【2025年12月最新】九州大学の偏差値や入試難易度のレベル・ランク！医や工など学部別に難しい・簡単なのはどこか解説

九州大学の偏差値・難易度まとめ

この記事は、九州大学の受験生を対象にして学部・学科別ごとに偏差値を紹介しています。今回は、参考サイトとして以下の3つのサイトのデータを参照しています。

・河合塾Kei-Net
・ベネッセマナビジョン
・東進

なお、九州大学の学部の偏差値ランキングは以下の通りです。

偏差値（高い順）	学部
60.0~70.0	法学部
60.0~69.0	共創学部、文学部、教育学部
57.5~69.0	薬学部

偏差値（低い順）	学部
55.0~64.0	理学部、工学部、農学部
55.0~69.0	芸術工学部
55.0~76.0	医学部（低いのは保健学科）

上表から九州大学の中では、理学部、工学部、農学部の偏差値や入試難易度が低いことがわかります。なお今回は、他にも法学部や共創学部など、九州大学の学部ごとの偏差値や難易度を紹介します。

この記事を読むことで、各予備校で算出された九州大学の偏差値や難易度が把握できます。その結果、志望校を検討するための参考となるでしょう。

※おすすめの大学受験の塾ランキングが知りたい方は「大学受験の塾ランキング！おすすめの大手進学塾や個別指導塾13校を比較！」をぜひご覧ください。

【学部・学科別】九州大学の偏差値はどのくらい？｜入試難易度のレベルやランク

九州大学の各学部の偏差値は以下の通りです。

学部	偏差値
共創学部	60.0~69.0
文学部	60.0~69.0
教育学部	60.0~69.0
法学部	60.0~70.0
経済学部	55.0~70.0
理学部	55.0~64.0
医学部	55.0~76.0
歯学部	57.5~64.0
薬学部	57.5~69.0
工学部	55.0~64.0
芸術工学部	55.0~69.0
農学部	55.0~64.0

上の表より、九州大学の学部の中で偏差値が最も高いのは法学部であり、逆に最も低いのは理学部、工学部、農学部であることがわかります。ただし同じ学部であっても、学科によって偏差値や難易度に違いが見られる場合もあります。

そのため、志望校を選択する際には学科ごとの偏差値についても把握した上で、出願する学科を決定する必要があります。

ここからは各学部・学科の偏差値について詳しく見ていきましょう。

共創学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
共創	60.0	69.0	64.0	74%

九州大学の共創学部に属する学科は共創学科のみで、その偏差値は60.0~69.0となっています。これは九州大学の学部としては法学部に次いで高い偏差値であるため、九州大学の中でも合格ハードルの高い学部であると言えます。

一般的に見ても60.0~69.0という偏差値は高く、大学入学共通テストの合格の目安となる得点率も74%と高水準であるため、合格するには十分な学力が必要となります。

文学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
人文	60.0	69.0	64.0	77%（前期） 83%（後期）

九州大学の文学部に属する学科は人文学科のみで、その偏差値は60.0~69.0となっています。この偏差値は、九州大学の学部としては2番目に高い水準です。

60.0~69.0という偏差値は一般的に見ても高い水準であり、文学部の合格ハードルは高いと考えられます。大学入学共通テストについても、合格のためには77~83%という高得点を確保できる学力が求められます。

教育学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
教育	60.0	69.0	64.0	76%

九州大学の教育学部に属する学科は教育学科のみで、その偏差値は60.0~69.0となっています。九州大学の学部としては共創学部や文学部と並んで2番目に高い水準であるため、合格難易度も高い学部であると考えられます。

大学入学共通テストの合格の目安となる得点率についても76%と高いので、十分な対策が必要となります。

法学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
法	60.0	70.0	64.0	77%（前期） 84%（後期）

九州大学の法学部に属する学科は法学科のみで、その偏差値は60.0~70.0となっています。この偏差値は九州大学の学部としては最も高い数値であるため、九州大学の中でも特に合格難易度の高い学部であると考えられます。

