【高校の通信教育ランキング】人気教材7サービスを比較しておすすめを紹介!
投稿日:2021/02/16
更新日:2021/02/16
目次
高校の通信教育ランキング|人気教材7サービスを比較しておすすめを紹介
高校生の中には、塾や予備校に通わずに通信教育で学習サポートを受けたいと考えている方もいるでしょう。そこで今回は、高校生におすすめの通信教育ランキングを紹介します。
サービスごとの違いや通信教育で学ぶメリット・デメリットを把握しておきましょう。
通信教育ではなく、高校生におすすめの塾が知りたい方は「高校生におすすめの塾ランキング!高3生に人気の個別指導の学習塾など9校を比較!」もぜひ参考にしてください。
スタディサプリ
対象学年 | 小学生、中学生、高校生、浪人生 |
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媒体 | 電子テキスト、紙テキスト、オンライン |
料金 | ベーシックコース:月額1,980円 合格特訓コース:月額9,800円 |
指導・サポート特徴 | 1回15分の短時間授業+現役難関大生による個別指導 |
運営会社 | 株式会社リクルートホールディングス |
スタディサプリは、株式会社リクルートホールディングスが運営する通信教育サービスです。
スタディサプリでは、1回15分という短い時間で区切られた映像授業で指導しています。1回の時間が短いため、すき間時間を有効活用でき、学習の範囲をピンポイントで指定できるといったメリットがあります。
また、授業を行っているのは関正生氏をはじめとしたハイレベルな講師陣であり、授業の質も申し分ありません。
コースとしては、映像授業主体で勉強する「ベーシックコース」もありますが、個別指導をプラスした合格特訓コースもあります。合格特訓コースでは、現役難関大の生徒が「コーチ」として個別指導にあたり、映像授業のフォローや勉強方法のアドバイスなども行います。
Z会
対象学年 | 幼児、小学生、中学生、高校生 |
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媒体 | 紙テキスト、映像授業 |
料金 | ・本科(標準国公立私立大コース):月額5,330円 ・専科:月額3,500円 ・受験小論文:月額5,980円 ・分野別攻略コース:月額2,980円 ・ハイグレード実践演習:月額2,980円 |
指導・サポート特徴 | シンプルな学習サイクルと多彩な大学受験対策コース |
運営会社 | 株式会社Z会 |
Z会は、株式会社Z会が運営する通信教育です。Z会の通信教育はテキストを読んで内容をインプットし、演習問題を通じてアウトプットし、最後に復習というシンプルな学習スタイルとなっています。
動画を通じてテキストの内容をフォローしているため、初めての方でも安心して進められます。また、演習問題をZ会に提出することで丁寧な解説と添削指導を受けられるため、対面指導を受けずとも実践力を着実に身につけられます。
さらに、Z会には大学受験対策のコースが充実していて、東大や京大、医学部などにも合格実績を持っています。コースの内容としては、大学毎の試験傾向に合わせた対策講座の他、共通テストや小論文対策など、生徒の課題や目的に合った講座を多数用意しています。
また、Z会は通信教育だけでなく通塾タイプも人気です。特徴について詳しく知りたい方は「【Z会進学教室】口コミ評判や月謝料金、合格実績や夏期講習について解説!」もぜひ参考にしてください。
進研ゼミ
対象学年 | 幼児、小学生、中学生、高校生 |
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媒体 | 紙テキスト、オンライン |
料金 | ・新入試基本講座:月額9,710円 ・新入試基本講座+個別試験対策(1科目):月額10,860円 ・新入試基本講座+個別試験対策(2科目):月額11,890円 ・新入試基本講座+個別試験対策(8科目、最大):月額16,330円 |
指導・サポート特徴 | 志望校レベル別ライブ授業と24時間受付の質問箱で充実のサポート |
運営会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
進研ゼミは、株式会社ベネッセコーポレーションが運営する通信教育です。高校生向けには、新入試基本講座と個別試験対策の2種類の講座を用意しています。
新入試基本講座は、5教科16科目の共通テスト全てに対策する内容となっています。
