東進ハイスクールの料金(授業料・月謝)は高い?年間費用や入学金、学費の値段を解説!

投稿日:2020/10/31

更新日:2024/06/28

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目次

学習塾を利用して指導を受けたい方にとって気になることと言えば、学費が年間でどれくらいかかるかということです。東進ハイスクールを利用するにあたり、受講料だけでなく入学費をはじめ、担任指導費、模試費などさまざまな費用がかかってきます。

そこで今回は、東進ハイスクールの学費について詳しく解説します。

「東進ハイスクールの学費はどれくらいかかる?」
「東進ハイスクールの料金システムが知りたい」

という方は、ぜひ参考にしてください。

今回の記事の内容をまとめると、以下のようになります。

・東新ハイスクールの通期講座の平均年間費用は、135~205万円程度
・月謝システムではなくユニット料金を採用している
・入学金や授業料などの基本費用とは別に、東進模試や講習講座などの金額がかかる
・入学金は33,000円(税込)、通期講座1講座あたりの受講料は77,000円(税込)、高等学校対応理科基礎は57,750円(税込)、担任指導費は33,000〜77,000円(税込)
・東進模試の料金は高1生・高0生が12,650円(税込)、高2生が14,850円(税込)、受験生が29,700円(税込)
・料金が高いと感じる方は割引のキャンペーンや指定ローンを利用するなどの方法がある

この記事を最後まで読むことで、東進ハイスクールの費用の目安や内訳が把握できます。また、費用が高いと感じる場合にどうすれば良いかについても取り上げています。

東進ハイスクールの料金について、押さえておくべきポイントはこちらの画像のとおりです。
東進ハイスクール料金

東進ハイスクールの利用を検討している方や、具体的な費用がどれくらいかかるか知りたい方は、この記事を参考にすることをおすすめします。

さらに、東進ハイスクールのフランチャイズである東進衛星予備校の料金や費用も合わせて確認しておきましょう。

東進ハイスクールの料金表|平均の年間費用はいくら?

年間費用の平均合計平均額の目安は、通期講座だと1,353,000~2,046,000円程度となっています。

講座名 年間費用
通期講座 1,353,000~2,046,000円

東進ハイスクールの通期講座とは、東進ハイスクールで受けられる通常の映像授業のことです。1講座は90分となっていて、映像授業なので自分のペースで学習を進められます。

また、高速学習をすることも可能で、短期間で集中的に受講することによって授業カリキュラムを2か月から3か月程度で終えることも可能です。映像授業はすべてが大学受験に精通したプロ講師によるもので、非常に分かりやすく効率的な学習ができます。

なお上記の金額は、どの授業をどのくらい受講するかによって変動します。さらに校舎のエリアによっても値段が変わる可能性があるので、具体的な金額が知りたい方はお近くの校舎に問い合わせてみると良いでしょう。

東進ハイスクールのCMが見たい方は、こちらをご覧ください。

さらに、東進ハイスクールの指導法の特徴やどのような生徒におすすめかを詳しく知りたい方は「 【東進ハイスクール】高校生の口コミを紹介!有名講師の評判や授業のレベルはどう?」も参考にしてください。

東進ハイスクールの料金表(授業料・月謝)|入学金や料金システムの仕組みについて

通期講座を利用するにあたっては、以下の料金表の通りに費用がかかります。東進ハイスクールに入学して通期講座を利用してみたい方は、まずは料金表を参考にしてどれくらいの学費がかかるか見積もり、入塾するかを検討すると良いでしょう。

内訳 料金
入学金 33,000円(税込)
通期講座 受講料(ユニット料金)※1講座あたり 77,000円(税込)
高等学校対応 理科基礎 57,750円(税込)
担任指導費 33,000〜77,000円(税込)

入学金

東進ハイスクールでは、入学する際に入学金として33,000円がかかります。授業料とは別途必要なので注意してください。

通期講座 受講料(ユニット料金)

