【埼玉大学の偏差値】埼大の入試難易度のレベル・ランク2024！教育や経済など学部別に難しい・簡単なのはどこか解説

埼玉大学の偏差値・難易度まとめ（2024年度）

この記事は、埼玉大学の受験生を対象にして学部・学科別ごとに偏差値を紹介しています。今回は、参考サイトとして以下の3つのサイトのデータを参照しています。

・河合塾Kei-Net
・ベネッセマナビジョン
・東進

なお、埼玉大学の学部の偏差値ランキングは以下の通りです。

偏差値（高い順）	学部
55.0~63.0	経済学部
55.0~62.0	理学部
55.0~61.0	教養学部

偏差値（低い順）	学部
47.5~62.0	教育学部
50.0~62.0	工学部

上表から埼玉大学の中では、教育学部の偏差値や入試難易度が低いことがわかります。なお今回は、他にも教養学部や経済学部など、埼玉大学の学部ごとの偏差値や難易度を紹介します。

この記事を読むことで、予備校ごとに算出された埼玉大学の偏差値や難易度が把握できます。その結果、志望校を選択するための参考として役立つでしょう。

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【学部・学科別】埼玉大学の偏差値はどのくらい？｜入試難易度のレベルやランク2024

埼玉大学の各学部の偏差値は以下の通りです。

学部	偏差値
教養学部	55.0~61.0
経済学部	55.0~63.0
教育学部	47.5~62.0
理学部	55.0~62.0
工学部	50.0~62.0

上の表より、埼玉大学の学部で最も偏差値が高いのは経済学部、逆に最も偏差値が低いのは教育学部であることがわかります。ただし、同じ学部であっても、実際の偏差値や合格難易度は学科によって差がある場合があります。

そのため、出願先を検討するにあたっては、学科ごとの偏差値についても把握しておくことが重要となります。

ここからは各学部・学科の偏差値について詳しく見ていきましょう。

教養学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
教養	55.0	58.0	61.0	69%（前期） 75%（後期）

埼玉大学の教養学部に属する学科は教養学科のみであり、その偏差値は55.0~61.0となっています。これは埼玉大学の学部としては3番目に高い偏差値であるため、教養学部は埼玉大学の中ではやや合格ハードルの高い学部と言えます。

大学入学共通テストの得点率について見ても、前期は69%、後期は75%と高めの水準を示しています。

経済学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
経済	55.0	60.0	63.0	68%（前期） 75%（国際プログラム枠） 74%（後期）

埼玉大学の経済学部に属する学科は経済学科のみで、その偏差値は55.0~63.0となっています。この偏差値は埼玉大学の学部としては最も高い数値であるため、経済学部は埼玉大学の学部の中で合格難易度が最も高いと考えられます。

合格の目安となる大学入学共通テストの得点率も高く、特に国際プログラム枠では75%と非常に高いです。

教育学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
小学－教育学	50.0	57.0	58.0	60%
小学－心理・教育実践学	52.5	57.0	58.0	62%
小学－国語	52.5	57.0	59.0	62%
小学－英語	52.5	57.0	59.0	64%
小学－社会	–	57.0	59.0	62%
小学－算数	52.5	56.0	59.0	63%
小学－理科	52.5	56.0	59.0	61%
小学－音楽	–	51.0	53.0	57%
小学－図画工作	–	52.0	53.0	55%
小学－体育	–	51.0	56.0	60%
中学－国語	55.0	57.0	60.0	62%
中学－英語	55.0	57.0	60.0	67%
中学－社会	–	56.0	62.0	70%
中学－数学	55.0	57.0	62.0	69%
中学－理科	52.5	57.0	60.0	69%
中学－音楽	–	51.0	56.0	60%
中学－美術	–	50.0	53.0	56%
中学－保健体育	–	51.0	56.0	65%
中学－技術	–	53.0	53.0	59%
中学－家庭科	47.5	53.0	57.0	62%
学校－乳幼児教育	50.0	57.0	59.0	64%
学校－特別支援教育	50.0	55.0	55.0	61%
養護教諭養成	–	57.0	57.0	64%

埼玉大学の教育学部の偏差値は、学科ごとに47.5~62.0です。この偏差値は埼玉大学の学部としては最も低いものであるため、埼玉大学の中では合格ハードルの低い学部であると見られます。

教育学部の中では中学－家庭科学科が偏差値47.5~57.0と特に低く、合格を狙いやすいと考えられます。

理学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
数学	57.5	58.0	60.0	67%（前期） 72%（後期）
物理	55.0	57.0	61.0	67%（前期） 72%（後期）
基礎化学	–	57.0	62.0	70%（前期） 69%（後期）
分子生物	–	58.0	58.0	59%（前期） 70%（後期）
生体制御	55.0	57.0	58.0	61%（前期） 69%（後期）

埼玉大学の理学部の偏差値は、学科ごとに55.0~62.0となっています。中でも偏差値が高いのは基礎化学科で、その偏差値は57.0~62.0です。逆に偏差値が低いのは生体制御学科で、その偏差値は55.0~58.0です。

