大学受験の塾はいつから通えばいい?私立・国立大学受験ごとに通う時期を紹介!

投稿日:2020/12/11

更新日:2022/06/27

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大学受験に向けて、予備校や塾の利用を考えている方が多いかと思います。中には「いつ頃から塾に通うべきなの?」と悩まれている方もいるのではないでしょうか。

大学受験では、志望する大学や志望する学部によって、求められる学力レベルや必要な科目が変わります。そのため、志望校によって通い始めるべき時期が異なります。

そこでまずは、大学受験の志望校をどこにするかを考え、入試日程に間に合うように逆算して、塾に通い始める時期を検討しましょう。

また、大学受験におすすめの塾が知りたい方は「大学受験の塾ランキング!おすすめの大手進学塾や個別指導塾13校を比較!」を参考にしてください。

【結論】高校生は大学受験の塾にいつから通うべき?

志望大学 塾に通うべき時期
一般的な私立大学 高校3年生の春
難関私立大学 高校2年生
国立大学 高校1年生

上表のように、高校生が大学受験のために塾に通うべき時期は、志望校のランクや自身の学力レベルによって異なります。余裕を持った受験対策をするためには、早いに越したことはありません。早く勉強を開始すればするほど、苦手を克服しやすくなるでしょう。

ただし早く塾に通うためには、その分費用がかかります。また部活動などの時間を削る必要性も出てきます。学力の他にも自身のスケジュールや家庭の事情を合わせて考慮し、塾に通う時期を決めましょう。

また、おすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。

【私立・国立大学受験別】高校生は塾にいつから通うべきか解説!

私立大学を受験する場合

志望大学 塾に通うべき時期
一般的な私立大学 高校3年生の春
難関私立大学 高校2年生

私立大学を受験する場合は、国立大学に比べて受験に必要な科目数が少ないです。

ほとんどのケースでは、3〜4科目に絞って集中して勉強を行えば良いので、高校3年生の春から塾に通っても間に合うでしょう。実際に、私大を志望校とする受験生は高校3年の春から塾に通うパターンが多いです。

ただし、早慶上智やMARCHと呼ばれるレベル帯の難関私立を目指す場合には注意が必要です。試験の難易度が高く応用力が求められるため、高校2年生頃から塾に通い、早めに受験対策を始めておく必要があります。

また、上記のスケジュールはあくまで一般的な受験生の場合です。志望校に合格できるだけの十分な実力が身についていない場合は、もう少し早い段階で勉強を始めておく必要があるでしょう。

国立大学を受験する場合

志望大学 塾に通うべき時期
国立大学 高校1年生

国立大学は本番の試験に加え、大学入試共通テストの対策もしなければなりません。試験の回数が多いだけでなく、対策すべき科目数も多くなります。そもそも国立大学は偏差値が高いところが多く、それに加えて5科目7科目の対策をする必要があるのです。

そのため国立志望の場合、塾に通い始める時期が遅いと受験対策が間に合わないケースがあります。苦手を残したまま本番の試験を迎えることにもなりかねないので、なるべく高校1年生のうちから塾に通い勉強をしておくことが望ましいです。

高校1年生のうちからバランスよく勉強をしておくことで、基礎が身に付き苦手の克服ができるでしょう。早い段階から勉強を始めれば、高校3年生の大事な時期に、英語や数学などの重要な科目に集中して対策ができるというメリットもあります。

大学受験塾に通う時期が早い方が良い理由

早くから大学受験塾に通うことでどんなメリットがあるのでしょうか。大学受験塾に通う時期が早い方が良い理由を見ていきましょう。

基礎学力が身につくから

早い時期から大学受験塾に通うと、基礎学力を身につけることができます。

大学受験で出題される問題のほとんどは、基礎を理解していないと解くことができません。高得点を取るためには、基礎を完璧に理解しておくことが非常に重要です。

しかしギリギリの時期に通い始めてしまうと、十分な基礎固めをしないままに応用問題に取り掛かることになるでしょう。そうすると、解けない問題が出るたびに基礎に戻って学習する必要があるため、非効率的な学習になってしまいます。

早い時期に基礎学力を身につけておけば、余裕をもって応用問題に取り掛かることができ、効率よく学習を進められるでしょう。

学習習慣がつくから

大学受験塾に通う時期が早い方が良い理由は、学習習慣がつくからです。大学受験で出題される範囲は膨大であるため、高3になると毎日長時間勉強することが求められます。

しかし、高3の部活動が終了してから塾に通い始めると、学習習慣がついていないため、家でも塾でも勉強する生活にストレスを感じるでしょう。十分な学習時間が確保できずに試験範囲を終えることができない可能性もあります。

早い段階から塾に通っていれば、高3になるまでにある程度勉強する習慣がついています。高3になり受験勉強本番の時期になったら、無理なく勉強時間を増やすことができるでしょう。

勉強する環境を確保できるから

大学受験塾に通う時期が早いと、勉強する環境を確保できるメリットもあります。高3になるまでに自宅学習を行い、勉強習慣をつけようと思う方もいるでしょう。

しかし、自宅にはゲームやテレビなど勉強の妨げになる誘惑がたくさんあるため、集中できない方もいるかもしれません。高3の切羽詰まった状況でないと、なおさら誘惑に打ち勝つのは難しいです。

