予備校とは?塾の違いや、それぞれに向いている人の特徴を徹底解説!

投稿日:2020/05/09

更新日:2022/04/14

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予備校と塾の違いとは?

学習のために予備校や塾に通いたいと考えている方にとって疑問となるのが、予備校と塾ははたしてどう違うのかということでしょう。ここでは、予備校と塾にはどのような違いがあるのかについて取り上げます。さまざまな面での違いを見ていきましょう。

項目 予備校
目的 大学受験 学校定期テスト対策、中学受験、高校受験、大学受験
対象生徒 高校生、浪人生 小学生、中学生、高校生、(浪人生)
授業形式 講師1:生徒100などの集団指導
(中には少人数指導や個別指導もある)
講師1:生徒20などの少人数指導
講師1:生徒1~2などの個別指導
講師 プロとされる専門講師で指導力が高い 正社員の他にアルバイト講師もいて講師の質に差がある
指導科目 国語(現代文、古文、漢文)
数学ⅠA、ⅡB、ⅢC
英語(ライティング、リスニング)
理科(物理、化学、生物、地学)
社会(日本史、世界史、政治経済、現代社会、倫理)
面接
小論文
国語
算数(数学)
英語
理科
社会
進路指導 担任やチューターによるサポート 指導講師が一貫して進路指導も担当
講師との距離感 ある程度距離感がある 距離が近く気軽に相談できる
開校時間 9〜21時など 14〜20時など
学費 年間100〜300万円 月額1〜5万円
学生寮 直営寮や提携寮がある予備校も ないところが多い
代表例 駿台予備校
河合塾
代々木ゼミナール
四谷学院
など
武田塾
SAPIX
日能研
四谷大塚
早稲田アカデミー
など

おすすめの予備校が知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」をぜひ参考にしてください。

また、おすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。

※全国にある塾や予備校の中で、特に人気が高い武田塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【武田塾】口コミ評判はどう?料金(費用)・合格実績は?」も参考にしてください。

目的

予備校と塾とでは、まず学習の目的に違いがあります。

予備校の目的は主に大学受験です。志望校に合格するため、高校生や浪人生が大学受験に向けて利用するものです。

一方で塾の目的は、主に定期テスト対策、中学受験、高校受験です。つまり学校の授業やテストについていくための学習や、小学生や中学生の受験対策をするために利用するものです。ただし、一部大学受験を目的とした高校生対象の塾も存在しています。

このように予備校と塾では利用する目的が違っているので、まずは目的によってどちらを利用するか決めましょう。

対象生徒

予備校と塾とでは、指導の対象としている生徒が異なるため事前に確認しておきましょう。

予備校は高校生や浪人生を対象としていて、塾では小学生、中学生、高校生、浪人生と幅広い層の生徒を対象としています。

ただし塾というと小・中学生をメインで指導するのが一般的で、高校生で塾に通っているのは、中高一貫校に通う生徒が中学の頃から通っている塾に、高校に上がっても継続して通うケースが多いです。

授業形式

予備校と塾では授業形式も異なっています。

予備校は授業を受ける人数が非常に多いことから、基本的には講師から一方通行の集団指導になります。授業中に質問したり、生徒の理解度に合わせて指導してくれることはまずありません。ただし、中には少人数指導や個別指導の予備校もあります。

それに対して、塾では主に生徒が20名ほどの少人数指導になっているので、授業中に講師が生徒に当てたり、生徒から講師に質問したりできるという特徴があります。

予備校や塾選びの際には、集団指導か少人数指導かを確認して、自分に合っている指導形式をとっている方を選択することをおすすめします。

ハイレベルな集団指導の講義を受けたいなら予備校、双方向のコミュニケーションによる丁寧な指導が受けられる少人数指導が良いなら塾を選んでおくと良いでしょう。まずは体験授業を受けてみてどっちが合うのかを確認してみることもおすすめします。

講師

予備校と塾とを比較してみると、実際に指導を行っている講師の面でも大きな違いがあります。

予備校で指導を行う講師は、雇用形態としては「個人事業主」や「契約社員」で1年契約であることから、講義がわかりにくかったり人気がないと続けることができません。つまり予備校では、それだけ講師による指導の質が優れていることが保証されています。

