AO入試・推薦入試対策に強いおすすめの塾!総合型選抜と推薦型選抜の違いも紹介!
投稿日:2021/03/12
更新日:2022/05/23
AO入試(総合型選抜)とは?
AO入試とは、書類審査や面接、小論文によって受験生の能力や適性を測り、合否を判定する入試方式のことです。AOとはアドミッション・オフィスを略したもので、これは大学ごとの入試専攻事務局を意味しています。AO入試は、現在では「総合型選抜」に名称が変更されています。
これまでのAO入試では学力試験が重視されておらず、入試で課していないケースが多かったのですが、総合型選抜への変更に伴い、今後は評定平均などが合格基準に取り入れられることになります。
試験時期
AO入試の出願期間は6月から9月で、合格発表は8月から12月でした。総合型選抜への変更後は、出願期間が9月以降、合格発表が11月以降となります。
求められる学生
AO入試では、その大学が求める学生像や能力に合致した学生が求められています。特に学習意欲や目的意識などが問われます。
受験科目や対策
AO入試の受験科目の代表的なものとしては、小論文や面接、プレゼンテーションなどがあげられます。
小論文試験ではテーマや課題文を理解し、論理的に自分の意見を述べることができるように練習しておく必要があります。
面接では受験生の学習意欲や適性が見られるので、本番できちんと対応できるように模擬面接などを受けておきましょう。
プレゼンテーションでは、自分の考えが相手に伝わるような資料作りや話し方を練習しておく必要があります。
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推薦入試(推薦型選抜)とは?
推薦入試は出身高校の校長の推薦によって、学力試験を受けずに調査書の内容によって合否が判定される入試方式です。推薦入試は現在では「推薦型選抜」に名称が変更されています。
これまでは学力試験が免除されていましたが、推薦型選抜への変更により、大学入学共通テストや個別学力検査などの学力試験が評価に含まれるようになります。また、推薦型選抜では評定平均も合否に大きく影響するため、高校時代の成績や生活態度も重要となります。
試験時期
推薦入試の出願時期は11月以降で、試験実施や合格発表の時期は大学により異なります。また、推薦型選抜に移行後は、合格発表は12月以降となります。
求められる学生
大学ごとに決められた評定平均を満たす学生が求められます。大学や学部によっては、特殊な技能を持った学生が求められることもあります。
受験科目や対策
推薦入試の受験科目としては面接と小論文が代表的です。また、調査書などの書類審査による評価も合否に大きく影響します。
面接では受験生の人間性や表現力、学習意欲などが問われます。そのため、自分がその大学にふさわしい人間であることをアピールできるような答えを考えておく必要があります。
また小論文試験では、与えられたテーマや課題文に対して、自分なりの考えを論理的に論述できるようにしましょう。書類審査の評価を高めるため、高校での生活態度にも注意する必要があります。
AO・推薦入試で受験するメリット
学科試験が課されないケースが多い
AO・推薦入試で受験する場合のメリットとなるのが、一般入試とは異なり学科試験が課されないケースが多いということです。
一般入試では学科試験で得点を稼ぐだけの学力が必須となりますが、AO・推薦入試なら書類審査や面接、小論文などの評価によって合否が決まることになるので、自分の学力以上の大学を目指すことも可能です。
一般入試よりも倍率が低め
AO・推薦入試で受験する場合のメリットとしては、一般入試と比較して倍率が低めであることも挙げられます。一般入試よりも出願できる受験生が限定されているため、倍率が高くなりにくく、その分合格しやすいと言えます。
AO・推薦入試を利用できるのであれば、積極的に利用することで大学受験を有利にすることができます。
AO・推薦入試で受験する上での注意点
出願条件が特殊
AO・推薦入試で受験する上で注意しなければならないのが、出願条件が一般入試とは大きく異なり、特殊なものであることが多い点です。特殊な出願条件の例としては、内申点や部活動での成績、ボランティアや留学の経験などがあげられます。
これらの出願条件を満たしていないと、そもそもAO・推薦入試を利用することができません。AO・推薦入試での受験を検討している場合には、出願条件をよく調べ、自分が出願できるか確認しましょう。
合格したら入学することが必須
AO・推薦入試への出願条件として、合格した場合には必ず入学するように定められていることがほとんどです。そのため、AO・推薦入試で合格している場合には、一般入試で他の大学との併願を検討していたとしても、AO・推薦入試で合格した大学に進学しなければなりません。
AO・推薦入試を利用するにあたっては、その大学へ本当に進学したいか、他にもっと進みたい大学はないかをよく考えてから出願するようにしましょう。
大学進学後の進級が大変
AO・推薦入試では学科試験が課されないので、一般入試で合格した受験生と比べるとAO・推薦入試での合格者は学力が低い傾向にあります。そのため、せっかく合格できたとしても、進級に苦労して留年してしまう生徒も一定数います。
AO・推薦入試に出願する際には、進学後の学習が大変な場合があることを理解しておきましょう。仮に合格したからといってそれで終わりではなく、その後大学で進級するための学習も重要となります。
おすすめの大学受験の個別指導塾が知りたい方は「【大学受験におすすめの個別指導塾】口コミ評判や料金・費用を比較して紹介!」をぜひ参考にしてください。
AO・推薦入試対策に強いおすすめの塾
武田塾
特徴 | 日本初!授業をしない予備校 |
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所在地 | 全国 |
授業形式 | 個別指導 |
AO・推薦入試対策クラスの料金・費用 | 不明 |