したがって、理学部の中では基礎化学科がやや合格難易度が高く、生体制御学科が合格を狙いやすいと考えられます。

工学部

学科名	河合塾	ベネッセ	東進	共テ得点率
機械工学・システムデザイン	50.0	55.0	60.0	67%（前期） 70%（後期）
電気電子物理工	50.0	55.0	59.0	68%（前期） 72%（後期）
情報工	50.0	57.0	62.0	72%（前期） 76%（後期）
応用化学	50.0	56.0	59.0	65%（前期） 68%（後期）
環境社会デザイン	50.0	55.0	59.0	69%（前期） 74%（後期）

埼玉大学の工学部の偏差値は、学科ごとに50.0~62.0となっています。この偏差値は埼玉大学の学部としては教育学部に次いで低く、合格ハードルが低めの学部であると考えられます。

工学部の中では情報工学科の偏差値が50.0~62.0とやや高く、他の学科よりも合格難易度が高いと見られます。

埼玉大学の偏差値を同レベルの大学と比較！

ここからは、埼玉大学の偏差値を同レベルの大学と比較します。

・埼玉大学教養学部と偏差値が同じ「環境・情報・国際」系学部を持つ大学
・埼玉大学経済学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学
・埼玉大学教育学部と偏差値が同じ「教育・体育・人間発達」系学部を持つ大学
・埼玉大学理学部、工学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学

東進の偏差値データを元に、埼玉大学の各学部と偏差値が同じ大学の学部を見ていきましょう。

埼玉大学教養学部と偏差値が同じ「環境・情報・国際」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
福岡女子大学	国際文理学部	国際教養学科
金沢大学	人間社会学部	国際学科

埼玉大学教養学部と偏差値が同じ「環境・情報・国際」系学部を持つ大学としては、福岡女子大学、金沢大学が挙げられます。

偏差値が同じであることから、埼玉大学教養学部を志望する受験生にとって出願先の候補となります。

ただし、福岡女子大学は国際教養学科、金沢大学は国際学科と、いずれも国際的な分野を学ぶことになります。国際分野を学ぶ意思がなければ出願は避けた方が良いでしょう。

埼玉大学経済学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
岡山大学	法学部	法学科
東京都立大学	都市環境学部	都市政策科学科

埼玉大学経済学部と偏差値が同じ「法・経済・経営・商」系学部を持つ大学としては、岡山大学、東京都立大学が挙げられます。

ただし、岡山大学は法学部、東京都立大学は都市環境学部であるため、経済学部を志望する方の出願先としてはあまり適しません。埼玉大学経済学部を志望する方が別の出願先を探す場合は、経済学部を持つ大学から探してみましょう。

埼玉大学教育学部と偏差値が同じ「教育・体育・人間発達」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
京都教育大学	教育学部	学校教育学科
大阪教育大学	教育学部	初等教育学科
熊本大学	教育学部	中学校学科

埼玉大学教育学部と偏差値が同じ「教育・体育・人間発達」系学部を持つ大学としては、京都教育大学、大阪教育大学、熊本大学が挙げられます。

いずれの大学も教育学部を持ちますが、専攻する分野は異なります。例として大阪教育大学では初等教育、熊本大学では中学校教育について学びます。そのため、自分がどの分野の教育について学びたいか考えた上で出願先を検討しましょう。

埼玉大学理学部、工学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学

大学名	学部名	学科名
千葉大学	理学部	地球科学科
名古屋工業大学	工学部	創造工学教育学科
大阪市立大学	工学部	建築学科
大阪府立大学	生命環境科学部	応用生命科学科

埼玉大学理学部、工学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学としては、千葉大学、名古屋工業大学、大阪市立大学、大阪府立大学が挙げられます。

同じ系統の学部ではありますが、専門とする分野は大学によってさまざまです。例えば千葉大学では地球科学、名古屋工業大学では創造工学教育について学ぶことができます。自分がどの分野に進みたいかによって出願先を判断する必要があります。

また、全国でおすすめの予備校が知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較！」もぜひ参考にしてください。

埼玉大学の偏差値47.5~63.0はどのくらい難しい？

偏差値	上位何％か
47.0	61.8%
48.0	57.9%
49.0	54.0%
50.0	50.0%
51.0	46.0%
52.0	42.1%
53.0	38.2%
54.0	34.5%
55.0	30.9%
56.0	27.4%
57.0	24.2%
58.0	21.2%
59.0	18.4%
60.0	15.9%
61.0	13.6%
62.0	11.5%
63.0	9.7%

埼玉大学の偏差値47.5~63.0という数値は、どれくらいの難易度となるのでしょうか。受験生の母集団が正規分布に従っていると仮定すると、47.5という偏差値は「上位57.9~61.8%」であることを意味します。

つまり、受験生100人が受ける模試で57位以内に入る学力を持っていれば、埼玉大学に合格できる見込みがあるということになります。ただし、学部や学科によっては偏差値63.0が求められるため、その場合は上位9.7%に入る必要があります。