大学入学共通テストの合格目安となる得点率についても、77~84%とかなり高く、合格ハードルは高いでしょう。

経済学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
経済・経営	60.0	70.0	64.0	80%（前期） 90%（後期）
経済工	55.0	60.0	63.0	73%（前期） 81%（後期）

九州大学の経済学部の偏差値は、学科ごとに55.0~70.0となっています。これは九州大学の学部の中では特別高くも低くもない数値で、合格難易度も標準的な学部であると見られます。

ただし、一般的に見て55.0~70.0という偏差値は低い数値ではないので、合格には相応の学力が求められます。

理学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
物理	57.5	63.0	64.0	77%（前期） 91%（後期）
化学	57.5	62.0	64.0	76%（前期） 85%（後期）
地球惑星科学	57.5	62.0	64.0	76%（前期） 88%（後期）
数学	57.5	63.0	64.0	77%
生物	55.0	62.0	63.0	75%（前期） 84%（後期）

九州大学の理学部の偏差値は、学科ごとに55.0~64.0となっています。これは九州大学の学部としては最も低い水準です。

理学部の中では生物学科の偏差値が55.0~63.0と最も低いので、合格ハードルも他の学科より低いと考えられます。

医学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
医	67.5	76.0	70.0	88%
生命科学	55.0	64.0	63.0	77%
保健－看護学	55.0	59.0	61.0	70%
保健－放射線技術科学	55.0	59.0	62.0	73%
保健－検査技術科学	55.0	60.0	62.0	73%

九州大学の医学部の偏差値は、学科ごとに55.0~76.0です。これは九州大学の学部としては3番目に低い偏差値となっているため、九州大学の中ではやや合格を狙いやすい学部と考えられます。

ただし学科による偏差値の差が大きく、医学科の偏差値は67.5~76.0と九州大学の中でも最高の水準です。そのため、医学科に限っては合格難易度が非常に高いと言えます。

歯学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
歯	57.5	64.0	64.0	75%

九州大学の歯学部に属する学科は歯学科のみであり、その偏差値は57.5~64.0となっています。九州大学の中で見ると突出して高くはない数値であり、合格難易度も標準的と考えられます

ただし、大学入学共通テストで合格の目安となる得点率は75%と高いです。そのため、大学入学共通テストへの対策をはじめ、十分な学習が欠かせないでしょう。

薬学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
創薬科学	57.5	68.0	65.0	80%（前期） 85%（後期）
臨床薬	60.0	69.0	66.0	82%（前期） 86%（後期）

九州大学の薬学部の偏差値は、学科ごとに57.5~69.0となっています。これは九州大学の学部としては3番目に高い偏差値であるため、合格難易度も高めの学部であると考えられます。

薬学部には創薬科学科と臨床薬学科の2学科がありますが、偏差値は臨床薬学科の方がやや高くなっています。

工学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
Ⅰ群	57.5	64.0	64.0	81%（前期） 87%（後期）
Ⅱ群	55.0	63.0	63.0	77%（前期） 84%（後期）
Ⅲ群	57.5	63.0	64.0	78%（前期） 86%（後期）
Ⅳ群	57.5	63.0	63.0	76%（前期） 84%（後期）
Ⅴ群	57.5	63.0	64.0	78%
Ⅵ群	57.5	63.0	63.0	77%（前期） 85%（後期）

九州大学の工学部の偏差値は、学科ごとに55.0~64.0となっています。この偏差値は九州大学の学部としては最も低いものであるため、合格難易度の低い学部と考えられます。

中でも工学部Ⅱ群は偏差値が55.0~63.0と他より低い数値であるため、特に合格ハードルの低い学科であると見ることができます。

芸術工学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
環境設計	55.0	62.0	63.0	76%
インダストリアルデザイン	57.5	63.0	64.0	78%
未来構想デザイン	55.0	60.0	63.0	75%
メディアデザイン	57.5	64.0	65.0	79%
音響設計	60.0	69.0	65.0	82%
学科一括	57.5	64.0	–	78%

