【工学院大学の偏差値】工学院大の入試難易度のレベル・ランク2024!建築や情報など学部別に難しい・簡単なのはどこか解説

投稿日:2021/07/16

更新日:2024/05/14

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工学院大学の偏差値・難易度まとめ(2024年度)

・工学院大学の偏差値は50.0~61.0
・工学院大学の最低偏差値50.0は、大学上位50.0%の難易度
・偏差値が最も高いのは、建築学部の55.0~61.0
・偏差値が最も低いのは、先進工学部及び工学部の50.0~60.0
・工学院大学の受験対策として、現時点の偏差値が50.0以上なら「河合塾」、偏差値が50.0に届いていないなら「武田塾」がおすすめ

この記事は、工学院大学の受験生を対象にして学部・学科別ごとに偏差値を紹介しています。今回は、参考サイトとして以下の3つのサイトのデータを参照しています。

河合塾Kei-Net
ベネッセマナビジョン
東進

なお、工学院大学の学部の偏差値ランキングは以下の通りです。

偏差値(高い順) 学部
55.0~61.0 建築学部
52.5~59.0 情報学部
50.0~60.0 先進工学部、工学部

上表から工学院大学の中では、先進工学部と工学部の偏差値や入試難易度が低いことがわかります。なお今回は、他にも建築学部や情報学部など、工学院大学の学部ごとの偏差値や難易度を紹介します。

この記事を読むことで、予備校ごとに算出された工学院大学の偏差値や合格難易度が把握できます。その結果、志望校を選択するためのひとつの参考となるでしょう。

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【学部・学科別】工学院大学の偏差値はどのくらい?|入試難易度のレベルやランク2024

工学院大学の各学部の偏差値は以下の通りです。

学部 偏差値
先進工学部 50.0~60.0
工学部 50.0~60.0
建築学部 55.0~61.0
情報学部 52.5~59.0

上の表より、工学院大学の学部で最も偏差値が高いのは建築学部、最も偏差値が低いのは工学部であることがわかります。ただし、同じ学部であっても学科によって偏差値は異なり、合格難易度にも差が見られます。

したがって、志望校や出願する学部を選択する際には、学部ごとの偏差値に加えて学科ごとの偏差値も確認することが重要です。

ここからは各学部・学科の偏差値について詳しく見ていきましょう。

先進工学部

学科名 河合塾 ベネッセ 東進 共テ得点率
生命化学 55.0 58.0 61%(3教科)
62%(4教科)
応用化学 55.0 59.0 60.0 67%(3教科)
64%(4教科)
環境化学 50.0 56.0 66%(3教科)
66%(4教科)
応用物理 52.5 57.0 78%(3教科)
78%(4教科)
機械-機械理工学 50.0 55.0 64%(3教科)
66%(4教科)
機械-航空理工学 52.5 56.0 67%(3教科)
65%(4教科)
先進工学部大学院接続 52.5 54.0 63%(3教科)
64%(4教科)

工学院大学の先進工学部の偏差値は、学科ごとに50.0~60.0です。この偏差値は工学部と並び、工学院大学の学部としては最も低い数値となっています。

したがって、先進工学部は工学院大学の学部の中では合格難易度が低いと言えます。

先進工学部の中では機械-機械理工学科の偏差値が50.0~55.0と最も低く、特に合格を狙いやすい学科であると考えられます。どうしても先進工学部に合格したいのであれば、機械-機械理工学科への出願を検討してみても良いでしょう。

一方、応用化学科は偏差値が55.0~60.0と最も高くなっているため、先進工学部の中では最も合格ハードルが高いと見られます。他の学科と比較すると、合格には高い学力が求められるでしょう。

工学部

学科名 河合塾 ベネッセ 東進 共テ得点率
機械工 50.0 58.0 60.0 63%(3教科)
64%(4教科)
機械システム工 50.0 57.0 60.0 62%(3教科)
61%(4教科)
電気電子工 52.5 58.0 60.0 63%(3教科)
63%(4教科)

