自分で身につけていきます。
さらに、自分の能力を少し越えたくらいの「ちょうどの学習」に挑戦していき、徐々に「高い学力」の定着を目指していきます。
そうすることで学年の垣根を越えて、できるだけ早い時期に高校教材を学習することが目標です。小さいうちから自分で学ぶことで「高い学力」と「自分で学ぶ力」を身につけるのが公文式学習の特徴です。
一人ひとりに合わせたオリジナル教材
公文式教材は高校の学習内容までを目指して、一人ひとりが無理なく学べるよう「スモールステップ」で構成されています。全ての教材が、やさしい問題から高度な問題へ挑戦していけるようにできているので、生徒は着実にステップアップすることが可能です。
例えば算数・数学であれば、日本国内版の公文式教材は5,470枚です。数を数えるところから始まり、高校の内容まで学べるように構成されています。
学校の授業とは違い、生徒一人ひとりの学力に応じて学習に取り組んでいけるので、学年や年齢にこだわらない学習ができるのが公文式の特徴です。
全国に1万教室以上展開
2020年現在、公文式を学べる教室は日本全国に16,100教室あり、指導者も14,400人いるので学びの場がたくさんあります。
例えば、同じ市内でも複数の教室があることもあるほど教室数がかなり多いため、生徒は自分が一番都合の良い教室を見つけやすいです。各教室ではいつでも教室見学を受け付けているので、教室の雰囲気や教材の内容を確認することができます。
また、1974年から海外にも進出し、現在は公文式の教育は全世界に広がっており、全世界の学習者数は400万人を超えています。
表彰制度でみんなを応援
公文式で学習を進めていくと、生徒は自分の学年を大きく越えて学習に励むようになります。公文式では、そのように努力して学習に取り組んだ生徒を表彰する制度があるのも特徴です。
年に1回、高進度部門・認定テスト部門・特別表彰部門の3つの部門ごとに、認定基準を満たした生徒に表彰状やオブジェが送られます。
自分の学年より先の学習に取り組み、高い進度が認められた生徒を表彰するなど、「がんばり」を認めることが、生徒のやる気を継続させる学習の励みになります。
公文生専用サイト「iKUMON」で学習をサポート
公文式には「iKUMON」という、公文で学習する生徒と保護者を応援するウェブサイトがあります。学習のヒントになるコラムを読めたり、公文生特別価格でTOEFLに申し込んだりすることができます。
また、学習する教科数や期間に応じて貯められる「くもん友の会」ポイントを賞品と交換することも可能です。