九州大学の芸術工学部の偏差値は、学科ごとに55.0~69.0となっています。九州大学の中では2番目に低い水準の偏差値であるため、合格ハードルの低い学部であると言えます。

学部の中で見ると環境設計学科及び未来構想デザイン学科の偏差値が55.0~63.0と低いため、他の学科よりも合格を狙いやすいと考えられます。

農学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
生物資源環境	55.0	62.0	64.0	76%（前期） 80%（後期）

九州大学の農学部に属する学科は生物資源環境学科のみであり、その偏差値は55.0~64.0となっています。九州大学の中では理学部や工学部と並び、最も低い偏差値なので、合格ハードルが低い学部であると考えられます。

ただし、大学入学共通テストの得点率は76~80%と高水準です。したがって、合格するのは簡単なことではなく、十分な対策が必要となるでしょう。

九州大学の偏差値の過去からの推移

共創学部

年度	偏差値の幅
2023年	60.0~70.0
2024年	60.0~64.0
2025年	60.0~69.0

九州大学の共創学部の偏差値推移は、2023年は60.0~70.0、2024年は60.0~64.0、2025年は60.0~69.0です。2024年に共創学科の最高偏差値が大きく下降したことで、偏差値の幅が狭くなっています。

2025年には共創学科の最高偏差値が大きく上昇しており、合格ハードルは高くなったと見られます。

文学部

年度	偏差値の幅
2023年	57.5~71.0
2024年	57.5~64.0
2025年	60.0~69.0

九州大学の文学部の偏差値推移は、2023年は57.5~71.0、2024年は57.5~64.0、2025年は60.0~69.0です。2024年は唯一属する人文学科の最高偏差値が大きく下がっているため、前年度よりは合格ハードルが下がっていると言えます。

2025年の人文学科の偏差値は最低値・最高値ともに前年度を上回っており、合格難易度は高くなったと考えられます。

教育学部

年度	偏差値の幅
2023年	60.0~71.0
2024年	57.5~64.0
2025年	60.0~69.0

九州大学の教育学部の偏差値推移は、2023年は60.0~71.0、2024年は57.5~64.0、2025年は60.0~69.0です。2024年には教育学科の最低偏差値・最高偏差値ともに下降しているため、合格難易度も低くなったと見られます。

2025年には教育学科の最低偏差値・最高偏差値ともに上昇していることから、学部の合格ハードルは高くなったと言えます。

法学部

年度	偏差値の幅
2023年	60.0~73.0
2024年	60.0~65.0
2025年	60.0~70.0

九州大学の法学部の偏差値推移は、2023年は60.0~73.0、2024年は60.0~65.0、2025年は60.0~70.0です。偏差値自体は高水準のままですが、2024年には最高偏差値が大きく下がっているため、前年度よりは合格を狙いやすくなったと考えられます。

2025年には偏差値の最高値が大きく上昇しており、合格難易度は再び高まったと見られます。

経済学部

年度	偏差値の幅
2023年	57.5~73.0
2024年	55.0~65.0
2025年	55.0~70.0

九州大学の経済学部の偏差値推移は、2023年は57.5~73.0、2024年は55.0~65.0、2025年は55.0~70.0です。2024年はどちらの学科も偏差値が前年度を下回っているので、合格難易度は低くなったと見られます。

2025年には経済・経営学科の最高偏差値が大きく上昇したことで、学部の偏差値の幅が広がる結果となっています。

理学部

年度	偏差値の幅
2023年	55.0~67.0
2024年	55.0~64.0
2025年	55.0~64.0

九州大学の理学部の偏差値推移は、2023年は55.0~67.0、2024年は55.0~64.0、2025年は55.0~64.0です。2024年にはどの学科も最高偏差値が前年度を下回っており、合格ハードルがやや下がったものと考えられます。