工学院大学の工学部の偏差値は、学科ごとに50.0~60.0となっています。この偏差値は工学院大学の学部としては最も低い数値であるため、工学部は工学院大学の中でも合格ハードルが低い学部であると考えられます。

工学部には3つの学科がありますが、電気電子工学科は偏差値が52.5~60.0とやや高いので、他の学科よりは合格難易度が高いと言えます。

それに対し、機械工学科と機械システム工学科は偏差値が50.0~60.0とやや低い水準です。よって、工学部では機械工学科及び機械システム工学科の合格難易度が低いものと見られます。合格のしやすさだけで考えるなら、この2学科への出願がおすすめです。

共通テストの合格の目安となる得点率を見ると、機械工学科が63~64%、機械システム工学科が61~62%であるため、機械システム工学科の方がわずかに合格ハードルは低いと言えます。

建築学部

学科名 河合塾 ベネッセ 東進 共テ得点率
まちづくり 55.0 58.0 70%(3教科)
70%(4教科)
建築 57.5 61.0 59.0 72%(3教科)
72%(4教科)
建築デザイン 57.5 59.0 72%(3教科)
71%(4教科)
建築学部総合 55.0 58.0 65%(3教科)
65%(4教科)

工学院大学の建築学部の偏差値は、学科ごとに55.0~61.0となっています。この偏差値は工学院大学の学部としては最も高い数値なので、工学院大学の中で最も入試難易度の高い学部であると見られます。

ただし学科によって偏差値には差があり、まちづくり学科や建築学部総合は偏差値が55.0~58.0と他の学科よりも低いため、合格ハードルがやや低いと考えられます。

合格を狙いやすい学科に出願したいのであれば、まちづくり学科や建築学部総合への出願を検討してみましょう。

一方、工学院大学の学部としては偏差値が高い建築学部の中でも、最も偏差値が高いのが建築学科で、その偏差値は57.5~61.0です。

共通テストの得点率も72%と高めの水準であることから、建築学部の中では建築学科の合格ハードルは高いと考えられます。他の学科に出願する場合よりも、合格には高い学力が必要となります。

情報学部

学科名 河合塾 ベネッセ 東進 共テ得点率
情報通信工 55.0 57.0 58.0 68%(3教科)
61%(4教科)
コンピュータ科学 52.5 57.0 58.0 74%(3教科)
74%(4教科)
情報デザイン 55.0 59.0 58.0 68%(3教科)
69%(4教科)
情報科学 55.0 57.0 75%(3教科)
75%(4教科)
情報学部総合 52.5 57.0 66%(3教科)
65%(4教科)

工学院大学の情報学部の偏差値は、学科ごとに52.5~59.0となっています。

学科別の偏差値を見ると、情報学部総合が52.5~57.0と最も低いことがわかります。したがって、情報学部の中では情報学部総合の合格難易度がやや低いと考えられます。

そのため、合格難易度だけで選ぶのなら、情報学部総合への出願がおすすめと言えます。

それに対し、情報学部の中では情報デザイン学科の偏差値が55.0~59.0と最も高い数値を示しています。よって、情報学部で最も合格ハードルが高いのは情報デザイン学科であると見られます。

情報学部の他の学科を志望する場合と比較すると、求められる学力の水準は高くなります。偏差値55.0以上を目標として、十分な受験対策を行いましょう。

工学院大学の偏差値を同レベルの大学と比較!

