塾が高い理由は?金銭的に行けない、親に申し訳ないと感じる生徒はどうすべき?
投稿日:2020/08/29
更新日:2025/03/29
目次
子育てしていく中で、タイミングを見てお子さんを学習塾に通わせようと考える保護者の方も多いかと思います。そこで問題となってくるのが、塾に通わせるためにかかる学費です。
お子さんを学習塾に通わせようとホームページで学費を調べたとき、その高さに驚いたことはありませんか。塾によって学費には差がありますが、思っていたよりも高い学費がかかってしまうことがほとんどです。
そのため、塾を利用するための経済的な負担に悩んでいる方もいることでしょう。そこで今回は、塾の学費がそれなりに高くなる理由や、学費が高くて塾を利用できない場合にどうするかなどを解説します。
「塾の学費が高いのはどうして?」
「学費を押さえて塾に通う方法が知りたい」
という方は、ぜひ参考にしてください。
今回の記事をまとめると、以下のようになります。
・学費が高くて通えない場合は「独学で努力する」「特待制度を利用する」「キャンペーン情報をチェックする」などの方法がある
・親に学費を払ってもらっている生徒は、申し訳ないと感じるよりも学習に専念するべき
塾の学費が高いのはなぜ?
なぜ塾の学費はこれほどまでに高いのはなぜでしょうか。ここでは、塾の学費が高くなってしまう理由を紹介します。
※おすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」を参考にしてください。
高くても需要があるから
塾の学費が高くなっている理由は、「高くても需要があるから」に他なりません。保護者の方にとっては、大切な子供の将来のためはになんでもしてあげたいという気持ちが働くので、学費が高くても塾に通わせることが多いです。
また、実際に塾に通い始めることで成績がアップするお子さんも多いので、お子さんに必要な教育費と割り切って塾の高い学費を納めている保護者の方も少なくありません。
塾に通わせないことで、お子さんが学校の勉強や受験の競争で遅れを取ってしまうこともあるため、保護者の方としては高くても塾に通わせようとする傾向にあるのです。
これらの理由から、現在は学習塾への需要が非常に高く、学費が高くても通わせる保護者が多いです。
学校よりも質の高い指導が受けられるから
塾の学費が高くなるのには、学校よりも質の高い指導が受けられるからという理由もあります。
営利団体である塾では指導の質を重視しているため、優れた指導技術を持つ講師を確保しています。さらに、塾で指導を行う講師には研修などの教育制度が用意されているため、指導の質が担保されています。
それに対し、公立学校で指導を行う先生は公務員であるため、指導の質が担保されていません。もちろん熱意を持った教え方が上手い先生もいるかもしれませんが、担任となる先生によっては、指導の質が低くなる可能性もあります。
塾で指導技術の高い講師を採用・育成するためには、人件費や研修費などさまざまな費用がかかるため、それが学費にも反映された結果、塾の学費は高くなっていると考えられます。その分、学校よりも指導の質の高さは保証されていると言えます。
豊富な入試情報を提供してもらえるから
豊富な入試情報を提供してもらえることも、塾の学費が高くなる理由として挙げられます。塾では勉強を教えてもらえるだけでなく、志望校の入試情報や出題傾向の分析、受験対策のノウハウなども提供してもらえます。
入試に関する情報を自力で集めるのには多大な労力がかかり、中には個人で入手するのが難しい情報もあります。塾に通っていれば、自分が希望する進路や学習の状況に合わせて最新の情報を提供してもらえるため、労力をかけることなく必要な情報を入手することが可能です。
入試対策に必要な情報が効率良く手に入るので、学習の効率も高まります。塾の学費には、このような充実した情報を提供するための費用も含まれていると考えられます。
授業料以外にもかかる費用があるから
塾の学費が高くつく理由としては、授業料とは別にさまざまな費用がかかっていることもあげられます。塾の学費のシステムとして、授業料以外にも入塾金や教材費、諸経費や季節講習費、模試代などあらゆる料金がかかっていることがほとんどです。
そのため塾でかかる学費を見るときは、授業料だけを見て比較するのではなく、それらの料金を含めた年間合計金額を見ることが重要となります。
また授業料についても、塾によって1コマ当たりの時間が異なるため、ただ料金だけを見て比較するのではなく、1分当たりの授業料に換算して比較してみる必要があります。総額でいくらかかるかを確かめたうえで、それぞれの塾の料金を比較してみるようにしてください。
大学入試が多様化しているから
近年の大学入試は、一般入試に加えて、推薦型選抜や総合型選抜など選抜方法が多様化しています。大学入試の形式が複雑になっていることも、塾の費用が高くなる一因といえるでしょう。
多様化する入試に対応するためには、受験生一人ひとりに合わせた指導や対策が必要になります。塾によっては、通常授業だけでなく面接対策や小論文講座などが用意されている場合があり、それらのサポート体制が学費にも反映されていると考えられます。
学校ではカバーしきれない部分まで手厚くサポートしてもらえる点は、大きな魅力と言えるでしょう。ただし具体的な対策内容や費用は塾ごとに異なるため、自身に合った塾を選ぶことが大切です。
塾でかかる費用についてさらに詳しく知りたい方は「学習塾の料金や費用はどのくらい?授業料を抑える方法も徹底解説!」も参考にしてください。
塾が高いから行けない生徒はどうすべき?