東進ハイスクールの受講料は月謝システムではなく、「ユニット料金」という仕組みで支払うことになります。1ユニットには90分×20回の授業カリキュラムが含まれていて、東進ハイスクールを利用する多くの生徒が複数ユニットを受講しています。

そして、1ユニット当たりの受講料は77,000円(税込)となっています。つまり90分授業一回あたりの料金を算出すると、77,000円(税込)÷20回=3,850円/回(税込)ということになります。

大学受験のプロ講師の授業をこの価格で受けることができるので、料金設定は一般的〜良心的と言えるでしょう。さらにこの料金には、テキスト代が含まれています。

なお、5ユニット以上受講する場合には、受講ユニット数に応じて受講料がお得になる割引制度も導入されています。そのため、東進ハイスクールで通期講座を利用する場合には、必要となるユニットを複数受講しておくことをおすすめします。

高等学校対応 理科基礎

東進ハイスクールの高等学校対応理科基礎講座を受講するためには、受講料が57,750円となっています。

高等学校対応理科基礎講座は、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎といった理科基礎を得点源にするためのものです。センター試験で理科基礎を得点源にすることで、合格に必要な得点を確保しやすくなります。

高等学校対応理科基礎講座を受講すれば、理科の各科目について基礎的なことから学ぶことができます。基本となる知識をきちんと定着させることによって、多くの問題が解けるようになります。

難易度はそれほど高くないため、理科に苦手科目のある方や、理系科目を不得意としている文系の方が理科の対策をするのにもおすすめです。

担任指導料

担任指導料は、受講するのが3講座以下の場合、受講料とは別に年に1回33,000円(税込)を支払うことになります。一方で受講するのが4講座以上の場合、高校2年生以下なら44,000円(税込)、高校3年生なら77,000円(税込)がかかります。

東進ハイスクールではすべての生徒に担任となる講師が付き、学習計画を立てたり面談やアドバイスをしてくれます。これらの担任による指導を受けるために必要となる費用が、担任指導料となっています。

担任の講師は毎月、生徒と合格指導面談を行います。合格指導面談では現時点での学習進度や志望校、将来像などについて話し合い、今後の学習方針を共有します。

志望校合格のためにどのような学習をすれば良いかが明確になり、学習へのモチベーションも高まります。また、保護者も交えた三者面談も担任の講師が行っています。

東進ハイスクールの他にもおすすめの塾や予備校が知りたい方は、学習塾おすすめランキング予備校おすすめランキングを確認しましょう。

東進ハイスクールの基本費用以外に掛かる料金|高1・高2・高3で値段が異なる?

東進ハイスクールでは基本費用とは別に、東進模試、通年講習講座、記述型答案練習講座などさまざまな費用がかかることになります。また、それぞれの金額は学年によって異なります。模試や講座を利用すれば、それだけ追加の費用が発生します。

以下では、東進ハイスクールの基本費用以外にかかる料金について、学年別にまとめています。また、基本費用とは別に、どのような模試や講座に費用がかかることになるのかもわかるでしょう。

東進模試

東進ハイスクールでは、生徒の実力を測り、さらに伸ばしていくために豊富な模試を用意しています。模試の結果を参考にすることで、志望校合格のためにどのようなカリキュラムで学習を進めていけばよいかが分かります。

学年 料金
高1生・高0生 12,650円(税込)
高2生 14,850円(税込)
受験生(高3生、高卒生) 29,700円(税込)

模試費は上の表の通りで、高1生・高0生と受験生では倍近くの料金差となっています。補足ですが、高0生とは高校生並みの学力を持ち、学習意欲の高い中学生のことを指します。中高一貫校に通う中学生が対象となります。

特別講習(夏期講習・冬期講習)

東進ハイスクールでは、夏期講習や冬期講習といった特別講習を実施しています。特別講習は夏や冬の長期休暇期間に、通期講座に加えて受講できる講座のことです。また、東進ハイスクールに通っていない方も参加可能です。

特別講習は志望校のレベルに合わせたコースが用意されているので、自分にとって必要な学習ができます。特別講習を受けた場合、受けない場合に比べて短期間でカリキュラムを終えられ、弱点も克服していきます。