ここからは、工学院大学の偏差値を同レベルの大学と比較します。

工学院大学建築学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学
工学院大学先進工学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学
工学院大学工学部、情報学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学

東進の偏差値データを元に、工学院大学の各学部と偏差値が同じ大学の学部を見ていきましょう。

工学院大学建築学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学

大学名 学部名 学科名
名城大学 理工学部 機械工学科
日本大学 理工学部 航空宇宙工学科
東京農業大学 生命科学部 バイオサイエンス学科

工学院大学建築学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学としては、「名城大学」「日本大学」「東京農業大学」が挙げられます。

同系統の学部ではありますが、この3校の学科はそれぞれ機械工学科、航空宇宙工学科、バイオサイエンス学科となっています。そのため、工学院大学建築学部で建築を学びたいと考えている方の併願先としては向かないでしょう。

工学院大学先進工学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学

大学名 学部名 学科名
京都産業大学 理学部 宇宙物理・気象学科
北里大学 理学部 化学科
日本大学 理工学部 海洋建築工学科
日本女子大学 理学部 物質生物科学科

工学院大学先進工学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学としては、「京都産業大学」「北里大学」「日本大学」「日本女子大学」が挙げられます。

このうち日本大学は理工学部を持ち、学科は海洋建築工学科となっています。そのため、海洋建築工学の分野に興味のある受験生であれば、工学院大学先進工学部との併願も考えられます。

工学院大学工学部、情報学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学

大学名 学部名 学科名
共立女子大学 家政学部 建築・デザイン学科
名城大学 理工学部 交通機械工学科
成蹊大学 理工学部 システムデザイン学科
摂南大学 理工学部 建築学科

工学院大学工学部、情報学部と偏差値が同じ「理・工学」系学部を持つ大学としては、「共立女子大学」「名城大学」「成蹊大学」「摂南大学」が挙げられます。

同じ系統の学部でも専門とする分野は異なり、例として名城大学では交通機械工学、成蹊大学ではシステムデザイン学を専攻することになります。自分が工学部や情報学部で何を学びたいかに合わせて、併願先を選択すると良いでしょう。

また、全国でおすすめの予備校が知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」もぜひ参考にしてください。

工学院大学の偏差値50.0~61.0はどのくらい難しい?

偏差値 上位何%か
50.0 50.0%
51.0 46.0%
52.0 42.1%
53.0 38.2%
54.0 34.5%
55.0 30.9%
56.0 27.4%
57.0 24.2%
58.0 21.2%
59.0 18.4%
60.0 15.9%
61.0 13.6%

工学院大学の偏差値50.0~61.0という数値は、どの程度の難易度となるのでしょうか。受験生の母集団が正規分布に従っていると仮定すると、50.0という偏差値は「上位50.0%」であることを指します。

つまり、受験生100名が受ける模試で上位50名以内に入る学力を持っていれば、工学院大学に合格できる見込みがあるということになります。

この学力を目標として模試を受けてみて、合格にあとどれだけの学力が必要であるか確認しましょう。

大学受験でおすすめの模試が知りたい方は「【大学受験の模試おすすめ】予備校が運営する人気の全国模試を紹介!」をぜひ参考にしてください。

工学院大学の偏差値まで学力を上げるポイント

英語は語彙や表現を身につける

工学院大学に合格するためのポイントとなるのが、英語の語彙や表現を身につけておくことです。

工学院大学の英語は基礎から標準レベルの問題がほとんどで、特別難易度の高い問題は見られません。そのため、教科書や基本レベルの参考書で知識をきちんと習得すれば、得点しやすくなります。

また、特徴として、会話文や英作文の問題が出題されることが挙げられます。これらの問題では英語を使ったコミュニケーション能力が求められるので、日常的に英語の語彙や表現を学習しておきましょう。自分の考えが伝わるような英作文ができるようにしておく必要があります。

数学は苦手分野をなくしておく

工学院大学に合格できるレベルまで学力を上げるには、数学の苦手分野をなくしておくことがポイントとなります。工学院大学の数学は難易度が突出して高いわけではありませんが、幅広い分野からの出題が見られます。

また、複数の分野を組み合わせた総合問題が出題されることもあります。そのため、苦手分野を残したままだと対応できない問題が出てくる可能性が考えられます。出題範囲については一度総復習を行い、苦手分野がないか確認しておきましょう。

