予備校をやめたい!途中でやめる前に必ず考えるべき3つのこと!
投稿日:2021/03/18
更新日:2023/10/24
目次
予備校を途中でやめたいと思ったときに考えられる原因は?
予備校に通っている受験生の中には、予備校をやめたいと思っている方も少なくないことでしょう。そんな受験生は、どうして予備校をやめたいと思ってしまうのでしょうか。ここでは予備校をやめたくなる原因や、やめる前に考えるべきことを紹介します。
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成績が上がらない
予備校をやめたいと思う原因のひとつが、予備校に通っているにも関わらず思うように成績が上がらないことです。予備校で頑張って勉強しているのに成績が伸びないときや、予備校の同じクラスの友達だけが成績が上がっているときにやめたいと思うことが多いです。
せっかく予備校に通っているのに成績が上がらないと、この予備校は自分に合っていないのではないか、通う意味がないのではないかと考えるようになり、予備校をやめたくなる理由となります。
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そもそも勉強のやる気がない
予備校をやめたいと考えるようになる原因としては、そもそも勉強のやる気がないことが挙げられます。勉強することへの意欲がなければ、予備校で指導を受けることも苦痛になってしまうため、やめたいという気持ちが強くなってしまいます。
やる気がない状態で指導を受けても成績は伸びにくく、さらにモチベーションが下がってしまうこともあります。特に、生徒本人の意思ではなく親に通わされている場合などは、やる気が出ずにやめたいと思ってしまうことが多いです。
どうしても予備校が自分に合わず、やる気が出ないのであれば、親を説得することも考えてみましょう。
行きたい大学など明確な目標がない
行きたい大学など明確な目標がない場合にも、予備校をやめたいと考えてしまう原因となります。志望校などの目標がはっきりしているのであれば、それを実現するために学習に打ち込めるようになるので、予備校をやめようと考えることは少なくなります。
しかし、具体的な目標がないままに予備校に通っていると、何のために勉強しているのかがわからなくなってしまい、モチベーションを保てなくなってしまうのです。
予備校に通う際には、最初に志望校などの目標をひとつ決めておくことをおすすめします。入会の際に面談やカウンセリングが行われることも多いので、そこで目標について相談してみましょう。
忙しくて通う時間がない
予備校をやめたくなる原因としては、忙しくて予備校に通う時間がないことも挙げられます。特に部活動に所属している現役の高校生の場合は、学校の勉強と部活動、予備校の3つに費やす時間を確保するのは非常に難しく、すべてをこなそうとするとスケジュールがハードなものとなります。
学校の勉強や部活動に時間を割いていると予備校での勉強に使う時間がなく、体力的にも苦しいので通うのがつらくなってしまい予備校をやめたくなる原因となります。
人間関係がうまくいっていない
人間関係がうまくいっていないことも、予備校をやめたくなる原因として多く見られます。予備校には多くの人間が集まるので、一緒に授業を受けるクラスメイトと喧嘩をして仲が悪くなったり、指導を担当する講師が苦手なタイプの人間で関わりたくないといったケースがあります。
このように人間関係にトラブルが起きてしまうと、予備校に通うこと自体が嫌になってしまい、学習へのモチベーションがなくなって予備校をやめたくなる原因となります。
予備校に行きたくないと感じている方は「予備校に行きたくない!浪人生が塾に行きたくない原因と対処法を解説!」もぜひ参考にしてください。
予備校をやめる前に必ず考えるべき3つのこと
予備校をやめたくなったからといって、即座にやめてしまうのは良くありません。ここでは、予備校をやめる前に必ず考えるべきことを解説します。
今の予備校で悩みを解決できないか
予備校を途中でやめてしまうことにはいくつかのデメリットがあります。例えば、予備校での学習の進捗が中途半端なところで終わってしまいます。別の予備校で学習する際には、また最初からやり直さなければならないこともあります。
金銭面では、途中でやめてしまうと納めた入学金や授業料が返ってこないことが多いため、経済的な負担が大きくなってしまいます。また、通っている予備校をやめて別の予備校に移ったとしても、また同じような悩みができてしまい、やめたいと思うかもしれません。
予備校をやめることにはこのようなデメリットがあるので、できるだけ今の予備校で悩みを解決した上で通い続けることができないか考えてみることをおすすめします。
親に伝えて納得するか
予備校をやめる場合に考えなければならないのが、やめることを親が納得してくれるかということです。
親に納得してもらうためには、ただやめたいという気持ちを伝えるだけでは難しいでしょう。特に、忙しいから予備校をやめたいという理由では納得してもらえないことが多いです。
そのため、予備校の指導方法が自分と合わない、別の予備校に移った方が成績が伸びるなど、予備校をやめることに説得力のある理由を用意しておくことが大切です。
さらに、そもそも予備校に通う目的が「成績を上げること」や「第一志望に合格すること」であるため、予備校をやめることを親に納得してもらうには、「やめた方が成績が上がり、第一志望校に合格する可能性を高められる」という趣旨の内容を、論理立てて伝える必要があります。
やめた後に勉強する環境を確保できるか
予備校をやめるときには、実際にやめた後はどこで勉強するかについても考えておく必要があります。当然のことですが、予備校をやめるとそこで提供されていた自習室は使えなくなってしまいます。