また予備校の講師の仕事は講義のみであるため、指導することに集中しやすいということも講師の質の高さにつながっています。

一方で塾で指導を行う講師は、塾の正社員または大学生のアルバイトが担当しており、講師によって指導の質がバラバラになっています。

塾の講師の仕事はテスト作成や添削、予算管理や広告チラシの作成など幅広く、指導とはあまり関係のない雑務も多いため、指導に集中できず質に差ができてしまいやすい環境と言えます。

予備校や塾を選ぶにあたって、講師の指導の質にこだわりたい場合には、質の高さがある程度保証されている予備校を選択することをおすすめします。

指導科目

予備校と塾とでは、指導科目にも違いがあります。

予備校の指導科目は、国語(現代文、古文、漢文)、数学ⅠA、ⅡB、ⅢC、英語(ライティング、リスニング)、理科(物理、化学、生物、地学)、社会(日本史、世界史、政治経済、現代社会、倫理)、面接、小論文です。

予備校の主な目的は大学受験対策なので、このように幅広い科目を網羅しています。この中から文系・理系や、志望校の受験科目に合わせて指導科目を選ぶことになります。

また、大学受験の中でも医学部や一部の学部の入試では、面接、小論文の試験が実施されることがあります。そのため、そのような学部の受験指導に対応している予備校では、このような受験科目も指導対象に含まれています。

一方で塾では、国語、算数(数学)、英語、理科、社会が指導科目になります。小学校、中学校の塾では、定期テスト対策として苦手教科だけを指導してもらうケースも見られます。

進路指導

予備校と塾とでは進路指導の体制にも違いが見られます。

予備校の講師は講義のみを担当し、進路指導については代わりに担任やチューターが行う仕組みになっています。予備校では豊富な情報を取り揃えていて、特に大学受験情報はたくさん提供してもらうことができます。

それに対して、塾では授業をする講師が進路指導も担当してくれる仕組みになっています。そのため、講師が生徒の状態をより理解した上で進路相談に乗ってくれたり、アドバイスをしてくれるというメリットがあります。

したがって、進路指導の面で比較してみると、塾の方が同じ講師が担当してくれるため、安心感があるとも言えます。入試情報の量を重視するなら予備校、同じ講師によるサポートを重視するなら塾が良いでしょう。

講師との距離感

予備校と塾の違いとして、講師との距離感も挙げられます。

予備校の場合は、ある程度の距離感があります。予備校では授業を受ける生徒数が非常に多いため、講師が生徒1人1人の質問や相談に応じることは難しいです。

例えば、東進の林修先生のようなカリスマ講師が、生徒一人ひとりの悩みに時間をかけて寄り添ってくれるようなイメージはあまりないでしょう。このように、特に大手予備校の有名講師などの場合は、近寄りがたい雰囲気があるかもしれません。

一方、塾の場合は、距離が近く気軽に相談できます。予備校に比べると授業を受ける人数が少ないので、いつでも気軽に質問できる雰囲気があります。

塾の講師は、ただ授業をするだけでなく進路指導も行うため、いつも生徒と近い距離にいてくれる存在と言えます。また、アルバイト講師などは生徒と年齢が近いことも多いので、お兄ちゃん・お姉ちゃん的な存在としてより相談しやすいでしょう。

開校時間

予備校と塾のわかりやすい違いの1つに、開校している時間帯が挙げられます。予備校と塾では開校時間が異なっていて、予備校は朝から、塾は昼過ぎから開くことが多いです。

この塾の開校時間である「昼過ぎ」という時間帯は、学校の授業を終えてから学習したい小学生や中学生に合わせた時間帯であると言えます。

このような理由から、朝から夜まで学習に打ち込みたい浪人生はあまり塾に通わず、朝から開校している予備校に通うのが一般的です。

学費

予備校と塾とでは、必要となる学費にも大きな違いがあります。

予備校を利用する場合は、所属するコースによって年間の学費が決まっているケースがほとんどなのに対して、塾を利用する場合は受講する科目や科目数によって学費が変動します。

また塾は月額制であることが多いため、月によって受講数なども調節できるという利点があります。予備校や塾を選ぶ際には、自分がどのコースや科目を受講したいか考えてから学費を検討するようにしましょう。

学生寮

予備校と塾の違いとして、学生寮の有無も挙げられます。

予備校では、直営寮や提携寮を利用できるケースもあります。特に地方出身の浪人生の場合、都心部の予備校の寮に入って生活することが多いです。

勉強に集中することができる環境が確保されるだけでなく、食事が用意される学生寮も多いので、勉強以外にかかる時間を節約できるメリットもあります。また、予備校に近接した寮であれば、校舎に通うための時間も短縮できるので、勉強時間を確保しやすいでしょう。