通年講習講座(単科受講科)

東進ハイスクールでは、特別講習以外にも、通年受講可能な講習講座があります。ここでは、講習講座の単科受講料を紹介します。

講座名 料金
講習講座(90分×5回+講座修了判定テスト1回) 19,250円(税込)
講習講座(90分×10回+講座修了判定テスト1回) 38,500円(税込)

この講習講座は1授業当たり90分のカリキュラムで、料金は5回コースが19,250円、10回コースが38,500円となります。講座数が倍になれば、料金も倍近くになっていることが分かります。

また、講習講座の最後には講座修了判定テストを実施し、講習講座で学んできたことが定着しているかも確認しています。

記述型答案練習講座、入試直前まとめ講座、直前必勝講座(受験学年対象)

記述型答案練習講座とはその名の通り、記述試験において得点の取れる答案を作成する力を付けるための講座です。

多くの難関大学の個別入試では、記述試験を採用しています。記述試験は、日頃の練習によって解答力を付けていないと入試本番で高得点を獲得することは難しいです。そこでこの講座では、難関大の記述試験に対応できる答案作成力を訓練できます。

記述型答案練習講座の料金は以下の通りです。この講座では、90分の講座を5回受講できることに加え、答案の添削指導を最大5回まで受けられます。

講座名 価格
記述型答案練習講座(授業90分✕5回、添削指導5回) 38,500円(税込)

入試直前まとめ講座

入試直前まとめ講座とは、試験本番を目前に控えた時期に行う、入試における重要事項を整理するための講座です。この講座を受けることで、入試前に抑えておきたい網羅的な復習と入試本番で高得点を取るための要点整理ができます。

この講座では、90分の授業を2~5回受講できることに加え、受講終了時には講座終了判定テストを受けられます。入試前の最終調整を行うことで、本番での得点力を付けられます。

入試直前まとめ講座の料金は以下の通りです。

講座名 価格
入試直前まとめ講座(授業90分✕5回、講座修了判定テスト1回) 19,250円(税込)

直前必勝講座(受験学年対象)

直前必勝講座とは、入試直前期に効率的な学習を行うための講座です。この講座を受けることによって、過去問の分析による出題率の高い問題や正答率の低い問題を総ざらいでき、入試合格の確度を大きく高めることができます。

直前必勝講座の料金は以下の通りです。なお、この講座は90分の授業を2コマ受講できます。

講座名 価格
直前必勝講座(授業90分✕2回、直前必勝教材つき) 7,700円(税込)

過去問演習講座(受験学年対象)

過去問演習講座とは、東進によってセンター試験、難関大の過去10年分の入試問題を徹底研究にすることによって作られた講座です。この講座を受講することにより、入試本番で高得点を狙うことができます。

過去問演習講座では、国公立大、私大、併願校の全ての対策に対応しています。志望する大学に応じて細かく講座の種類が分かれているため、ニーズに合わせて最適な講座を受講できます。

過去問演習講座の料金は以下の通りです。なお、対象大学の試験内容に応じて、下記に挙げるいずれかの受講料が適応されます。

国公立大対策

講座名 料金
国公立二次対策(採点・添削・解説授業有) 102,300円(税込)
国公立二次対策(採点・添削有) 56,100円(税込)

東進ハイスクールの国公立対策には、国公立二次対策(採点・添削・解説授業有)と国公立二次対策(採点・添削有)の2つの講座があります。料金は国公立二次対策(採点・添削・解説授業有)が102,300円(税込)、国公立二次対策(採点・添削有)が56,100円(税込)となります。

国公立二次対策(採点・添削・解説授業有)では採点や添削指導が受けられるほか、丁寧解説が受けられる授業がついています。そのため、解説を必要とする方はこちらを選択しましょう。

一方で、採点と添削指導だけを必要とする方は、国公立二次対策(採点・添削有)を選択するのがおすすめです。

私大対策

講座名 料金
私大対策(採点・添削・解説授業有) 90,200円(税込)
私大対策(採点・解説授業有) 84,700円(税込)
私大対策(採点有) 38,500円(税込)