塾の学費が高くて通うのが難しい場合には、どうすれば良いのでしょうか。以下では、5つの選択肢を解説します。
独学で努力する
塾の学費を支払うことができず、特待制度の利用も難しいという場合には、独学で努力するという選択肢もあります。
独学と言ってもすべてを自分の力だけで学習するわけではなく、学校の先生に指導を仰いだり、優秀な友達に聞いたりするという手段があります。また、場合によっては親御さんが勉強を教えてあげるという方法も考えられます。
塾を利用せず、独学での志望校合格は簡単なことではありませんが、それでも実現している方はいます。
特待制度を利用する
塾の学費は高いですが、塾によっては特待制度を利用することで、学費をある程度抑えることができる場合があります。
特待制度は塾によってさまざまなものがありますが、学校の成績が良いことや、塾のテストで高得点を取るなどの条件を満たすことで、授業料を減免してくれるところがあります。
気になる塾があっても学費を支払うのが難しいという場合は、その塾に特待制度があるか調べてみましょう。学費を減免してもらうための成績の条件も忘れずチェックしてください。
キャンペーン情報をチェックする
塾によっては、キャンペーン情報をチェックすることで学費を抑えられることもあります。塾では学費がお得になるキャンペーンが展開されていることがあり、入塾するタイミングによって入塾金が無料になったり、授業料が割引されたりといった特典が受けられます。
例として明光義塾では、キャンペーン期間中に入塾すると特典として入会金が無料となり、4回分の授業が無料で受けられるようになります。また、紹介した友人や兄弟姉妹が明光義塾に入会すると特典がもらえる紹介キャンペーンもあります。
どのようなキャンペーンを実施しているかは塾によって異なるため、塾のキャンペーン情報については前もって確認し、キャンペーン内容も比較しながらどこを利用するか決めましょう。
割引制度をチェックする
塾の学費を支払うのが難しい場合には、割引制度をチェックしてみましょう。塾によっては学費を割引や免除してくれる制度が整っているため、そのような塾を選択すれば学費の負担を抑えることができます。
例としてITTO個別指導学院を挙げると、兄弟姉妹割引や母子家庭割引といった制度が用意されています。
兄弟姉妹割引とは、すでに入会している生徒の兄弟姉妹が新たに入会した場合、入会金が免除され、授業料が5%割引されるというものです。また、母子家庭割引は、母子家庭の生徒が入会した場合に入会金が半額免除され、授業料が5%割引される制度です。
このように、塾ごとにさまざまな割引制度が用意されているので、利用する前に確認してみることをおすすめします。
通信教育を受ける
塾の学費が高くて通えない場合には、通信教育を利用するという方法もあります。自宅でオンライン授業を受けたり、自宅に送られてくる教材をこなしていくタイプの通信教育であれば、通うタイプの塾よりも学費を大きく抑えられます。
例えばスタディサプリでは、月額9,800円で大学受験対策の授業が受けられます。通信教育でも学習塾に負けないほどサポートが充実したサービスがあるので、料金や指導内容を見て自分に合った通信教育を選んでみてください。
おすすめの通信教育について知りたい方は「おすすめの通信教育ランキング!小学生や中学生の家庭学習に最適なのは?」も参考にしてください。
比較的安い塾を探す
塾の中には、比較的安い金額で通える塾もあります。塾に通いたいけれど費用面で不安があるという方は、なるべく安価で通える塾を探してみましょう。
例えば自分でコースやカリキュラムを選べるような塾であれば、必要最低限のものだけを選択し、費用を抑えることができます。また地域密着型の小規模塾やオンライン指導を取り入れている塾では、人件費や設備費を抑えることで料金を安くしているところもあります。
ただし安いだけで成果が出なくては意味がないので、講師の質やサポート体制も確認し、総合的に判断することも重要です。
安い塾について知りたい方は「安い塾の特徴や注意点!個別指導塾で授業料金が安いのはどこ?」を参考にしてください。
塾が高いと困っている方におすすめの塾
武田塾
塾が高いと困っている方におすすめの塾としては、「武田塾」があります。
武田塾は「授業をしない塾」として知られる管理型の個別指導塾で、参考書による自学自習の徹底管理が特徴です。授業がないため、一般的な塾でかかる追加の授業料や季節講習の費用が不要で、比較的リーズナブルに通うことができます。
