東進衛星予備校の料金や費用は高い?高1・高2・高3の平均授業料や月謝、年間学費の値段はいくら?

投稿日:2020/10/31

更新日:2023/10/19

facebook はてなブックマーク
※本ページは広告が含まれており、本サイトは広告収入により運営がされています。
※掲載されている情報は、記事作成日もしくは更新日時点の内容で、最新の情報でない可能性があります。

東進衛星予備校は、大学受験に挑む高校生や浪人生の学力を伸ばすための大手予備校の1つです。東進衛星予備校の利用を検討している方の中には、料金がどれくらいかかるかが気になる方もいることでしょう。

そこで今回は、東進衛星予備校の料金や費用について詳しく解説します。

「東進衛星予備校の料金はいくらかかる?」
「費用を抑えて東進衛星予備校を利用するにはどうするべき?」

このような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

今回の記事の内容をまとめると、以下のようになります。

・東進衛生予備校で1年でかかる平均授業料の目安は、135~204万円程度
・月謝料金という換算方法ではなく、ユニット料金システムが設定されている
・授業料以外にも、東進模試や特別講習などの費用がかかる
・料金を抑えるには、科目数を減らす方法や分割払いにすると方法などがある

この記事を最後まで読むことで、東進衛星予備校の料金の相場や内訳がわかります。また、料金の負担を抑えながら東進衛星予備校を利用する方法も理解できるでしょう。

東進衛星予備校の費用について知りたい方や、経済的な負担を抑えたい方は、この記事を参考にすることをおすすめします。

また、料金が安い大学受験塾としては、武田塾があります。

武田塾は授業をするのではなく、自学自習で「自分でできる」ようにするのが特徴の個別指導塾です。生徒一人ひとりの学力や志望校に合わせて個別カリキュラムを作成するので、無理なく学力を伸ばしていくことができます。

武田塾について詳しく知りたい方は、武田塾の口コミ評判をぜひ参考にしてください。

東進衛星予備校の料金や費用|平均授業料や年間の合計費用

東進衛星予備校に通うと、年間の平均授業料の1つの目安として、およそ1,353,000~2,046,000円(通期講座)程度の料金がかかります。

講座名 年間費用
通期講座 1,353,000~2,046,000円

通期講座とは東進衛星予備校で受けられる通常の映像授業のことで、90分の講義を20回受けることができます。

この通期講座の1つ目の魅力は、映像で講義を受講する点です。理解しているところは1.5倍再生、わからないところは映像を戻してゆっくり学習するといった、自分の実力に合わせて時間を有効活用した学習が行えます。

そして2つ目の魅力は、他の予備校に比べて前倒しで学習が進められる点です。東進衛星予備校なら、他の予備校が行う1年分の授業を2週間~3か月以内に学習し終えることができます。

このように学習内容が魅力的なことから、通っているほとんどの生徒が複数の授業を受講しています。

上表の1,353,000~2,046,000円という料金相場の変動額は、受講するコマ数によるものと考えられます。つまりあくまで1つの目安として考えて、受け方次第では年間100万円を切るような費用に抑えることも可能になります。

また、東進衛星予備校の指導法の特徴やどのような生徒におすすめかを詳しく知りたい方は「 【東進衛星予備校】口コミ評判はどう?ハイレベルな講師陣の映像授業で評価やレビューが良い大手予備校 」も参考にしてください。

東進衛星予備校の料金の仕組み|入学金・授業料・担任指導費用など

東進衛星予備校の通期講座の年間にかかる費用を見て、高いと感じた方も多いことでしょう。ここで、通期講座に通った場合にかかる年間費用の中にどのような料金が含まれているのかの内訳を、金額と共に紹介していきます。

内訳 料金
入学金 33,000円(税込)
通期講座 受講料(ユニット料金)※1講座あたり 77,000円(税込)
高等学校対応 理科基礎 57,750円(税込)
担任指導費 33,000円(高校1年生・高校2年生、税込)
44,000円(高校3年生、税込)

入学金

授業料のほかに掛かる料金の1つ目は、入学金です。東進衛星予備校に在籍するために、33,000円(税込)の入学金が必要となります。

こちらは概ね、他の大手予備校の入学金相場通りの金額と言えます。

通期講座 受講料(ユニット料金)

授業料のほかに掛かる料金の2つ目は受講料です。他の塾と異なるポイントは、東進衛星予備校には月謝システムがありません。その代わりに設定されているのが、ユニット料金システムです。

1ユニットは90分の講義を20回受けられる内容となっており、金額は77,000円(税込)です。希望するユニット数分の料金を支払うことになりますが、東進衛星予備校の生徒のほとんどが同時に複数のユニットを申し込みしています。