2025年の学部全体の偏差値は前年度から変化がなく、合格難易度も大きく変わっていないものと見られます。

医学部

年度	偏差値の幅
2023年	52.5~79.0
2024年	55.0~71.0
2025年	55.0~76.0

九州大学の医学部の偏差値推移は、2023年は52.5~79.0、2024年は55.0~71.0、2025年は55.0~76.0です。2024年には保健学科の偏差値が上昇した一方、医学科の偏差値はやや下降した結果、偏差値の幅が狭くなっています。

2025年には医学科の最高偏差値が大きく上昇したため、学科による偏差値の幅が大きく開いています。

歯学部

年度	偏差値の幅
2023年	57.5~70.0
2024年	57.5~64.0
2025年	57.5~64.0

九州大学の歯学部の偏差値推移は、2023年は57.5~70.0、2024年は57.5~64.0、2025年は57.5~64.0です。2024年には歯学科の最高偏差値が大きく下降しているため、合格ハードルは前年度より低くなったと見られます。

2025年の歯学科の偏差値は前年度と同水準で、合格ハードルもほとんど変わらないものと考えられます。

薬学部

年度	偏差値の幅
2023年	60.0~74.0
2024年	57.5~66.0
2025年	57.5~69.0

九州大学の薬学部の偏差値推移は、2023年は60.0~74.0、2024年は57.5~66.0、2025年は57.5~69.0です。2024年は最低偏差値・最高偏差値ともに前年度を下回っているため、合格難易度も下がったと考えられます。

2025年には2学科とも偏差値の最高値が上昇しており、合格ハードルはやや高くなったと見られます。

工学部

年度	偏差値の幅
2023年	55.0~68.0
2024年	55.0~64.0
2025年	55.0~64.0

九州大学の工学部の偏差値推移は、2023年は55.0~68.0、2024年は55.0~64.0、2025年は55.0~64.0です。2024年はどの学科でも最高偏差値が下がっており、学部の偏差値の幅が狭まっています。

2025年の学部全体で見た偏差値は前年度と変わらないため、学部の合格難易度はあまり変わっていないと見られます。

芸術工学部

年度	偏差値の幅
2023年	55.0~72.0
2024年	55.0~65.0
2025年	55.0~69.0

九州大学の芸術工学部の偏差値推移は、2023年は55.0~72.0、2024年は55.0~65.0、2025年は55.0~69.0です。2024年はどの学科も偏差値が下降する傾向にあり、合格ハードルも下がっていると見られます。

2025年には音響設計学科の最高偏差値が大きく上昇しており、学部の偏差値の幅が広がっています。

農学部

年度	偏差値の幅
2023年	55.0~67.0
2024年	55.0~64.0
2025年	55.0~64.0

九州大学の農学部の偏差値推移は、2023年は55.0~67.0、2024年は55.0~64.0、2025年は55.0~64.0です。2024年は唯一の学科である生物資源環境学科の偏差値が下がっているため、学部の合格難易度は前年度より低くなったと考えられます。

2025年の生物資源環境学科の偏差値には変化が見られないことから、学部の合格難易度は前年度から大きくは変わっていないと言えるでしょう。

九州大学の偏差値を同レベルの大学と比較！

ここからは、九州大学の偏差値を同レベルの大学と比較します。

・九州大学医学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学
・九州大学薬学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学
・九州大学共創学部と偏差値が同じ「環境・情報・国際」系学部を持つ大学
・九州大学芸術工学部と偏差値が同じ「芸術文化・造形」系学部を持つ大学
・九州大学工学部、理学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学
・九州大学歯学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学
・九州大学農学部と偏差値が同じ「農林・獣医・水産」系学部を持つ大学
・九州大学経済学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学
・九州大学文学部と偏差値が同じ「文・人文・人間」系学部を持つ大学
・九州大学法学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学
・九州大学教育学部と偏差値が同じ「教育・体育・人間発達」系学部を持つ大学