一方、塾の場合は基本的に学生寮はないところが多いです。浪人生の場合は、直営寮や提携寮があるかを確認しましょう。もしない場合は、実家から通うか、一人暮らしをしながら塾に通うことになります。

代表例

有名予備校や塾をいくつか見てみることで、その違いがイメージしやすくなるかもしれません。

予備校の代表例は、駿台予備校、河合塾、代々木ゼミナール、四谷学院などがあります。駿台予備校は全国に32校、代々木ゼミナールは直営校8校、四谷学院は31校など、校舎の数はあまり多くありません。

また、都市部に限定されることが多いため、地方の方は通いにくさを感じることもあるでしょう。ただし、知名度が高く人気講師も多いため、遠くても通いたいという方が多いです。

塾の代表例は、武田塾、SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなどが挙げられます。

武田塾はグループ全体で400校以上、SAPIXは小学部だけでも47校、日能研グループは140教室以上など、全国に非常に多くの校舎を構えているケースが目立ちます。地元密着型なので、通いやすさがあるでしょう。

予備校とは?

予備校とは、大学受験を目的とした高校生、浪人生が通うところです。

そのため、指導科目は、国語(現代文、古文、漢文)、数学ⅠA、ⅡB、ⅢC、英語(ライティング、リスニング)、理科(物理、化学、生物、地学)、社会(日本史、世界史、政治経済、現代社会、倫理)、面接、小論文となっており、受験科目に対応した指導を行っています。

講師1人に対して生徒100人などの集団指導を行うことが多く、一方向の指導が特徴です。

また予備校の講師は、仮に人気がなかったりわかりにくい講義だと、塾側から契約更新されないという事情があるため、予備校で講義を続けている講師は、指導力の高いプロフェッショナルが揃っています。

ただし、塾と比べると講師と生徒の間にはある程度距離感があるため、生徒としては気軽に質問をすることは難しいでしょう。また、進路指導は担任やチューターによるサポートが一般的です。

開校時間は、朝から夜まで学習したい浪人生のために9〜21時などが一般的です。直営寮や提携寮がある予備校もあるため、学習に集中できる環境の中で打ち込むこともできます。学費は年間で決まっているケースが多く100〜300万円が相場です。

予備校の代表例としては、駿台予備校、河合塾、代々木ゼミナール、四谷学院などが挙げられます。

駿台予備校の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【駿台予備校】口コミ評判や各コースの学費料金を解説!」も参考にしてください。

塾とは?

塾とは、学校定期テスト対策、中学受験、高校受験、大学受験を目的とした小学生、中学生、高校生、(浪人生)が通う学習塾です。指導科目は国語、算数(数学)、英語、理科、社会となっています。

講師1人に対して生徒20人などの少人数指導や、講師1人に対して生徒1~2人などの個別指導があるのも塾の特徴です。また、塾の講師は正社員の他にアルバイト講師もいるため、講師の質にバラつきがあるのが現状です。

ただし、講師との距離が近く気軽に相談できるところは塾の魅力と言えます。指導講師が一貫して進路指導も担当するため、いつでも進路悩みを相談できる安心感があるでしょう。

開校時間は、学校の授業を終えてから学習する小学生、中学生に合わせて14~20時などが一般的です。一般的に塾には予備校のような学生寮はありませんので、実家から通うか一人暮らしをして通うことになります。学費は月額制が多く、月額1~5万円が相場となっています。

予備校の代表例としては、武田塾、SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなどが挙げられます。

武田塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【武田塾】口コミ評判はどう?料金(費用)・合格実績は?」も参考にしてください。

予備校と塾、それぞれおすすめなのはこんな人!

予備校がおすすめな人

予備校がおすすめな人をまとめると、以下の通りです。

  • 大学受験を控えている
  • 浪人することになった
  • プロ講師によるわかりやすい講義を受けたい
  • 豊富な大学受験情報を入手したい
  • 朝から夜まで自習室を使いたい

また、全国でおすすめの予備校が知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」をぜひ参考にしてください。

塾がおすすめな人

塾がおすすめな人をまとめると、以下の通りです。

  • 中学受験や高校受験を控えている
  • アットホームな環境で学習したい
  • 学校の成績や内申点を上げたい
  • 苦手科目を克服したい
  • 進路を悩んでいるので一緒に考えてほしい

また、全国でおすすめの学習塾が知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。

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