そのため、年間にかかる費用の平均が高額になっています。ちなみに、5ユニット以上の受講を希望した場合は、ユニット数に応じて受講料を割り引いてもらえます。

高等学校対応 理科基礎

授業料のほかに掛かる料金の3つ目は、理科基礎という講義です。理科基礎は90分の講座を15回受け、年間でかかる費用は57,750円(税込)となっています。

理科基礎は、国公立文系を目指す人を中心にセンター試験対策としてマスターしておきたい重要な科目です。これをしっかり学習しておくことで、センター試験の評価において得点源に変えられます。

担任指導料

授業料のほかに掛かる料金の4つ目は、担任指導料です。これは年に1度担任指導料として33,000~44,000円(税込)を払う必要があります。

この担任指導とは生徒1人に担任が付き、週に1度の学習進度状況の確認や模試の見直し、今後のスケジュール調整、目標の設定などを行ってもらえるものです。

東進衛星予備校の基本費用以外に掛かる料金|高1/高2/高3で値段が異なる?

東進衛星予備校では、基本費用以外に模擬試験を受けたり、講座を受講したりするための料金がかかります。例として、東進模試や特別講習、通年講習講座などが挙げられます。これらの料金は模試や講座ごとに異なるほか、学年によっても違っています。

以下では、東進衛星予備校の模試や講座について、学年別の料金や具体的な内容を紹介しています。料金や内容について把握した上で、必要な模試や講座を選択することをおすすめします。

東進模試

上記で紹介してきた通期講座に加え、東進衛星予備校では模試を受けることもできます。入試本番レベルの問題を解くことで、志望校の合格可能性判断をするだけでなく、ジャンルごとの学力分析が行えます。

学年 料金
高1生・高0生 12,650円(税込)
高2生 14,850円(税込)
受験生(高3生、高卒生) 29,700円(税込)

そして、東進衛星予備校の模試にかかる費用は上の表の通りで、学年によって費用が異なります。ちなみに、高校生0年とは中学生のことで、高校生レベルの学力を持っている中学生でも模試を受けることが可能です。

特別講習(夏期講習・冬期講習)

特別講習とは通期講座による学習に加えられる講習のことで、夏休みを利用した夏期講習と冬休みを利用した冬期講習があります。

特別講習の1つ目の魅力は、東進衛星予備校の生徒でなくても受講できる点です。入会金を払うことなく、一般の学生でも東進衛星予備校の講義が受けられます。

2つ目の魅力は、学力を格段にアップできる点です。学校が休みの期間に講習を受けることで、学習してきたことの整理や復習、苦手科目の強化、目標に向けた徹底的な学習が行えます。そのため、学力アップや他の人との差をつけることが可能です。

通年講習講座(単科受講科)

通年講習講座とは、特定単元の学習強化や苦手分野克服を目的として短期間集中でポイントを学習できる講座のことです。科目、学年、講習レベルから自分に合った講習を選べます。

講座名 料金
講習講座(90分×5回+講座修了判定テスト1回) 19,250円(税込)
講習講座(90分×10回+講座修了判定テスト1回) 38,500円(税込)

講習講座は、1コマ90分の講義で計5回もしくは計10回のコースから選ぶことが可能です。授業のコマ数を倍にすると、それに伴って料金も倍になります。

また、講座終了後には判断テスト(1回)を受けられるので、学習内容が身についたかどうかしっかり確認することができます。

記述型答案練習講座、入試直前まとめ講座、直前必勝講座(受験学年対象)

記述型答案練習講座とは、その名の通り、記述試験において得点の取れる答案を作成する力を付けるための講座です。90分の講座を5回受講できることに加え、答案の添削指導を最大5回まで受けられます。

入試直前まとめ講座とは、試験本番を目前に控えた時期に行う、入試における重要事項を整理するための講座です。この講座では、90分の授業を2~5回受講できることに加え、受講終了時には講座終了判定テストを受けられます。

直前必勝講座とは、入試直前期に効率的な学習を行うための講座です。過去問の分析による出題率の高い問題や正答率の低い問題を総ざらいし、入試合格の確度を大きく高めることができます。なお、この講座は90分の授業を2コマ受講できます。

講座名 価格
記述型答案練習講座(授業90分✕5回、添削指導5回) 38,500円(税込)
入試直前まとめ講座(授業90分✕5回、講座修了判定テスト1回) 19,250円(税込)
直前必勝講座(授業90分✕2回、直前必勝教材つき) 7,700円(税込)

過去問演習講座(受験学年対象)

