塾が合わないときの6つの原因と対処法!指導方法や先生との相性が合わない場合はどうする?
投稿日:2021/03/18
更新日:2021/03/18
塾が合わないときの6つの原因
学力を伸ばしたくて塾に通っていても、塾が合わずに成績が伸び悩んでしまうケースがあります。
塾が合わない原因には、どのようなものが考えられるのでしょうか。今回は、塾が合わないと感じるときの6つの主な理由を解説していきますので、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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指導方法が合わない
塾には集団指導や個別指導など、さまざまな指導形態が存在します。その指導方法が合わないと、自分のペースで学習ができずに学力が上がらない可能性があります。
集団指導はライバルが多いため、競争心のある生徒に向いています。また経験豊富で指導力の高い先生が多いので、ハイレベルな学校を目指す際に適しています。
一方で個別指導は、苦手な科目や理解の不足している箇所を質問しやすいという側面があります。また、自分のスケジュールで勉強を進めていけることが大きなメリットです。
自身の学力や得意・不得意に合わせて、指導方法の合った塾を選ぶようにしましょう。
指導方針が合わない
塾に通う際には、目的をはっきりさせておく必要があります。なぜなら宿題や定期テストの対策のために通うのか、受験のために通うのかで学習する内容や方法が変わってくるためです。
指導方針が合わない塾に通ってしまうと、必要な範囲を補えずに時間を無駄にしてしまうことがあります。塾が合わないと感じた場合は、改めて指導方針を調べ、塾に通う目的と一致しているかを確かめましょう。
難易度が合わない
生徒の学力と大きくかけ離れたレベルの塾やクラスに所属していると、効率よく勉強を進めることができません。
例えば、自分のレベルよりもハイクラスのコースに入ってしまうと、授業内容についていけずに後悔してしまう場合があります。またその逆で、塾の学習内容が簡単すぎても勉強時間が無駄になってしまいます。
塾選びの際には、必ず自身の学力とコースの難易度を照らし合わせた上で決めましょう。過去の合格実績を調べたり、テストによってクラス分けしてくれる塾を探すのもひとつの手です。
授業スピードが合わない
特に集団指導の場合、授業のスピードがうまく合わないことがあります。ハイレベルすぎる塾の場合、授業スピードが早すぎて、予習や復習が間に合わずついていけないというケースが考えられます。
授業スピードが合わないと感じたら、塾の難易度を変えてみたり個別指導にシフトしたりすると良いでしょう。またわからないことがある際に、授業外でも質問できるような体制が整っている場所を選ぶと良いでしょう。
先生との相性が合わない
塾の授業内容はカリキュラムだけでなく、先生によっても変化します。説明の内容がわかりづらかったり、厳しすぎるまたは優しすぎるなど、先生の性格によっては合わないと感じることがあります。
先生の雰囲気は、公式ページや塾のパンフレットだけではなかなか伝わらないため、入塾してから後悔することもあり得るでしょう。不安な場合は、体験授業や夏期講習など、短期のプログラムを受けて入塾を判断することをおすすめします。
友達の雰囲気が合わない
塾選びでは、周囲の友達の雰囲気もたいへん重要です。同じ塾に通う友達との雰囲気が合わないと、授業に集中できず、塾に通っても成績が伸びなかったり、そもそも塾に通うことに嫌悪感を感じてしまう場合があります。
特に学力レベルでグループを作り、成績が低い生徒を見下すような友人とは、どうしても合わないと感じてしまうことが多いでしょう。また集中したい時間に友人に話しかけられることで、学習時間が減ってしまうという悩みも少なからずあります。
塾が合わないときの対処法
ここまで塾が合わない原因を紹介してきましたが、実際に塾に入ってから合わないと気づいてしまった場合はどのようにすれば良いのでしょうか。それぞれのケースに応じた具体的な対策方法を、以下にて解説します。
指導方法が合わない場合:集団指導や個別指導を切り替える
指導方針が合わないと感じたら、集団指導から個人指導、またはその逆に切り替えることを検討しましょう。
具体的には、大人数で進む授業にうまくついていけない場合や、他人とあまり成績を比較したくない場合は、集団指導から個別指導に切り替えることをおすすめします。
おすすめの個別指導塾が知りたい方は「【個別指導塾おすすめランキング】どこがいいか口コミや料金を比較!」をぜひ参考にしてください。
反対にハイレベルな学校を目指していて、周囲のライバルと刺激し合いたい場合は、個別指導よりも集団指導が適しています。有名な先生の授業を受けたい場合なども、集団指導がおすすめです。
指導方針が合わない場合:他の塾に通い直す
指導方針そのものが合わない場合は、他の塾に通い直すことを考えてもいいかもしれません。なぜなら塾の方針自体が合っていない場合、コースや指導方法だけを変えても適応できる可能性が低いためです。
塾の方針と塾に通う目的が一致しているかどうかは、必ず入塾前に確かめておきましょう。ただし通ううちに気づくこともあるので、何か気になることがあれば保護者の方と生徒本人でしっかりと相談しましょう。
難易度が合わない場合:所属コースのレベルを変更する
難易度が合わない場合は、所属するコースを変更しましょう。ハイレベルすぎてついていけないと感じた場合はコースの難易度を下げ、反対に簡単すぎて内容が理解できてしまう場合にはコースレベルを上げましょう。
また、入塾時にはレベルが合っていても、数ヶ月学んでいるうちにレベルがずれてくることもあるので常にコースのレベルと自分の実力が合っているかは意識しておきましょう。もし集団指導では自分のレベルに合わない場合は、個別指導へのシフトも選択肢に入れておきましょう。
授業スピードが合わない場合:所属コースのレベルを変更する
授業スピードが合わない場合も、所属コースのレベル変更を検討しましょう。授業が早すぎてついていけない場合は、レベルを少し下げることで解決することが多いです。
コース変更だけでは解決できない場合は、個別指導も視野に入れましょう。例えば、部活や別の習い事と両立していて予習復習が間に合わない場合などは、個別指導の方が柔軟に対応してくれる可能性が高いです。
ほかにも、塾の授業スピードについていけないときの手段について詳しく知りたい方は「塾についていけない!進学塾の授業スピードについていけないときの4つの選択肢!」もご覧ください。
先生との相性が合わない:塾長に相談する、変更依頼をする
先生との相性が合わない場合は、塾長に相談し変更依頼をしましょう。集団指導の場合は先生を変更してもらうことは難しいかもしれませんが、塾長に相談することで何かしらの配慮をしてもらえる可能性があります。
また、同じクラスでも曜日によって先生が変わる場合があるので、塾に通う日を変えてもいいでしょう。
個別指導の場合は、多くの塾で先生の変更が可能です。先生との相性が悪くてもカリキュラムや方針があっている場合は、すぐに塾を辞めるのではなく先生の変更ができないか確認してみましょう。
友達の雰囲気が合わない:先生に相談する
友達との雰囲気が合わない場合は、先生に相談するのがおすすめです。特に嫌がらせやいじめのような事態が起きてしまった場合は、速やかに報告しましょう。当人同士や保護者間だけで話し合いを進めると、さらなるトラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。
「トラブルではないけどなんとなく合わない」という場合は、そのような友人とは割り切って関係を持たないことも大切です。また、集団で成績や進捗を比較されることに抵抗がある場合は、自分のペースで学習できる個別指導に切り替えることも検討してみましょう。
全国でおすすめの予備校が知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」をぜひ参考にしてください。