東進ハイスクールの私大対策には、私大対策(採点・添削・解説授業有)、私大対策(採点・解説授業有)、私大対策(採点有)の3講座があります。

料金は私大対策(採点・添削・解説授業有)が90,200円(税込)、私大対策(採点・解説授業有)が84,700円(税込)、私大対策(採点有)が38,500円(税込)となります。

私大対策(採点・添削・解説授業有)には採点に加え、添削指導と詳しい解説を行う授業があるので、添削をしたうえで解説もしてほしいという方向けのコースです。私大対策(採点・解説授業有)は、添削指導が不要で解説授業は受けたいという方に向いています。

また私大対策(採点有)は採点のみとなっていて、料金が最も安く設定されています。したがって、添削指導や解説授業が不要な方はこちらを選択するのが良いでしょう。

併願校対策

講座名 料金
併願校対策 38,500円(税込)
私大併願対策 84,700円(税込)

東進ハイスクールの併願校対策には、併願校対策と私大併願対策の2つの講座があります。料金について見ると、併願校対策は38,500円(税込)、私大併願対策は84,700円(税込)となっています。

併願校対策では、選択した学部の10年分の過去問を演習することができます。また、私大併願対策では、選択した学部の最新の5年分の過去問から必要な科目を指定し、最大で30回まで演習することが可能です。

したがって、全科目を演習しておきたい方は併願校対策、特定の科目を集中的に演習したい方は私大併願対策を利用するのが良いでしょう。

志望校別単元ジャンル演習講座(受験学年対象)

志望校別単元ジャンル演習講座は、東進が開発した、AIの力で生徒を合格へ導くための学習システムです。

東進での学習履歴をもとに、AIによって生徒それぞれの課題を特定し、志望校の合格に向けて取り組むべき問題や分野を提案します。この講座では、東進の持つ10万問を超えるデータベースの中から、あなたの実力アップに適した問題を厳選して演習を行えます。

志望校別単元ジャンル演習講座の料金は以下の通りです。

講座名 料金
志望校別単元ジャンル演習講座 102,300円(税込)

東進ハイスクールの授業料「志望校通期ユニット」の費用は?

志望校通期ユニットとは、入学時、または継続申し込み時に1年間の講座をセットで申し込めるパックのことです。志望校通期ユニットを選択すると授業料の割引が行われるため、入学者の多くがこちらを利用しています。

高校1年生の場合

講座名 定価 割引額 特別受講料
ユニット3 231,000円(税込) -19,800円(税込) 211,200円(税込)
ユニット4 308,000円(税込) -26,400円(税込) 281,600円(税込)
ユニット5 385,000円(税込) -33,000円(税込) 352,000円(税込)
ユニット6 422,400円(税込) -47,850円(税込) 470,250円(税込)
ユニット7 539,000円(税込) -51,700円(税込) 487,300円(税込)

高校1年生の志望校通期ユニットの料金は、上記の通りです。

講座数ごとの定価について見ると、ユニット3が231,000円(税込)、ユニット4が308,000円(税込)、ユニット5が385,000円(税込)、ユニット6が422,400円(税込)、ユニット7が539,000円(税込)となっています。よって、講座数が増えるごとに料金は高くなることがわかります。

また、講座数ごとの割引額については、ユニット3が19,800円(税込)、ユニット4が26,400円(税込)、ユニット5が33,000円(税込)、ユニット6が47,850円(税込)、ユニット7が51,700円(税込)です。定価と同様に、割引額も講座数に応じて高くなると言えます。

高校2年生の場合

講座名 定価 割引額 特別受講料
ユニット4 308,000円(税込) -26,400円(税込) 281,600円(税込)
ユニット5 385,000円(税込) -33,000円(税込) 352,000円(税込)
ユニット6 422,400円(税込) -47,850円(税込) 470,250円(税込)
ユニット7 539,000円(税込) -51,700円(税込) 487,300円(税込)
ユニット8 616,000円(税込) -64,900円(税込) 551,100円(税込)

