塾についていけない!進学塾の授業スピードについていけないときの4つの選択肢!
投稿日:2021/03/18
更新日:2021/03/18
進学塾の授業スピードについていけない生徒は多い?
難関校の受験対策を中心に指導する進学塾は、学校よりも早いスピード感で授業が進みます。ハイレベルかつ進度の早い授業で高いレベルを目指せますが、中にはスピードが速すぎてついていけなくなってしまう生徒も少なくありません。
進学塾変えてみるか。本人が勉強してないのが一番悪いんだが授業についていけない子の面倒は見ませんとハッキリのたまう進学塾は今の彼には合わないんだろう。
— マッササン (@Masa_5GCloud) April 21, 2017
僕も中1のときに進学塾に行ってみたら小学生の頃からの子らが中3の教科書分まで既に終わってたのでついていけないから行きたくないって言ってやめさせてもらいました
— ファブ山・J・ファブ彦 (@fub) June 11, 2012
進学塾の授業スピードが早いのは、カリキュラム内容が受験の日程や志望校レベルから逆算して組まれているからです。学校で習う基礎ではなく受験に通用する応用力を中心に勉強するため、そもそも基礎学力が身に付いていないと授業に遅れてしまうことが多いです。
塾の授業スピードについていけないと、せっかく塾に通っていても思うように学力が伸びなかったり、勉強に対する意欲が失われてしまう恐れがあります。
もしスピードが合わないと感じたら、躍起になって勉強をするだけではなく、合わない原因を探り改善策を探すことが大切です。
全国で人気の学習塾ランキングが知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。
進学塾の授業スピードについていけないときの原因
進学塾のスピードについていけないケースには、いくつかの原因が挙げられます。まずはどんなものがあるのか見ていきましょう。
コースのレベルが合っていない
進学塾は、志望校や学力レベルでコースが分かれていることが多いです。コースのレベルと生徒の学力が合っていないと、理解できない内容が増えていき授業に遅れてしまう可能性が高くなります。
また、高い実力を身につけたいからといって、むやみに難関コースに入ればいいというわけではありません。特に学校で習うような基礎が身に付いてない場合は、難易度の高い授業をいきなり受けてもついていけず学力が伸ばせないことがほとんどです。
きちんと自分の実力を踏まえた上で、慎重にコース選びをすることが大切です。
予習や復習を怠っている
難易度の高い進学塾の授業では、予習・復習を行うことが非常に重要です。その場で授業を聞くだけでは、理解したつもりになっていても定着しないためです。
必ず塾に通うだけで満足せず、必ず家庭でも予習・復習の時間を作るようにしましょう。毎日家で学習する時間を決め、勉強する習慣を身につけておくことが大切です。
塾で習った範囲や出された宿題は、次回の塾の日までにしっかりと復習しておきましょう。
モチベーションが低下している
高いレベルの授業についていくためには、生徒本人の意欲が必要です。しかし塾の内容が理解できないことが続くと、モチベーションが低下し、さらに授業についていけなくなり、と負のスパイラルに陥ってしまいます。
この場合、モチベーションが下がりすぎて、塾に行くことや勉強することそのものが嫌になってしまう前に、早急に対策しましょう。どうにかして学力を伸ばし、目に見えるような成果を上げることでさらに塾に行くモチベーションとしましょう。
また、通っている塾が自分に合わないと感じる方は「塾が合わないときの6つの原因と対処法!指導方法や先生との相性が合わない場合はどうする?」もぜひ参考にしてください。
進学塾の授業スピードについていけないときの4つの選択肢
塾のスピードについていけないと感じたら、何かしらの対策を行い改善に努めましょう。ここからは、4つの具体策を述べていきます。
コース変更する
塾のスピードについていけなくなってきたら、コース変更を視野に入れてみましょう。コースのレベルを下げると、授業についていきやすくなり理解が深まる可能性が高くなります。
もちろんコースを変更したからといって、必ずしも志望校ランクを下げる必要はありません。むしろコースを下げることで、基礎が身につき学力が伸びる生徒もいます。
もし疑問点や不安な点がある場合は、先生や塾長に相談してみるところからはじめましょう。理解ができるようになったら元々いたコースに戻るという選択肢もあります。
先生への質問回数を増やす
授業でわからなかったことをそのままにしてしまうと、徐々に授業スピードについていけなくなってしまいます。わからないことや疑問がある場合は、そのままにせず授業のあとに先生に聞きにいく姿勢が大切です。
良い塾である場合は、先生が親身になって答えてくれるでしょう。塾を選ぶ際に質問しやすい雰囲気であるかどうかを確かめておくことも重要です。
個別指導や家庭教師を取り入れる
集団指導の進学塾では、どうしても大人数に合わせた決められたカリキュラムで授業が進んでいきます。それでは苦手を補うことができないため、科目によって遅れが出てしまうこともあります。
その場合は、集団指導だけでなく個別指導や家庭教師を併用する方法を考えてみましょう。得意科目は集団指導でハイレベルなものを学び、苦手分野を質問のしやすい個別指導または家庭教師で補うのが一番効率的です。
おすすめの個別指導塾が知りたい方は「【個別指導塾おすすめランキング】どこがいいか口コミや料金を比較!」をぜひ参考にしてください。
個別指導や家庭教師に切り替える
全科目ともさっぱりついていけない場合は、集団指導をやめて、個別指導や家庭教師に切り替えるのがおすすめです。個別指導または家庭教師の方が、自分のレベルに合わせたペースで授業を進めていけるからです。
また質問しやすい環境であるため、わからないことがそのままにならずひとつひとつ苦手を克服していけます。ただし個別指導に切り替える場合、カリキュラムがしっかりしているかどうか、指導方針が自分に合っているかを確かめる必要があることを覚えておきましょう。
おすすめの家庭教師が知りたい方は「【家庭教師おすすめランキング】どこがいいか口コミや料金を比較!」をぜひ参考にしてください。
進学塾の授業スピードについていけるか不安な方は体験授業がおすすめ
進学塾の授業スピードにきちんとついていけるかどうか不安な方は、正式に入塾する前に体験授業に参加すると良いでしょう。
体験授業では入塾前に実際に教室に入って授業を受けることができるので、パンフレットや公式ページだけではなかなかわからない授業のスピードを体感することが可能です。
体験授業の後は、個別面談もしくは後日の電話連絡で感想を聞かれることが多いです。授業を受け自分に合っていると感じたら、そのまま申し込み手続きに進みましょう。
まずは体験授業に参加する塾候補を探すため、いくつかの塾の無料の資料請求をしてみることをおすすめします。
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