過去問演習講座とは、東進によってセンター試験、難関大の過去10年分の入試問題を徹底研究にすることによって作られた講座です。

国公立大、私大、併願校の全ての対策に対応しており、志望する大学に応じて細かく講座の種類が分かれているため、ニーズに合わせて最適な講座を受講できます。

なお、対象大学の試験内容に応じて、下記に挙げるいずれかの受講料が適応されます。

講座名 料金
国公立二次対策(採点・添削・解説授業有) 102,300円(税込)
国公立二次対策(採点・添削有) 56,100円(税込)
私大対策(採点・添削・解説授業有) 90,200円(税込)
私大対策(採点・解説授業有) 84,700円(税込)
私大対策(採点有) 38,500円(税込)
併願校対策 38,500円(税込)
私大併願対策 84,700円(税込)

志望校別単元ジャンル演習講座(受験学年対象)

志望校別単元ジャンル演習講座は、東進が開発した、AIの力で生徒を合格へ導くための学習システムです。過去の受験生の学習履歴をもとに、AIによって生徒それぞれの課題を特定し、志望校の合格に向けて取り組むべき問題や分野を提案します。

志望校別単元ジャンル演習講座の料金は以下の通りです。

講座名 料金
志望校別単元ジャンル演習講座 102,300円(税込)

東進衛星予備校の料金(学費・授業料)は高い?他の学習塾と金額を比較

冒頭で紹介したように、東進衛星予備校に通わせると年間にかかる費用は1,353,000~2,046,000円です。この金額をみて「高い…」と感じた人も多いことでしょう。実際に、「東進衛星予備校の料金は高い」という口コミもいくつかあります。

そこでここからは、東進衛星予備校の他に河合塾マナビス、Z会進学教室、明光義塾、個別指導塾トライプラスを取り上げて、90分授業を20コマ受けた場合の費用を比較してみましょう。

90分授業を20コマ受けた場合の月謝料金の目安

塾名 高校3年生
東進衛星予備校 77,000円(税込)
河合塾マナビス 76,400円(税込)
Z会進学教室 61,312円(税込)
明光義塾 80,000円(税込)
個別指導塾トライプラス 88,000円(税込)

比較してみると、東進衛星予備校の費用77,000円(税込)は、5塾の中で3番目に安い結果になりました。

具体的には、明光義塾や個別指導塾トライプラスよりはリーズナブルな価格で受講することができます。これらの塾で比較すると、東進衛星予備校の授業料の安さを感じられます。

5つの塾の中ではZ会進学教室が61,312円(税込)と最も安く、費用をできるだけ抑えたいという受験生に向いていると言えます。

90分授業を20コマ受けた場合の年間費用の目安

塾名 高校3年生
東進衛星予備校 924,000円(税込)
河合塾マナビス 916,800円(税込)
Z会進学教室 725,744円(税込)
明光義塾 960,000円(税込)
個別指導塾トライプラス 1,056,000円(税込)

上の表より、年間費用で比較すると、924,000円(税込)の東進衛星予備校は3番目に安いことがわかります。具体的には、960,000円(税込)の明光義塾や1,056,000円(税込)の個別指導塾トライプラスよりも年間費用が安いということになります。

一方で東進衛生予備校の学費は、916,800円(税込)の河合塾マナビスや725,744円(税込)のZ会進学教室よりは年間費用が高くなります。河合塾マナビスとの費用の差はそこまで大きくありませんが、Z会進学教室とは20万円近い差がついています。そのため、年間費用の安さを重視する方にはZ会進学教室が向いていると言えます。

もちろん、塾を選ぶ上では料金だけではなく、講師の質や合格実績、サポート体制や校舎の通いやすさなどの項目も併せてチェックしましょう。

東進衛星予備校の料金(学費・授業料)が高いと感じるときは?

東進衛星予備校の料金が高いと感じる場合には、どうすれば良いのでしょうか。東進衛星予備校の料金の負担を抑えるには、いくつかの方法があります。

以下では、料金を抑えるための具体的な方法や、その注意点について解説します。

受講する科目数を減らす

東進衛星予備校の料金を抑える方法として、受講する科目数を減らすことが考えられます。多くの科目を受講しようとすれば、それだけ受講料がかかることになります。

そのため、必要な科目だけを選択して受講することが料金を抑えるためのポイントとなります。志望校の受験に必要のない科目や、独学で対策できそうな科目を受講しないことで、受講する科目数を減らすことができます。申し込みの前に、本当に受講の必要がある科目か確認してみましょう。

分割払いを検討する

東進衛星予備校の料金の負担を抑えるには、分割払いにするという方法もあります。東進衛星予備校の料金は通常は一括払いですが、校舎の窓口で申し込むことで分割払いにすることができます。

なお、分割払いにするためには東進が指定したローンを借りることになります。ローンを組むためには審査があることや、手数料がかかることには注意が必要となります。どうしても一括払いが難しい場合には、分割払いにすることを検討してみましょう。

「3講座無料招待」キャンペーンを利用してみる

東進衛星予備校では、3講座無料招待キャンペーンを用意しています。東進衛星予備校が行っている65講座の中から、自分にピッタリの講座を3つ選べ、3講座分の費用57,750円相当が無料となります。