上の表では、高校2年生の志望校通期ユニットの料金をまとめています。

講座数ごとの定価について見ると、ユニット4が308,000円(税込)、ユニット5が385,000円(税込)、ユニット6が422,400円(税込)、ユニット7が539,000円(税込)、ユニット8が616,000円(税込)となっています。高校1年生と同様に、講座数が増えるごとに料金は高くなります。また、ユニット4~ユニット7の料金は高校1年生と同じ金額です。

講座数ごとの割引額について見ても、講座数に応じて高くなることがわかります。ユニット4~ユニット7に関しては、定価と同じように割引額も高校1年生とまったく同じ金額となっています。

高校3年生の場合

講座名 定価 割引額 特別受講料
ユニット5 385,000円(税込) -33,000円(税込) 352,000円(税込)
ユニット6 422,400円(税込) -47,850円(税込) 470,250円(税込)
ユニット7 539,000円(税込) -51,700円(税込) 487,300円(税込)
ユニット8 616,000円(税込) -64,900円(税込) 551,100円(税込)
ユニット9 693,000円(税込) -80,300円(税込) 612,700円(税込)
ユニット10 770,000円(税込) -93,500円(税込) 676,500円(税込)
ユニット11 847,000円(税込) -103,000円(税込) 744,700円(税込)
ユニット12 924,000円(税込) -113,000円(税込) 811,000円(税込)
プレミアムユニット20 1001,000円(税込) -121,000円(税込) 880,000円(税込)

上の表は、高校3年生の志望校通期ユニットの料金についてまとめたものです。

講座数ごとの定価について見ると、ユニット5~ユニット8については高校1年生・高校2年生と同じ金額であることがわかります。

なお、ユニット9は693,000円(税込)、ユニット10は770,000円(税込)、ユニット11は847,000円(税込)、ユニット12は924,000円(税込)、プレミアムユニット20は1001,000円(税込)となっています。したがって、高校3年生についても、講座数が多くなるほど料金は高くなると言えます。

講座数ごとの割引額や特別受講料に関しても同様で、講座数が多くなるのに応じて金額が高くなっています。

東進ハイスクールの料金(学費・授業料)を具体的に計算するといくら?

国公立大学文系を目指す場合の一例

学費名 金額
入学金 33,000円(税込)
担任指導費 77,000円(税込)
志望校通期ユニット10 676,500円(税込)
東進模試 29,700円(税込)
講習講座(90分×10回+講座修了判定テスト1回) 38,500円(税込)
合計金額 854,700円(税込)

志望校通期ユニット10は、通期講座9講座+高速マスター講座1講座の合計10講座がセットになったパックです。

国公立文系を目指す場合は、英語や現代文・小論文、古文・漢文などの講座を受講するのがおすすめです。また、受講できる講座数が多いので、数学や理科の苦手分野を克服するための講座を受講するのも良いでしょう。

東進の講習講座は、90分の授業で各科目の基礎を定着させることを目的としています。高速学習を行うのが特徴で、一般的な予備校が1年間かけて学習する内容を、2週間~1か月程度で修了することが可能です。

短期間で集中的に学習するため、学習効果が高いのも強みです。講座の内容は、講座の種類や講師ごとにさまざまです。

国公立大学理系を目指す場合の一例

学費名 金額
入学金 33,000円(税込)
担任指導費 77,000円(税込)
志望校通期ユニット8 551,100円(税込)
東進模試 29,700円(税込)
国公立二次対策(採点・添削・解説授業有) 102,300円(税込)
合計金額 793,100円(税込)

志望校通期ユニット8は、通期講座7講座+高速マスター講座1講座の合計8講座がセットになったパックです。国公立理系を目指すのであれば、数学や理科といった理系科目の講座を受講するのがおすすめです。

また、国公立理系の入試では英語が必要となることも多いため、対策として英語の講座を受講することも考えられます。

東進の国公立二次対策(採点・添削・解説授業有)は、志望校の二次試験の傾向に合わせて過去問演習などの対策を行う講座です。ただ過去問を解くだけではなく、添削指導が行われるため、解答の質を高めていくことができます。