なお、計算問題や記述式の問題が多い科目でもあるので、正確に計算できるようにしておくことも大切です。

物理は応用問題にも対応できるようにする

工学院大学の偏差値まで学力をアップさせるポイントと言えるのが、物理は応用問題にも対応できるようにすることです。

工学院大学の物理は標準的な問題だけでなく、応用問題が出題されることもある科目です。そのため、教科書レベルの問題への対策だけでは、本番で対応できないことがあります。

応用問題への対応力をつけるには、まずは基礎知識を完全に習得する必要があります。教科書の知識を定着させた後で、過去問やハイレベルな問題集を使って応用問題の演習を行いましょう。物理は計算問題も多いので、正確に解答することを意識してください。

工学院大学の基本情報|大学の特徴や紹介動画をチェック

工学院大学は、東京都新宿区西新宿に本部となる新宿キャンパスを置く私立大学です。新宿キャンパスに加え、東京都八王子市に八王子キャンパスを開設しています。130年以上の歴史のある私立大学で、特に工学教育で知られています。

工学院大学の大きな魅力と言えるのが、最先端の工学教育を受けられることです。工学院大学ではアクティブラーニングを導入し、主体的な学習をすることで知識への理解を深めることができます。

また、少人数制の教育となっているため講師との距離が近く、一人ひとりが充実した指導を受けられるのも強みです。学術情報センターや学習支援センターなど、十分な学習環境も整備されています。

さらに、独自の留学プログラムとしてハイブリッド留学を実施しており、留学へのハードルが低いのも魅力と言えます。

就職支援・キャリア支援制度も充実していて、多角的な人材を育てることに取り組んでいます。そのため就職率も安定しており、学生の満足度も高くなっています。

先進工学部環境化学科の「在校生・卒業生の声」では、企業の現場を見学することができ、自分の具体的な将来像を考えられるようになったという意見が寄せられています。

「環境施設見学」という授業では,企業の現場を実際に見ることで環境問題への取り組みの多様さを知り,将来の自分の姿が想像できるようになり,これからの学ぶ姿勢にも変化が出てきました.

工学院大学先進工学部環境化学科「在校生・卒業生の声」

工学院大学の紹介動画を見たい方は、こちらの動画をご覧ください。キャンパス内の施設や研究設備が紹介されています。

関連サイト 工学院大学公式ホームページ | Wikipedia
キャンパス住所 東京都新宿区西新宿1丁目24-2

工学院大学の受験対策におすすめの予備校

工学院大学の受験対策におすすめの予備校は以下の通りです。

合格圏内の受験生:河合塾
現時点で合格見込みが薄い受験生:武田塾

それぞれの予備校について詳しく見ていきましょう。

合格圏内の受験生:河合塾

工学院大学への合格が見込めるだけの学力がある場合には、河合塾で受験対策をするのがおすすめです。河合塾では生徒の目的に応じてさまざまなコースを用意しているので、苦手分野を克服してさらに得点力を伸ばしたり、工学院大学の入試に向けてピンポイントでの対策ができます。

また、優れた講師陣による映像授業も用意されているので、空き時間に映像授業を活用して効率良く学習することも可能です。偏差値が50.0以上で十分に合格の見込みがある方は、河合塾の利用を検討してみましょう。

河合塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【河合塾】の評判は悪い?大学受験やグリーンコース、授業の口コミレビューや評価はどう?」も参考にしてください。

現時点で合格見込みが薄い受験生:武田塾

現時点では工学院大学への合格の見込みがないという方におすすめなのが、武田塾です。武田塾では授業をせず、個別カリキュラムでの徹底指導で逆転合格を目指すことを特徴としています。

生徒の学力や志望校から最適なカリキュラムを作成し、理解できるまで先に進まない指導法によって、合格に向けて着実に学力を伸ばせる予備校です。偏差値が50.0に届かないような受験生の方は、ぜひ武田塾の利用を検討してみてください。

また、武田塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【武田塾】口コミ評判はどう?料金(費用)・合格実績は?」も参考にしてください。

さらに浪人生におすすめの予備校がどこか知りたい方は「浪人生におすすめの予備校ランキング!かかる費用や行かないとどうなるかを解説!」をご覧ください。

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