そのため、急に予備校をやめてしまうと勉強をするための環境がなくなってしまい、勉強が停滞してしまうことがあります。他に自習に適した環境を確保することができるか、すぐに別の予備校に移れるかなどを考えてからやめるようにしましょう。
予備校をやめた生徒のパターンを紹介
東進をやめた生徒の事例
こちらは、東進をやめたいという方の口コミです。やめたいとは思ったものの、親を説得することができず続けることになってしまったとのことです。予備校をやめたいと思っても、実際には親を説得する必要があるため、やめるのは簡単なことではないと言えます。
また口コミでは、そもそも映像授業が自分には向いていないことにも後で気づいたとのことです。東進に通う際は、映像授業で学習するのが自分に合っているかも考えておきましょう。
私は東進に通っていますが、あまり会わないと思い始めています。
来年度にとる講座を,以前決めるという会があったのですが
先生に見せられた書類に驚きました。自分が選択したのと全く異なるのが入っていて
コマ数も,大きくなっていました。これが奴の作戦かと思いました。
しかしその時の私は考えることを放棄していたので
何も考えずに親に渡してしまいました。高一から通ってることもあって高2の終わりにいきなり
辞めたいなんていったらどう思われるか困ります。前、辞めたいと言ったのですが、言いくるめられました。
やっておいた方がいいとかそんな感じです。私は映像授業が向いてないことに最近気づき始めました。
ただそこに友達がいるから続けようとしていた。引用:教えて!goo
以下は、東進をやめたいと考えている高校1年生の女子による意見です。東進に通い始めたものの、チューターとの面談で具体的なアドバイスがあまりもらえず、担任指導料が発生することに不満を感じているとのことです。
勉強に関して詳しくアドバイスをしてほしい場合や、きめ細かな指導を受けたい場合には、東進はあまり向かない可能性があります。体験指導を受けるなどして、講師やチューターとの相性を確かめておくのが良いでしょう。
東進をやめたい。
高校1年生の女子です。東進に夏休みから通い始めたのですが、辞めたくなっています。チューターさんと面談をしても、受講を進めよう、高速基礎マスターをしよう、としか言われません。勉強の右も左も分からないけど難関大には行きたい!って状態で入ったので、もう少しきめ細かく指導して欲しかったです。これで担任指導料として数万払うのはあまりにももったいないと思いました。引用:Yahoo!知恵袋
河合塾をやめた生徒の事例
こちらは、河合塾をやめたい生徒から寄せられた声です。河合塾に通い始めたところ、雰囲気や環境が自分に合っておらず、やる気も起きなくて続けるのが苦痛になっているとのことです。
このように、予備校の指導内容や雰囲気が自分に合っていないと、かえって学習へのモチベーションが下がってしまう原因となります。予備校を利用する場合は、カウンセリングや体験授業などを利用して、予備校が自分に合っているのか確かめておく必要があります。
4月から河合塾に通っているのですが、いざ始まってみると雰囲気や環境になじめません。やらされている感があってやる気が起きないし苦痛です。テキストも何か合わないし、予備校には向いていないのかもしれません。
現役の時は予備校には行っていませんでした。敗因は参考書にいろいろ手を出して、その結果消化不良になったという感じです。なので予備校を辞めて宅浪して図書館で苦手分野を潰していこうかと考えています。ですがネックなのはお金です。すでに50万ほど振り込んでいて、親に申し訳ないです。ですから辞めるべきか悩んでいます。
引用:教えて!goo
予備校をやめた後の3つの選択肢
予備校をやめた後に取る選択肢としては、以下の3つがあります。よく考えて自分に合った道を選びましょう。
独学で勉強する
予備校をやめて、独学で受験勉強をするという方法があります。時間や場所に縛られずに自由に勉強できるという点ではメリットがあります。
しかし独学で勉強する場合には、どの科目のどの分野をいつまでにどのくらい進めるかなど、受験本番までの学習スケジュールをすべて自分で考えなくてはなりません。
また、学習内容をすべて自力で理解していく必要があり、思うように学習が進まないこともあります。そのため、効率の良い勉強をしたいという方や、逆転合格を目指したい方にはあまりおすすめできない選択肢となります。
他の予備校に通う
現在通っている予備校の講師の教え方がわかりにくかったり、予備校の指導方針が合わないという理由でやめる場合であれば、やめた後で他の予備校に通うという選択肢があります。もっと自分に合った指導をしてくれる予備校に移ることができれば、現在よりも効率的に学力を伸ばせるようになります。
他の予備校に通う場合には、できるだけ自分に合った予備校を選ぶことが重要です。体験授業を受けるなどして、最適な予備校を選ぶようにしましょう。
浪人生におすすめの予備校がどこか知りたい方は「浪人生におすすめの予備校ランキング!かかる費用や行かないとどうなるかを解説!」をぜひ参考にしてください。
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家庭教師や通信教育に切り替える
家庭教師や通信教育であれば、予備校に通うのとは異なり、自宅で自分の好きなペースで取り組むことができます。自分なりのペースで勉強することができるので、時間的・体力的な余裕も生まれる点もメリットと言えます。
また、学習カリキュラムや指導方法も自分に合わせて調整してもらえるので、着実に学力を伸ばしていくことができます。予備校に通って授業を受けるのが合わないのであれば、家庭教師や通信教育を検討してみましょう。
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さらに、おすすめの通信教育が知りたい方は「おすすめの通信教育ランキング!小学生や中学生の家庭学習に最適なのは?」をぜひ参考にしてください。