また、解説授業も受けられるので、問題の解法をきちんと理解して自分で解けるようにしておくことが可能です。

私立大学文系を目指す場合の一例

学費名 金額
入学金 33,000円(税込)
担任指導費 77,000円(税込)
志望校通期ユニット5 352,000円(税込)
東進模試 29,700円(税込)
記述型答案練習講座(授業90分✕5回、添削指導5回) 38,500円(税込)
私大併願対策 84,700円(税込)
合計金額 614,900円(税込)

志望校通期ユニット5は、通期講座4講座+高速マスター講座1講座の合計5講座がセットで申し込めるパックです。私立文系を志望する場合であれば、文系科目である英語や国語、社会の対策講座を受講しておくのが良いでしょう。

東進の記述型答案練習講座は、記述式・論述式試験の対策として答案作成力を身につける講座です。実際に答案を作成し、添削指導を受けて復習、再度添削を受けるというサイクルで学習することで、採点者に意図が伝わる完全な答案を作成できるようになります。

また、東進の私大併願対策は、複数の私立大学に出願する受験生が効率良く受験対策をするための講座です。併願校をまとめて対策したい受験生には、私大併願対策がおすすめです。

私立大学理系を目指す場合の一例

学費名 金額
入学金 33,000円(税込)
担任指導費 77,000円(税込)
志望校通期ユニット6 422,400円(税込)
東進模試 29,700円(税込)
直前必勝講座(授業90分✕2回、直前必勝教材つき) 7,700円(税込)
私大対策(採点・添削・解説授業有) 90,200円(税込)
合計金額 660,000円(税込)

志望校通期ユニット6とは、通期講座5講座+高速マスター講座1講座の合計6講座がセットになったパックのことです。私立理系を志望する場合は、受験で重要となる数学や理科の受講がおすすめです。

東進の直前必勝講座は、志望校の入試を万全の状態で迎えるための直前対策を行う講座です。大学ごとの出題傾向に合わせた対策や、頻出分野に特化した対策などが行われます。直前必勝講座を利用することで、受験対策を完璧な状態にした状態で本番に臨むことができます。

東進の私大対策では、私立大学ごとの入試傾向に合わせた演習を行います。演習の後はきちんと採点も行われ、添削や解説授業を受けることができます。そのため、問題の正しい解き方を身につけることが可能です。

東進ハイスクールの料金(学費・授業料)は高い?他の学習塾と金額を比較

「東進ハイスクールの料金は高い」という意見もネット上にはあります。

しかし、実際のところ東進ハイスクールの料金は高いのでしょうか?ここでは東進ハイスクールと、河合塾マナビスやZ会進学教室、明光義塾や個別指導塾トライプラスとの料金を比較してみましょう。

塾名 高校3年生
東進ハイスクール 77,000円(税込)
河合塾マナビス 76,400円(税込)
Z会進学教室 61,312円(税込)
明光義塾 80,000円(税込)
個別指導塾トライプラス 88,000円(税込)

東進ハイスクールの月謝は、河合塾マナビスやZ会進学教室と比べてみるとやや高く、明光義塾や個別指導塾トライプラスよりはやや安いと言えます。

つまり、5つの塾の中間程度になっていることが分かります。したがって、東進ハイスクールの料金はこれらの学習塾と比較すると標準的であると言えます。

なお、東進以外の4つの中で、映像授業ということで最も指導形態が近いのは河合塾マナビスです。

月謝料金は東進が77,000円(税込)、河合塾マナビスが76,400円(税込)とほぼ同じなので、体験授業などで自分にはどちらが合うのか確認してから通う塾を決めると良いでしょう。

ただし、こちらはあくまで1つのシミュレーションなので、実際の金額は入学金や受講する講座によっても変わってきます。詳しくは、各塾の公式ホームページや資料請求にて料金を確認しましょう。

東進ハイスクールの料金(学費・授業料)が高いと感じるときは?