東進の偏差値データを元に、九州大学の各学部と偏差値が同じ大学の学部を見ていきましょう。

九州大学医学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
岐阜大学	医学部	医学科
島根大学	医学部	医学科

九州大学医学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学としては、「岐阜大学」「島根大学」が挙げられます。

いずれの大学も九州大学と同様に医学部医学科を持つので、医学科を目指す方であれば出願先の候補となります。九州大学は福岡県、岐阜大学は岐阜県、島根大学は島根県とそれぞれ立地はまったく異なるので、キャンパスへのアクセスも考慮して出願先を決めると良いでしょう。

九州大学薬学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
東京医科歯科大学	歯学部	歯学科

九州大学薬学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学としては、「東京医科歯科大学」が挙げられます。

偏差値こそ同じではありますが、東京医科歯科大学の学部は九州大学とは異なり、歯学部となっています。したがって、東京医科歯科大学は薬学分野に進みたい受験生の出願先としてはあまり適さないでしょう。

九州大学共創学部と偏差値が同じ「環境・情報・国際」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
お茶の水女子大学	生活科学部	人間・環境学科

九州大学共創学部と偏差値が同じ「環境・情報・国際」系学部を持つ大学としては、「お茶の水女子大学」が挙げられます。

同じ「環境・情報・国際」系学部ではあるものの、九州大学では共創学、お茶の水女子大学では人間・環境学と専門とする領域が異なります。そのため、出願の際には自分が本当に学びたい領域を学べる大学を選択しましょう。

九州大学芸術工学部と偏差値が同じ「芸術文化・造形」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
–	–	–

九州大学芸術工学部と偏差値が同じ「芸術文化・造形」系学部を持つ大学は、他に1校もありません。したがって、九州大学芸術工学部を志望する受験生が他の出願先を探したい場合は、九州大学よりも偏差値が高いもしくは低い大学から選択することになります。

なるべく偏差値の近い大学から「芸術文化・造形」系学部を持つ大学を探してみると良いでしょう。

九州大学工学部、理学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
お茶の水女子大学	理学部	数学科
千葉大学	理学部	物理学科
名古屋大学	工学部	化学生命工学科

九州大学工学部、理学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学としては、「お茶の水女子大学」「千葉大学」「名古屋大学」が挙げられます。

同系統の学部であっても、大学によって専門とする分野には違いがあります。例えばお茶の水女子大学では数学、千葉大学では物理を専攻することになります。どの分野を学べるかも把握した上で、出願先を検討しましょう。

九州大学歯学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
北海道大学	歯学部	歯学科
岡山大学	歯学部	歯学科

九州大学歯学部と偏差値が同じ「医学・薬学・歯学」系学部を持つ大学としては、「北海道大学」「岡山大学」が挙げられます。

どちらの大学も九州大学と同じく歯学部歯学科を持つため、九州大学歯学部歯学科を目指す受験生の出願先の候補となります。大学ごとの特色や指導方針の違いを比較し、どの大学に出願するべきか判断しましょう。

九州大学農学部と偏差値が同じ「農林・獣医・水産」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
東京農工大学	農学部	環境資源科学科

九州大学農学部と偏差値が同じ「農林・獣医・水産」系学部を持つ大学としては、「東京農工大学」が挙げられます。

偏差値が同じであるため、九州大学農学部を志望する受験生は東京農工大学への出願も検討できます。2つの大学は地理的には大きく離れているので、キャンパスへのアクセスなども考えた上で出願先を決定すると良いでしょう。

九州大学経済学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
横浜国立大学	経営学部	経営学科

九州大学経済学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学としては、「横浜国立大学」が挙げられます。