2020年AO・推薦入試の合格実績 | 大阪大学文学部2名、関西学院大学法学部2名、慶應義塾大学総合政策学部1名、国際基督教大学教養学部2名、千葉大学教育学部1名、東北大学工学部1名、神戸市外国語大学外国語学部1名、麻布大学獣医学部1名、九州大学共創学部1名、九州大学芸術工学部1名 |
武田塾では集団授業を一切行わず、生徒ごとにカリキュラムを作成して自学自習を徹底するという指導方針が特徴です。生徒の学習状況に合わせた指導を行い、テキストを完璧に仕上げるまで次に進むことはありません。
武田塾では、AO・推薦入試を利用する生徒を対象として「KOSKOS」というコースを用意しています。KOSKOSでは学科試験への対策だけではなく、出願書類の書き方の対策から、小論文・作文対策、面接・プレゼンテーション対策など、AO・推薦入試を利用する生徒を出願の段階から徹底的にサポートするための講座が揃っています。
指導はマンツーマンとなっているので、生徒の志望校に合わせたピンポイントな対策が可能です。
また、武田塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【武田塾】口コミ評判はどう?料金(費用)・合格実績は?」も参考にしてください。
早稲田塾
特徴 | 生徒の表現力を伸ばす学習塾 |
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所在地 | 東京都、神奈川県、千葉県 |
授業形式 | 集団授業 |
AO・推薦入試対策クラスの料金・費用 | 不明 |
2020年AO・推薦入試の合格実績 | 早稲田大学・慶応義塾大学・上智大学・ICU329名、明治大学・青山学院大学・立教大学・法政大学・中央大学355名 |
早稲田塾では、講師が一方的に授業をするだけではなく、生徒が自ら学び他者に説明する環境を用意しているのが特徴です。このような環境を整えることで、学習内容が定着し、生徒の表現力を高めることができます。
さらに、早稲田塾ではAO・推薦入試を受ける生徒に向けて「総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)特別指導」を用意しています。入試で求められる学力を伸ばすだけでなく、出願書類への対策指導や論文への対策カリキュラムも実施しています。
特に論文系のカリキュラムは必修となっているため、AO・推薦入試で求められる文章力や表現力を身につけることができます。過去の入試データも豊富に揃えているため、志望校の傾向に合わせた対策も受けられます。
AO義塾
特徴 | AO入試合格にコミットする塾 |
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所在地 | 東京都、千葉県、神奈川県、宮城県、大阪府、兵庫県、愛知県、福岡県、沖縄県 |
授業形式 | 集団授業 |
AO・推薦入試対策クラスの料金・費用 | 月謝料金:36,000円(月4コマの場合) 月謝料金:48,000円(月8コマの場合) |
2020年AO・推薦入試の合格実績 | 慶應義塾大学法学部55名、慶應義塾大学文学部5名、早稲田大学スポーツ科学部4名、早稲田大学社会科学部2名、早稲田大学文化構想学部1名、早稲田大学人間環境学部1名、早稲田大学工学部1名 |
AO義塾は、AO入試での志望校合格に特化した学習塾です。生徒の能力を最大限に引き出すことで、AO入試による合格を実現しています。指導を行う講師たちもAO入試での合格経験者であり、講師自身の経験を生かしたカリキュラムで指導が行われています。
さらに、大学ごとのAO入試の傾向を分析することで、生徒の志望校に応じた最適な指導が可能となっています。そのため、AO入試の利用にあたって志望校別の対策を受けたい方におすすめできます。
また、AO入試で重要となる志望理由書の書き方や、面接での対応、小論文の書き方など、合格まで徹底的な指導をしてもらえます。合格実績も豊富で、東京大学や慶應義塾大学への合格者を多数輩出しています。
AOI
特徴 | 生徒に合わせた進路を提案してくれます |
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所在地 | 京都府、大阪府、兵庫県、東京都、オンライン校 |
授業形式 | 集団授業、個別指導 |
AO・推薦入試対策クラスの料金・費用 | 年間授業料48万円〜 入塾金55,000円 |
2022年AO・推薦入試の合格実績 | 国公立:千葉大学、和歌山大学、香川大学など 私立:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学など ※合格率95.2%、合格実績校170校以上を誇っています |
AOIは、総合型選抜(AO・推薦入試)を専門とする学習塾です。AOIでは生徒の学力によるクラス分けなどを行わず、生徒の個性を尊重し、合格が見込める大学を提案しています。
「フルオーダーメイド授業」として生徒の学習進捗や志望に合った指導をしています。そして、生徒が自ら決定した志望校への合格を実現できるよう、徹底的なサポートに取り組んでいます。
また、AO入試や推薦入試を実施している大学について豊富なデータを用意しているので、合格のために必要となる本質的な指導ができるのも特徴です。
講師がただ指導をするのではなく、メンターとして生徒の主体性を引き出すことによって、AO・推薦入試で重要となる主体性や表現力、論理的な思考力を伸ばしています。同じようにAO・推薦入試を目指す仲間とともに学ぶことで、モチベーションも保ちやすい環境です。
他にも、映像授業やドリルで自主学習も捗るので、AO入試に必要な力を培うことができるでしょう。
また、高校生が大学受験対策として通うのにおすすめの予備校はどこか知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」もぜひ参考にしてください。
さらに、おすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。