東進ハイスクールの料金が高いと感じるときはどうすれば良いのでしょうか。以下では、東進ハイスクールの料金を抑える方法や、負担を減らせる支払い方法について取り上げます。少しでも料金の負担を軽くしたい方は参考にしてください。

「3講座無料招待」キャンペーンを利用してみる

東進ハイスクールの料金を抑える方法としては、「3講座無料招待」キャンペーンを利用することがあげられます。このキャンペーンを利用すれば、東進生でない方が無料でお試し授業を受けられます。

まずはお試し授業に参加してみて、東進ハイスクールの指導が合っているか確認してから入学すると良いでしょう。3講座無料招待キャンペーンを利用したい場合には、東進ハイスクールの公式サイトから招待状を請求できます。

受講するユニット数を調節する

東進ハイスクールの通期講座では、複数のユニットを受講することで1ユニット当たりの料金がお得になる仕組みとなっています。そのため、受講するユニットを増やすことで、結果的に1講座当たりの料金を抑えられます。

さらに、4つ以上の講座をまとめて受講したい場合には、1年分をセットで申し込むことで料金がお得になる通期ユニットもあります。東進ハイスクールに1年間通塾し続ける予定であれば、通期ユニットを検討してみましょう。

一方で、当然ですが受講するユニット数を減らすことで、受講料の合計金額は安くなります。1ユニット当たりの料金を抑えたいのか、合計の料金を安くしたいのかによって、通い方を検討しましょう。

早めに受験科目を絞り込む

東進ハイスクールの料金を抑える方法として考えられるのが、早めに受験科目を絞り込むことです。東進ハイスクールでは多数の講座を受講する場合、志望校通期ユニットという形で申し込むと料金が安くなる制度があります。

そのため、早い段階で志望校の受験科目を絞り込み、必要となる科目だけをまとめて申し込むことで、受講ユニット数を抑えることができます。単科で受講するよりも料金が安くなるので、必要な科目は早めに割り出しましょう。

指定のローンを活用する

東進ハイスクールの料金の負担を軽くする方法として、指定のローンを活用することがあります。東進ハイスクールの料金は基本的には一括払いのみですが、指定のローンを活用することで分割払いにすることも可能です。

したがって、一括払いをするのが難しい経済状態の場合は、分割払いを申し込んでみることをおすすめします。分割払いの申し込みは各校舎の窓口からとなっているので、一括払いが難しい方は一度窓口で相談してみましょう。

受験生チャレンジ支援貸付事業を活用する

東進ハイスクールの料金を抑えたい場合、受験生チャレンジ支援貸付事業を活用するという方法もあります。

受験生チャレンジ支援貸付事業とは、中学3年生・高校3年生及び進学を目指す方を対象として、塾の学費や受験料などの貸付を行う事業です。世帯の所得が基準以下で、塾に通うための費用や高校・大学の受験料が支払えない場合、受験生チャレンジ支援貸付事業が利用できます。

受験生チャレンジ支援貸付事業のメリットとして、貸付は無利子となっています。さらに、高校・大学に合格して入学できた場合は、返済が免除されます。そのため、将来的な返済にかかる負担が小さいのが特徴です。

受験生チャレンジ支援貸付事業で貸付が行われる金額は、貸付対象によって決められています。学習塾などの受講料の場合、対象となる学習塾でかかる費用の範囲内で、上限20万円の貸付が行われます。

中学3年生の受験料の場合、対象となる高校の受験料の範囲内で、上限27,400円の貸付となります。高校3年生の受験料の場合、対象となる大学の受験料の範囲内で、上限8万円の貸し付けが実施されます。

受験生チャレンジ支援貸付事業は区市町村の窓口から申し込めるので、まずは窓口に相談してみましょう。

また、東進ハイスクールの指導法の特徴やどのような生徒におすすめかを詳しく知りたい方は「 【東進ハイスクール】高校生の口コミを紹介!有名講師の評判や授業のレベルはどう?」も参考にしてください。

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