横浜国立大学の学部は経営学部となっているので、経営の分野に関心を持っている方であれば、出願先の候補となるでしょう。一方で、経済の分野を専攻したいと考えている方にとっては出願先として適さないと考えられます。

九州大学文学部と偏差値が同じ「文・人文・人間」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
京都府立大学	文学部	欧米言語文化学科
神戸大学	文学部	人文学科

九州大学文学部と偏差値が同じ「文・人文・人間」系学部を持つ大学としては、「京都府立大学」「神戸大学」が挙げられます。

特に神戸大学は九州大学と同じ人文学科を持つため、九州大学文学部を志望する方の出願先として挙げられます。京都府立大学は欧米言語文化学科となっているので、欧米言語について学ぶ意思がなければ出願先として適さないでしょう。

九州大学法学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
北海道大学	法学部	法学科
名古屋市立大学	人文社会学部	現代社会学科

九州大学法学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学としては、「北海道大学」「名古屋市立大学」が挙げられます。

北海道大学については九州大学と同様に法学部法学科を持つので、九州大学法学部を目指す方にとっての出願先の候補となります。一方、名古屋市立大学は人文社会学科となっており、法学部志望の方の出願先としてはあまり適しません。

九州大学教育学部と偏差値が同じ「教育・体育・人間発達」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
北海道大学	教育学部	教育学科
東北大学	教育学部	教育科学科

九州大学教育学部と偏差値が同じ「教育・体育・人間発達」系学部を持つ大学としては、「北海道大学」「東北大学」が挙げられます。

どちらの大学についても九州大学と同じく教育学部を持つため、九州大学教育学部を目指す受験生が出願することが考えられます。各大学の教育課程や交通アクセスも考えて、どの大学に出願するか決めると良いでしょう。

また、全国でおすすめの予備校が知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較！」もぜひ参考にしてください。

九州大学の偏差値から併願校を考案

九州大学を第一志望とするにあたり、「どの大学を併願すべきか」「安全校はどこを選べばよいか」といった悩みを持つ受験生も多いのではないでしょうか。

ここでは、九州大学の偏差値をもとに挑戦校・実力相応校・安全校のそれぞれの代表的な候補をご紹介します。自身の学力や志望分野と照らし合わせながら、併願校選びの参考にしてみてください。

挑戦校

九州大学は旧帝大のひとつとして、全国的にもトップレベルの難関大学に分類されます。そのため、挑戦校として選ばれる大学は東京大学・京都大学・大阪大学など、さらに偏差値の高い国立大学が中心となります。

特に九州地方の中では九大が最上位の扱いであるため、偏差値がこれよりも高い大学を探す場合は、首都圏など別エリアにまで視野を広げる必要があります。立地面にも注意しながら選ぶ必要があるでしょう。

なお国公立大学は入試日程が限られているため、上記の大学を九大と同時に出願することはできません。志望校ランクを変える場合は、偏差値や人気度も踏まえながら、慎重に選ぶようにしましょう。

ちなみに東京大学・京都大学・大阪大学は、後期日程試験を実施していません。そのため前期にこれらの大学に出願していた層が、後期日程では九州大学を選ぶというケースが見受けられています。

実力相応校

旧帝大である九州大学は、東北大学や北海道大学と特によく比較されています。これらの大学は地方旧帝大として偏差値帯や位置付けが似ていることから、九州大学の実力相応校として候補にあがります。

それぞれ得意としている研究内容や強みのある学部・学科が異なっているので、カリキュラムなども調べた上で志望校を決定するのがいいでしょう。

また、私立では早稲田大学も九大に近いレベルの難関校として挙げられます。ただし早稲田大学の場合、一般入試の科目数は少ない反面、記述力や論理力を問う独自色の強い問題が出題されるため別途対策が必要です。

さらに学費も大幅に変わってくるので、経済状況なども加味した上で出願先を検討しましょう。

安全校

九州大学の滑り止めとして安全校を探す場合、よく選ばれている大学としては福岡大学や西南学院大学が挙げられます。これらの大学は九大に比べて偏差値や入試難易度がやや下がるものの、地元志向の学生からの支持も厚く、教育水準や進路実績にも一定の評価があります。