この学力を目標として模試を繰り返し受け、あとどれだけの学力が必要か確認しながら学習を進めましょう。

大学受験でおすすめの模試が知りたい方は「【大学受験の模試おすすめ】予備校が運営する人気の全国模試を紹介！」をぜひ参考にしてください。

埼玉大学の偏差値まで学力を上げるポイント

英作文で自分の考えを伝えられるようにする

埼玉大学の偏差値まで学力を上げるポイントとなるのが、英作文で自分の考えを伝えられるようにしておくことです。埼玉大学の英語の難易度は標準レベルですが、英作文が出題される特徴があります。

英作文の問題は、指定されたテーマや課題文に対して自分の考えを述べる形式となっています。英作文は十分な対策ができていないと本番で対応することは難しいため、過去問を利用するなどして普段から演習を行いましょう。

また、演習ではただ英作文を書いて終わりにするのではなく、塾や予備校などで添削を受けることでより効果的な対策ができます。

数学は標準問題を確実に押さえる

埼玉大学に合格するためのポイントとして、数学は標準問題を確実に押さえることが挙げられます。埼玉大学の数学は標準的な難易度の問題が中心で、教科書レベルの問題や典型的な問題も多く見られます。

中にはやや難易度の高い問題もありますが、そのような問題を無理に解こうとするよりも、標準問題を確実に解いていく方が得点を確保しやすいです。出題される範囲の基礎事項はすべて定着させておき、きちんと解けるようにしておきましょう。

また、試験問題を一度確認し、難易度が高めの問題や時間がかかりそうな問題は後回しにすると効率的です。

国語は記述問題の練習をする

埼玉大学に合格するためには、国語は記述問題の練習をしておくことが重要となります。埼玉大学の国語の問題は、評論文の読解問題が中心となっています。文章量はそれほど多くなく、問題の難易度も標準的なものです。

ただし、指定された文字数で解答を記述する形式の問題が出題されることが多いです。したがって、国語で得点するためには、記述問題への対応力が求められます。

過去問を解いてみるなどして、決められた文字数で解答をまとめる技術を身につけましょう。記述問題は時間がかかりやすいため、演習を繰り返して解答スピードを高めるのも大切です。

埼玉大学の基本情報｜大学の特徴や紹介動画をチェック

埼玉大学は、埼玉県さいたま市桜区に本部を置く国立大学です。本部である大久保キャンパスのほかに、東京都千代田区に東京ステーションキャンパスを設置しています。現在は5つの学部を持つ総合大学であり、国内外のさまざまな分野で活躍する人材を輩出しています。

理学部の「在学生・卒業生の声」によると、埼玉大学では早い段階から専門的な分野について学ぶことができるとのことです。

大学での勉強は、今まで小中高で行ってきた受動的な勉強とは異なり、能動的な学びが必要となり、努力すれば努力した分だけ自分の知識や思考力の向上につながっていると感じます。分子生物学科では3年次後期の必修実験を各研究室で行う制度が導入されたため、より早い段階から専門的な技術、知識を学ぶことができます。

埼玉大学理学部「在学生・卒業生の声」

また、埼玉大学のキャンパスの様子を知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。

関連サイト	埼玉大学公式ホームページ | Wikipedia
キャンパス住所	埼玉県さいたま市桜区下大久保255

埼玉大学の受験対策におすすめの予備校

埼玉大学の受験対策におすすめの予備校は以下の通りです。

・合格圏内の受験生：河合塾
・現時点で合格見込みが薄い受験生：武田塾

それぞれの予備校について詳しく見ていきましょう。

合格圏内の受験生：河合塾

現時点で埼玉大学への合格見込みがある受験生には、河合塾がおすすめです。河合塾には幅広いコースがあり、志望校別の対策をすることができます。そのため、埼玉大学受験に向けた対策を効率良く進めることができます。

また、河合塾ではプロ講師による質の高い授業が行われるため、合格に必要な学習法やテクニックも身につきます。そのため、偏差値が47.5以上あって埼玉大学への合格見込みのある方は、河合塾の利用を検討してみてください。

河合塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【河合塾】の評判は悪い？大学受験やグリーンコース、授業の口コミレビューや評価はどう？」も参考にしてください。

現時点で合格見込みが薄い受験生：武田塾

現時点で埼玉大学への合格見込みが薄い受験生には、武田塾がおすすめです。武田塾は授業をせず、個別カリキュラムによる指導で逆転合格を目指すことを特徴をしています。

武田塾のカリキュラムは合格から逆算したものとなっているため、現時点で後れを取っている生徒であっても、入試までに埼玉大学合格に必要な学力をつけることが可能です。

偏差値が47.5に届かず埼玉大学への合格見込みが薄い受験生は、武田塾を検討してみてください。

また、武田塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【武田塾】口コミ評判はどう？料金（費用）・合格実績は？」も参考にしてください。

さらに浪人生におすすめの予備校がどこか知りたい方は「浪人生におすすめの予備校ランキング！かかる費用や行かないとどうなるかを解説！」をご覧ください。