個別試験対策は、選択科目に応じて、国公立大の二次試験や私立大学個別試験の対策が可能です。科目数を1~8から自由に選べるため、生徒の目的や学力に応じて調整できます。
進研ゼミの指導方法は、スマホを使った1回5分の予習・復習と紙テキストを使った学習・演習が中心となります。志望校レベル別のライブ授業を併用しており、対面と同様に分からない内容をその場で質問できます。
さらに、個別の学習カリキュラム作成やスマホを使った24時間受付の質問箱などサポート体制が充実しています。
学研プライムゼミ
対象学年 | 高校生、浪人生 |
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媒体 | 紙テキスト、オンライン |
料金 | ・45分×5回の授業を90日間視聴可能:8,250円 ・45分×5回の授業を90日間視聴可能:8,250円 ・60分×5回の授業を90日間視聴可能:10,780円 ・90分×4回の授業を90日間視聴可能:12,870円 ・90分×5回の授業を90日間視聴可能+添削指導:19,250円 ・90分×5回の授業を45日間視聴可能(荻野文子先生の古文講座):15,950円 ・90分×10回の授業を90日間視聴可能(荻野文子先生の古文講座):31,900円 |
指導・サポート特徴 | 実力派講師陣のノウハウが詰まった映像授業・テキスト |
運営会社 | 株式会社学研プラス |
学研プライムゼミは、株式会社学研プラスが運営する通信教育であり、主に難関大学への受験を目指す高校生、浪人生向けとなっています。学研プライムゼミの指導は、紙テキストと映像授業を組み合わせた指導法です。
映像授業には予備校界でも有名な実力派講師陣が出演しており、難関大対策に適したハイレベルな指導を行っています。また、テキストは全て学研プライムゼミのオリジナルであり、講師陣の指導ノウハウが詰まった内容となっています。
学研プライムゼミでは、単元ごとに細かく分割した「ユニット」と呼ぶ単位で授業を選択できるため、志望大学や生徒のレベルに合わせて自由に組み合わせられます。
また各ユニットは「映像授業」「テキスト」「確認Webテスト」がセットになっており、どのユニットを選んでも学習内容をしっかりと身につけられます。
学びエイド
対象学年 | 中学生、高校生、浪人生 |
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媒体 | 紙テキスト、オンライン |
料金 | ・無料会員:0円 ・プレミアム会員(1か月):1,500円 ・プレミアム会員(12か月):9,800円 |
指導・サポート特徴 | 1コマ5分の映像授業と多彩な視聴機能 |
運営会社 | 株式会社学びエイド |
学びエイドは株式会社学びエイドが運営する通信教育で、勉強の効率化と良質化をモットーに指導しています。
学びエイドの授業では、板書を待つ時間などの無駄を省き、1コマわずか5分に凝縮しています。授業時間が少なくなるため、集中して取り組むことができます。
また「説明を聞き直したい」「板書を映すために待ってほしい」といったときのために、早送りや倍速、一時停止といった視聴機能を用意しています。自分の好きなタイミングで操作できるため、学習効率アップに繋がります。
さらに、バラエティに富んだ総勢100名以上の講師陣が3万6千本以上の動画を作成しており、中学と高校の全範囲を網羅しています。
他にも学びエイドには、無料会員というユニークな制度があります。サービスに一部制約はありますが、無料で受けれられるためお試しで登録するのも良いでしょう。
Try IT(トライイット)
対象学年 | 中学生、高校生、浪人生 |
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媒体 | オンラインのみ |
料金 | 無料 |
指導・サポート特徴 | 永年無料の映像授業 |
運営会社 | 株式会社トライグループ |
TryITは株式会社トライグループが運営する通信教育であり、4000本以上の映像授業が無料で見放題となっています。また、テキストはオンライン上で読める電子テキストとなっており、いつでもどこでも授業を受けることができます。
1つの授業は15分と短いため集中しやすく、内容は演習中心の分かりやすいものとなっています。授業は単元ごとに分かれているため、生徒のレベルに合わせた効率の良い学習ができます。
さらに、各単元の学習結果がランキング表示されるため、周りのライバルと競い合いながら勉強に取り組めます。