また、東進衛星予備校への入会金も必要なく、テキスト代についてもすべて無料となっています。受講できる資格者は高校生0年、1年、2年生で、1講座につき90分×5回+講座終了判断テスト付きの内容となっています。

まとめて受講してユニット割引を利用する

もう1つ、東進衛星予備校にお得に通える方法を紹介しておきましょう。それは、受ける講座数を増やすことです。東進衛星予備校に通うとかかる年間の費用は、入学金、担任指導費、授業料、模試費用の合計となります。

この中で授業料に関しては、ユニット割引が用意されています。ユニット割引とは複数の講座を組み合わせて申し込んだ場合に適用されるもので、受講講座数を増やせば増やすほどお得な割引が適用されます。

仮に5ユニットで申し込んだ場合は約3万円、10ユニットなら約10万円も割り引いた価格で受講することが可能です。

受験生チャレンジ支援貸付事業を利用する

東進衛生予備校の学費負担を抑えるために、受験生チャレンジ支援貸付事業を利用することができます。受験生チャレンジ支援貸付事業とは、進学の意欲があるにもかかわらず経済的な問題で学費の支払いが難しい方に向けた制度で、東京都内の中学3年生・高校3年生及びこれに準ずる方が対象となっています。

受験生チャレンジ支援貸付事業を利用すれば、塾の受講料や志望校の受験料といった進学に必要な資金の貸付が無利子で受けられます。さらに、高校・大学に入学することができれば返済が免除される制度であるため、将来の返済の負担が軽いことも特徴と言えます。

貸付の対象となるのは学習塾などの受講料・高校の受験料・大学の受験料の3つで、貸付限度額は対象によって異なります。

学習塾などの受講料は20万円、高校の受験料は2万7,400円、大学の受験料は8万円が上限です。申し込み手続きは区市町村窓口から行うので、利用したい場合はまずは窓口に相談してみましょう。

出典:受験生チャレンジ支援貸付事業

奨学金制度を利用する

奨学金の中には、塾の学費を支払うために使えるものもあります。ここでは例として、ゴールドマン・サックス大学受験給付型奨学金について取り上げます。

ゴールドマン・サックス大学受験給付型奨学金は大学・短大への進学を希望する高校生及び1浪生が対象で、進学の準備に必要な費用と入学にかかる費用が給付される制度です。

給付される金額は受験応援金が5万円、入学準備金が10万円で、合計15万円を受給できます。また、受験に関する情報提供やオンラインイベントといった受験伴走支援を利用することも可能です。他の奨学金制度との併用ができるので、すでに奨学金を利用している方が応募するのも良いでしょう。

応募にあたっては所得に関する条件があり、児童扶養手当受給世帯である、住民税非課税世帯である、前年度の世帯収入が基準以下であるなどいずれかの条件を満たす必要があります。申し込み手続きはオンラインで行い、審査の結果はメールで届きます。

出典:ゴールドマン・サックス 大学受験給付型奨学金

また、東進衛星予備校の指導法の特徴やどのような生徒におすすめかを詳しく知りたい方は「 【東進衛星予備校】口コミ評判はどう?ハイレベルな講師陣の映像授業で評価やレビューが良い大手予備校 」も参考にしてください。

facebook はてなブックマーク

関連記事

この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます。

東京農業大学の偏差値・難易度まとめ(2023年度) ・東京農業大学の偏差値は40.0~63.0 ・東京農業大学の最低偏差値40.0は、大学上位84.1%の難易度 ・偏差値が最も高いのは、応用生物科学部の47.5~63.0…

電気通信大学の偏差値・難易度まとめ(2024年度) ・電気通信大学の偏差値は55.0~61.0 ・電気通信大学の最低偏差値55.0は、大学上位30.9%の難易度 ・電気通信大学は学部が1つのみであり、情報理工学部の偏差値…

ナビ個別指導学院の料金内訳|年間の合計費用 生徒一人一人の理解度に合わせた個別授業を行うナビ個別指導学院ですが、やはり子どもを通わせるにあたってどのくらいの費用がかかるのか気になるところです。まずは、ナビ個別指導学院の各…

七田式は、「七田式教育」として有名です。そんな七田式で勉強を学びたいと考えている方の中には、料金がどれくらいかかるのか知りたい方も多いでしょう。 そこで、今回は七田式の料金について詳しく見ていきましょう。 ・七田式の年間…

東進衛星予備校は、大学受験に挑む高校生や浪人生の学力を伸ばすための大手予備校の1つです。東進衛星予備校の利用を検討している方の中には、料金がどれくらいかかるかが気になる方もいることでしょう。 そこで今回は、東進衛星予備校…