大学受験の推薦とは?学校推薦など入試の種類や選考方法、評定平均の上げ方を解説!

投稿日:2021/01/24

更新日:2021/01/24

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大学受験の推薦とは?「学校推薦型選抜」に名称変更される?

大学受験の推薦入試とは、高校での学習やスポーツ、活動などの成績を推薦基準として、それを満たした生徒を各高校の学校長が推薦する制度です。

推薦基準としては主に評定平均が定められていることが多く、他には持っている資格や課外活動、スポーツの実績などが定められていることがあります。

推薦入試にはさまざまなタイプのものがあり、それぞれ求められる基準は異なります。一般入試では大学が求める学生像と一致しているかによって評価されますが、推薦入試では学校長の推薦によって出願できるようになっています。

また、推薦入試では一般入試と比べて個別試験が実施される時期が早く、大学入学共通テストよりも先に個別試験を受ける場合もあります。一般入試の個別試験のような学科試験が課されることは少なく、個別試験としては面接や小論文だけを課している大学が多いことも特徴です。

なお令和3年より、「推薦入試」から「学校推薦型選抜」に名称が変更されることが決まっています。

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大学受験の推薦入試の種類

大学受験における推薦入試には、指定校推薦と公募制推薦の2種類があります。ここでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

指定校推薦

指定校推薦は、大学によって指定された高校の生徒だけが出願できる入試方式です。指定校ごとに推薦できる人数が定められていて、学校での成績や生活態度、課外活動などによる校内選考が行われます。

校内選考さえ通過することができれば、合格率は非常に高いという大きなメリットがあります。そのため、指定校に在籍している学生にはおすすめの入試方式と言えます。逆に言えば、指定校以外に通う学生にはそもそも出願の機会がありません。

公募制推薦

公募制推薦は、出願条件を満たした上で高校の学校長による推薦を受ければ、誰でも出願できる入試方式です。出身校を問わず出願することができますが、その分競争が激しくなりやすい特徴があります。公募制推薦は、一般推薦と特別推薦の2つに分かれます。

一般推薦

一般推薦は、主に評定平均などの出願条件を満たし、学校長の推薦を受けることで出願できる入試方式です。国公立大学・私立大学の両方で実施されています。

条件さえ満たせば誰でも出願できるので、人気のある大学は倍率も高くなりやすい傾向にあります。推薦入試の利用を考えている生徒で、主に学力面で優れている方に向いている制度と言えます。

なお、大学ごとに求められる出願条件は異なるので、志望校の評定平均などの条件はよく確認する必要があります。

特別推薦

特別推薦は、課外活動やスポーツの実績、取得資格などが出願条件となる入試方式です。特別推薦では学習の成績だけでなく、自分の得意分野を生かして出願することができます。

特別推薦には以下のような種類のものがあります。

推薦種類 対象者
社会活動推薦 社会的な活動が評価される特別推薦です。環境美化や介護などの活動に取り組んた実績のある学生に向いています。
有資格者推薦 検定への合格や資格の取得を評価する特別推薦です。英検やTOEIC、簿記などの資格を取得している学生に向いています。
自己推薦 学校長による推薦が不要となる特別推薦です。得意分野を持ち、それを自分でアピールできる学生に向いています。
課外活動推薦 高校での課外活動に取り組んだ実績が評価される特別推薦です。部活動や生徒会活動に力を入れた学生に向いています。
スポーツ推薦 スポーツの大会への入賞が評価される特別推薦です。スポーツが得意で、全国大会などで入賞した実績のある学生に向いています。

また推薦入試の対策をするには、個別でカリキュラムを組んでくれる個別指導塾に通うのがおすすめです。おすすめの個別指導塾が知りたい方は「【大学受験におすすめの個別指導塾】口コミ評判や料金・費用を比較して紹介!」をぜひ参考にしてください。

大学受験の推薦入試の選考方法|受験科目や提出書類

推薦入試では、大学や学部によって選考方法が異なります。そのため、出願する大学で課される受験科目や提出しなければならない書類については、事前に確認する必要があります。

ここでは、推薦入試の選考方法について見ていきましょう。

面接

面接は、面接官とのやり取りを通じて受験生の人間性を総合的に評価するものです。個人面接やグループ面接が実施され、出願書類の内容に基づいた質問をされることになります。

面接では主に、きちんとコミュニケーションが取れるか、質問の意味を理解した上で正しく答えることができるかなどが評価されます。

また、受験生の積極性や学習意欲を見るため、大学の教育理念について理解しているか、どんなことを学習したいかなどを問われることもあります。

小論文

小論文試験は受験生の総合的な学力を評価するもので、与えられたテーマについて書く課題論述型と、課題文を読んだ上で書く文章読解型があります。

小論文試験では、テーマや課題文について正確に理解する力や、論理的に自分の意見を述べる力、説得力のある文章を書く力などが評価されることになります。

取り上げられるテーマや課題文の内容はさまざまで、学部で学ぶことや社会問題、時事問題などについて幅広く知っておくことが求められます。

適性検査

適性検査の内容は大学によってさまざまですが、主に受験生の学力や能力を評価することが目的となっています。マークシート方式の解答が採用されることが多く、受験生が標準的な学力を備えているかが評価されます。

大学や学部によってどの科目が課されるかも異なるため、出願する大学でどんな適性検査が行われているかきちんと確認しておきましょう。標準的な難易度の問題が出題されることが多いですが、それでも対策は欠かせません。

基礎学力試験

大学によっては、推薦入試で基礎学力試験として何科目かの学科試験を課すことがあります。基礎学力試験は生徒の実際の学力を評価するためのもので、筆記試験が採用されていることも多いため、対策しておく必要があります。

基礎学力試験では問題の難易度自体はそれほど高いものではなく、教科書の内容からの出題も多いですが、基礎事項が正しく身についているか、回答が伝わるように記述する力があるかなどが評価されることもあります。

書類審査(評定平均)

書類審査では、学校での成績や生活態度が記載された調査書、推薦理由が記載された推薦書、受験生が志望動機などをまとめた志望理由書や自己推薦書、エントリーシートなどが評価されます。

評定平均とは調査書にまとめられているすべての学習成績を平均したもので、一定の基準を満たしている必要があります。書類審査では学業成績が優れていることはもちろん、推薦された理由や受験生自身が志望理由書に記載した学習意欲なども評価されます。

学習成績概評 評定平均値
A 4.3以上
B 3.5〜4.2
C 2.7〜3.4
D 1.9〜2.6
E 1.8以下

また、高校生の大学受験塾の選び方が知りたい方は「高校生の大学受験の塾選びのポイント!おすすめな学習塾の選び方!」もぜひ参考にしてください。

大学受験の推薦入試対策をしたい方は評定平均アップと個別試験対策が大切

推薦入試対策をしたい方にとって大切なことは、評定平均をアップさせることと個別試験対策をすることです。評定平均をアップさせるには高校の定期テストの成績や授業態度が大切なので、推薦入試を目指す方は高校での学習や態度を常に意識するようにしましょう。

推薦入試の個別試験対策をするには、塾で志望校別の対策をするのが良いでしょう。大学ごとに個別試験の出題傾向や難易度が異なるので、志望校に合わせた対策をしておくことが大切です。

また、おすすめの学習塾が知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。

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