また、これらの私大は学部によっては共通テスト利用選抜を活用できるため、九大の対策を進めながら滑り止めとして併願しやすいのも特徴です。

さらに、国立大学の長崎大学も後期日程での併願先として選ばれることが多いです。長崎大学は同じ九州エリアの国立大学であり、偏差値帯としては九州大学のやや下の位置付けとなっています。

九州大学の偏差値55.0~76.0はどのくらい難しい？

偏差値	上位何％か
55.0	30.9%
56.0	27.4%
57.0	24.2%
58.0	21.2%
59.0	18.4%
60.0	15.9%
61.0	13.6%
62.0	11.5%
63.0	9.7%
64.0	8.1%
65.0	6.7%
66.0	5.5%
67.0	4.5%
68.0	3.6%
69.0	2.9%
70.0	2.3%
71.0	1.8%
72.0	1.4%
73.0	1.1%
74.0	0.82%
75.0	0.62%
76.0	0.47%

九州大学の偏差値55.0~76.0というのは、具体的にどれくらい難しいのでしょうか。受験生の母集団が正規分布に従っていると仮定すると、55.0という偏差値は「上位30.9%」であることを指します。

つまり、受験生100人が受ける模試で30位以内に入る学力を持つ受験生であれば、九州大学への合格見込みがあるということを意味します。

この成績を目標として模試を繰り返し受け、現時点での学力を確かめましょう。

大学受験でおすすめの模試が知りたい方は「【大学受験の模試おすすめ2021】予備校が運営する人気の全国模試を紹介！」をぜひ参考にしてください。

九州大学の偏差値まで学力を上げるポイント

標準レベルの問題を確実に解けるようにする

九州大学の偏差値まで学力を上げるポイントとなるのが、標準レベルの問題を確実に解けるようにしておくことです。九州大学は旧帝大のひとつであり、国公立大学の中でも偏差値は高水準です。ただし、入試問題のすべてが難問というわけではなく、標準的な問題も多く出題されています。

したがって、標準問題をきちんと解けるようにしておけば、一定の得点は確保することができます。いきなり応用問題の対策をするのではなく、まずは標準レベルの問題を正確に解けるよう、繰り返し演習を行いましょう。標準問題を理解できれば、応用問題にも対処しやすくなります。

頻出分野は重点的に対策する

九州大学の偏差値まで学力を上げるためには、頻出分野を重点的に対策しておくことが求められます。九州大学の入試問題にはある程度決まった出題傾向があり、科目ごとに出題されやすい分野や問題が存在します。そのため、頻出となっている分野を対策しておくことで、得点を伸ばしやすくなります。

頻出分野を把握するためにおすすめなのが、過去問を実際に解いてみることです。どんな分野が出題されやすいかがわかったら、そこからの出題に対応できるように徹底的な対策を行いましょう。知識が抜け落ちている部分があれば、復習をすることも大切です。

記述式の解答ができるようにする

九州大学の偏差値まで学力を上げるポイントとして、記述式の解答ができるようにしておくことが挙げられます。

九州大学の入試では共通テストとは別に個別試験が課せられており、記述式の解答が求められます。そのため、ただ答えを出せれば良いというものではなく、解答に至るまでの過程を記述する力がなければ得点できません。

記述式の解答はすぐにできるものではないので、過去問や記述問題のテキストなどを用いて記述式の解答をするトレーニングを行いましょう。記述した内容に問題がないか、添削指導を受けるとより効果的な対策となります。

九州大学の基本情報｜大学の特徴や紹介動画をチェック

九州大学は、福岡県福岡市西区に本部を置く国立大学です。本部である伊都キャンパスの他に、筑紫キャンパスなど4つのキャンパスがあります。12種類と幅広い学部を持つのが特徴で、多種多様な領域の教育・研究に取り組んでいます。