また武田塾では生徒一人ひとりに合わせた個別カリキュラムが組まれるため、必要なレベルに合わせた学習を効率よく進めることができ、無駄な費用を抑えることが可能です。市販の参考書を使用するため、高額な塾の専用教材を購入する必要もありません。
さらに、入塾前には無料の学習相談を実施しているため、納得したうえで入塾を検討できるのも安心材料のひとつです。
森塾
塾の費用をなるべく抑えたいと考えている方には「森塾」もおすすめできます。
森塾は関東エリアを中心に複数の教室を展開する個別指導塾で、月謝の目安は小学生の場合5,400円(税込)~、中学生の場合10,800円(税込)〜、高校生の場合14,100円(税込)〜と比較的抑えられています。
1科目から受講できるシステムのため、苦手な教科に絞って通うことで、効率よく学習しながら費用を抑えることも可能です。
さらに森塾には「成績保証制度」があり、定期テストの点数が一定の基準に達しなかった場合、3学期の授業料を免除するといった制度も用意されています。費用を抑えつつもリスクを減らせるため、コストパフォーマンスを重視したい方に適していると言えるでしょう。
個別指導WAM
費用を抑えて個別指導を受けたい方には「個別指導WAM」も選択肢の一つです。
個別指導WAMは全国に200以上の教室を展開している個別指導塾です。校舎を住宅街や郊外中心に構えているのが特徴で、駅チカにある塾に比べて運営コストが抑えられており、価格設定が良心的です。
月謝の目安は小学生で5,800円(税込)〜、中学生で7,600円(税込)〜、高校生で9,200円(税込)〜となっています。コースの種類も豊富で、自分の学力や目標、家庭の予算に合わせたプラン選びができるのもポイントです。
また、時期によっては季節講習が無料になるキャンペーンや、乗り換えキャンペーンなども用意されていて、お得に通塾をスタートさせることが可能です。
高い授業料を払っても塾に行かせるべき?
塾は授業料が高いため、本当に通わせるべきなのかと迷う方も多いでしょう。
ここからは、高い塾の授業料を払うべきか悩む保護者の声をもとに、判断の参考となる考え方を紹介します。
息子の塾代高いです。息子は4月から中3です。息子は塾に行きたがります。塾代は月に6、7万円かかります。絶対に払えない金額ではないですが、辛い額です。下の娘にお金をかけることができないで
すし、本来だったら老後の資金を蓄えたいです。
もちろん、成績が上がれば出すかいありですが、月ごとに下がっていきます。それどころか、家ではLINEとゲームばっかりです。
毎日、この件で親子ゲンカです。
私は、結果を出すか、努力のあとを見せられないようなら辞めるよう促しています。息子は反抗期真っ只中でふてくされます。
推測するに行くだけで、勉強してる気がするのでしょう。仲のいい友だちもたくさんいます。どうぞ、中学生とその親御さん、この状況について意見ください
引用:
上記の口コミは、月6〜7万円の塾代に悩む保護者のリアルな声です。中3の息子さんは塾に通いたがっていますが、家庭の経済状況や下の娘さんの教育費、老後資金の問題などから、負担感を強く感じている様子です。
また、塾に通っているのにも関わらず息子さんの成績が下がっていることや、反抗期による家庭での態度にも不安を感じており、親子間の対立が生じているといった状況です。
こうしたケースでは、「次の定期テストで○点以上取れなければ一旦辞める」など、明確な条件を設けるのが有効だと考えられます。本人に目標意識を持たせ、努力を見える形にすることで、費用に対する納得感も得られやすくなります。
塾に行くこと自体が目的になっていないかを見直し、継続の判断を冷静に行うことが大切です。
塾が高いことで親に申し訳ないと感じている生徒はどうすべき?
塾でかかる費用は非常に高いため、親に経済的負担をかけていることに申し訳ないと感じている学生も少なくありません。しかし、親からすると子供の教育のために必要なお金だと割り切って支払っているので、子供としては申し訳なさを感じるよりも大切なことがあります。
親に塾の学費を払ってもらっている子供がやるべきことは、塾での学習をしっかりと生かして成績アップし、希望する進路に進むことです。子供が目標とする志望校への合格を果たすことが、学費を出してもらったことへの最大の恩返しとなります。
学費の負担が大きいからと言って申し訳なさを感じたり塾をやめようとするのではなく、目標達成に向けて学習に集中するようにしてください。
また、おすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。