さらに映像授業だけでなく、授業で分からない内容を質問したり進路について相談したりすることも可能で、無料サービスにもかかわらず充実した対応となっています。
また、トライグループで代表的な家庭教師のトライについて詳しく知りたい方は「【家庭教師のトライ】小学生や中学生、高校生の口コミレビューや評判|中学受験や大学受験はプロ講師がおすすめ?」もぜひ参考にしてください。
N予備校
対象学年 | 高校生 |
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媒体 | オンライン |
料金 | 月額1,000円 |
指導・サポート特徴 | 双方向参加型授業と自由参加の電子質問掲示板 |
運営会社 | 株式会社ドワンゴ |
N予備校は、ニコニコ動画のサービスで知られる株式会社ドワンゴが運営する通信教育です。
テキストは、授業を行う講師陣が執筆・監修したオリジナルテキストであり、50冊以上の内容が含まれています。電子テキストであるため、解答速度の遅い問題や間違えた問題を自動抽出することもでき、苦手分野を効率よく復習できます。
またN予備校の授業は、他の生徒と一緒に受ける双方向参加型授業となっています。リアルタイムでコメントや質問をしたり、講師から出されるクイズやアンケートに答えたりすることで、理解度アップに繋がります。もちろん、授業は後からアーカイブ動画としていつでも再視聴できます。
さらに、テキストや画像を投稿できる質問掲示板では、講師だけでなく生徒同士での互い教え合うこともできるため、学びの定着度も高まります。
高校の通信教育で学ぶメリット
自分の好きな時間・場所で勉強できる
通信教育の場合、自分の好きな時間・場所で勉強できるというメリットがあります。通信教育の多くは録画映像を流す映像授業であり、自分の都合の良いタイミング、自分に合ったペースで授業を受けられます。
また、動画を視聴するためのデバイスも選びません。そのため、自宅のパソコンやスマホなどを使って、好きな場所で勉強に打ち込むことができます。
以上のようなメリットがあるので、部活動などで忙しい方にもおすすめです。中にはN予備校のように生配信で授業するサービスもあるため、自分の利用したい通信教育の授業スタイルを事前にチェックしておくとよいでしょう。
得意科目や苦手科目に合わせて選択できる
通信教育の多くは、科目ごとや単元ごとに講座が細かく分かれていて、得意科目や苦手科目に合わせて講座を選択できます。
例えば、得意科目をさらに伸ばしたいからレベルの高い講座を受けたい、苦手科目を克服するために基礎的な講座を受けたいといったように、学力や目的に合わせて調整できます。
また、目的や志望校別に講座をセットにして提供している通信教育もあるので、どの講座を選べば良いのか今一つわからないという方に特におすすめです。
塾と比べて費用が安い
通信教育は、塾と比べると費用が安いというメリットがあります。塾の費用の相場は高校3年生で年間50~70万円程度ですが、通信教育の場合は2~20万円程度と半分以下に抑えることができます。
また、有料の通信教育には劣るものの、無料で授業を受けられるタイプのものもあるため、学費を抑えたい人にはおすすめです。自分の目的と予算に合わせて、ベストな通信教育を選ぶと良いでしょう。
高校の通信教育で学ぶデメリット
疑問点をその場で解消できない
通信教育の多くは映像授業とテキストを使った学習システムであり、疑問点が出ても誰かにすぐに相談することができません。学習するうえで、疑問点はその場で解消することがとても重要ですが、それができない点が通信教育のデメリットです。
ただし、最近ではオンライン上で疑問点を相談できるサービスも増えてきています。掲示板やチャットなどさまざまな種類があり、中には画像を使って詳しくやり取りできるサービスもあります。
モチベーション管理が難しい
通信教育は基本的に個人で受けることになり、競い合ったり、助け合ったりする仲間が周りにいません。そのため、「○○くんに成績で勝ちたい」、「△△さんに勉強の相談をしたい」といったモチベーション維持のきっかけに乏しいというデメリットがあります。
ただし最近では、チャットを使った生徒同士のコミュニケーション、学習の進み具合の全国ランキングといったサービスを提供している通信教育もあります。そのため、モチベーション管理に自信のない人に特におすすめです。
ここまで読んでみて、通信教育よりも大学受験塾が向いてそうだと思った方は「大学受験の塾ランキング!おすすめの大手進学塾や個別指導塾13校を比較!」もぜひ参考にしてください。