医学部医学科の「在学生の声」では、学習だけでなく部活動を通じて協調性や社会性を身につけることができると紹介されています。

　大学入学後は、部活動に参加したり、アルバイトをしたり、色々な活動に参加するのは良い経験となると思います。様々な活動をする中で、協調性や社会性を身につける機会に恵まれると思うからです。特に部活動は、学生ならではの活動ですから、余裕があれば参加することをお勧めします。

九州大学医学部医学科「在学生の声」

また、九州大学の紹介動画を視聴したい方は、こちらの動画をご覧ください。実際のキャンパスの雰囲気を知ることができます。

関連サイト	九州大学公式ホームページ | Wikipedia
キャンパス住所	福岡県福岡市西区元岡744番地

九州大学の受験対策におすすめの予備校

九州大学の受験対策におすすめの予備校は以下の通りです。

・合格圏内の受験生：河合塾
・現時点で合格見込みが薄い受験生：武田塾
・医学部を目指す受験生：京都医塾

それぞれの予備校について詳しく見ていきましょう。

合格圏内の受験生：河合塾

九州大学への合格が見込めるだけの学力がある場合には、河合塾で受験対策をするのがおすすめです。河合塾では生徒の目的に応じてさまざまなコースを用意しているので、苦手分野を克服してさらに得点力を伸ばしたり、九州大学の入試に向けてピンポイントでの対策ができます。

また、優れた講師陣による映像授業も用意されているので、空き時間に映像授業を活用して効率良く学習することも可能です。偏差値が55.0以上で十分に合格の見込みがある方は、河合塾の利用を検討してみましょう。

河合塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【河合塾】の評判は悪い？大学受験やグリーンコース、授業の口コミレビューや評価はどう？」も参考にしてください。

現時点で合格見込みが薄い受験生：武田塾

現時点では九州大学への合格の見込みがないという方におすすめなのが、武田塾です。武田塾では授業をせず、個別カリキュラムでの徹底指導で逆転合格を目指すことを特徴としています。

生徒の学力や志望校から最適なカリキュラムを作成し、理解できるまで先に進まない指導法によって、合格に向けて着実に学力を伸ばせる予備校です。偏差値が55.0に届かないような受験生の方は、ぜひ武田塾の利用を検討してみてください。

また、武田塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【武田塾】口コミ評判はどう？料金（費用）・合格実績は？」も参考にしてください。

医学部を目指す受験生：京都医塾

九州大学の医学部を志望する受験生には、京都医塾をおすすめします。京都医塾は医学部受験を専門とする予備校で、国公立・私立を問わずさまざまな大学に合格実績を残しています。志望校に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで学習できるので、九州大学を目指す受験生にも適しています。

京都医塾の指導は、完全1対1での個別指導とレベル別の集団授業を組み合わせたものとなっています。

2つの指導形態を生徒の学習状況に応じて組み合わせることで、効率的な受験対策ができるのが特徴です。一人ひとりに個人ブースが用意されており、自主学習がしやすいことも強みとなっています。

京都医塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【京都医塾】口コミ評判や料金、合格実績を解説！医学部合格に強みのある医学部専門予備校」も参考にしてください。

さらに浪人生におすすめの予備校がどこか知りたい方は「浪人生におすすめの予備校ランキング！かかる費用や行かないとどうなるかを解説！」をご覧ください。

【2025年12月最新】九州大学の口コミ情報

九州大学の各キャンパスの口コミ情報は以下の通りです。

校舎名	口コミ評価
九州大学 伊都キャンパス	4.2（445件）
九州大学 大橋キャンパス	4.1（47件）
九州大学 筑紫キャンパス	4.0（60件）
九州大学 病院キャンパス	2.8（5件）
九州大学 箱崎サテライト	4.1（194件）

出典：Googleマップ