一方塾なら勉強に集中しやすい環境が用意されています。好きな時に勉強できる自習室があるため、集中して勉強できるでしょう。さらに、わからない問題があれば講師に質問できる環境でもあるため、効率よく学習を進められるメリットもあります。

成績上位をキープすることで自信がつくから

早くから大学受験塾に通うと、成績上位をキープすることで自信がつくというメリットもあります。

まだ塾に通っていないクラスメイトがいる中で大学受験塾に通っていると、定期テストなどで成績上位を維持することができるでしょう。自信がつくことで、モチベーションを維持しながら勉強に取り組むことができるのでさらに成績が上がるという好循環を生み出すことができます。

高3までこのような自信がついていると、そのままスムーズに受験勉強に取り掛かれるでしょう。

さまざまな大学・学部の選択肢を考えられるから

早い時期から大学受験塾に通うと、さまざまな大学・学部の選択肢を考えることができます。高1、高2から大学受験塾に通う場合、受験対策をする時間が十分にあるため、学力をぐんと伸ばすことができるでしょう。

また、早くから塾に通い高い学力をつけることができれば、大学と学部の選択肢が広がります。反対に高3になってから塾に通い始めると、時間が足りないために学力を伸ばせないかもしれません。大学も学部も選択肢が狭まってしまうでしょう。

一般選抜にも調査書の内容が見られる様式になったから

大学受験塾に通う時期が早い方が良い理由として、一般選抜にも調査書の内容が見られる様式になったことも挙げられます。従来の筆記試験中心の一般選抜では、調査書の内容が大きな影響を与えることはありませんでした。

しかし2021年度以降は、一般選抜でも調査書の内容が見られる様式になりました。今後は、高1~高3の成績が合否を左右するケースも増えてくるでしょう。

高3でどんなに成績を上げることができても、高1~2も成績が悪いと評定平均値が低くなってしまいます。早くから塾へ行き成績を上げておけば、評定平均値を上げることができるので、他のライバルに差をつけられるでしょう。

【通い始める学年別】受験勉強の特徴

ここまで、大学受験に向けて塾に通うべき時期を説明してきましたが、必ずしもその時期に通わなければならないというわけではありません。

あくまでも目安なので、部活動やそのほかの習い事など、自身のプライベートとの兼ね合いも考えた上で通い始める時期を決めるといいでしょう。

塾に通い始める時期によって、受験勉強には以下の特徴があります。

高校1年生

意欲の高い生徒や難関大学を目指す生徒は、高校1年生から塾に通うケースが多いです。なお、一般的に高校1年のうちから塾に通っているのは3割程度です。高校1年生から受験対策をすると、2つの大きなメリットがあります。

基礎学力を固められる

高校1年のうちから塾に通っておくと、高校の学習の核となる部分が理解でき、基礎学力が身に付きます。ベースの学力を上げられるため、苦手科目が生まれにくく、効率よく高校の学習を進めていくことができるでしょう。

また基礎学力が身につくことで、高校の成績も良くなります。学校推薦型選抜や総合型選抜も視野に入れており、内申点を上げておきたいという方にもおすすめです。

学習習慣ができる

高校1年のうちから塾に通うことで、定期的に勉強できる学習習慣を身につけることができます。本格的な受験勉強を始める前の段階でも、授業の後や部活動の後に塾に通っておくことで体にリズムが刻まれます。

また早い段階から勉強する習慣をつけておくと、自信が持てるようになります。本番の試験でも、緊張せずにリラックスしやすくなるというメリットがあります。

高校2年生

受験対策のために塾に通う場合は、高校2年生から通い始めるケースが一般的です。高校3年生から受験勉強を始めるライバルに比べ、一足早く取り組むことで一歩リードできるという利点があります。

国語、英語、数学の基礎をある程度マスターできる

大学入試は、高校で学ぶ分野の全域から出題されます。実は入試に出る内容の6〜7割は、すでに高校2年生で学習していることになります。

そのため、高校2年生から塾に通いコンスタントに勉強をしておけば、特に受験の核となる国語・英語・数学の基礎をある程度身につけることができるでしょう。

また基礎が早い段階で身についていると、高校3年になった受験前の時期に応用を学ぶ時間や、時間配分など本番の試験対策にしっかりと時間を使えるようになります。

理科、社会を苦手にしない

大学入試で大きく点数に差が出るのが、理科や社会だと言われています。特に現役生の場合、理科や社会の時間が作れず苦手のままにしてしまっている方も多いです。

高校2年生の早い段階から塾に通っておけば、理科や社会など暗記に時間のかかる科目の対策ができます。一度実力をつければ、数学や国語などの科目に比べて安定して点を取りやすいため、受験において大きな得点源となります。

周囲よりも理科・社会の点を伸ばせられれば、受験を有利に進めることができるでしょう。

高校3年生

部活動に取り組んでいる生徒の中には、高校3年になってから塾に通い出すという方も多いです。高校3年生から大学受験対策を始める場合は、基礎の徹底や苦手克服のための学習からスタートすることになります。

焦らず国語、英語、数学は基礎から取り組む

高校3年生から受験対策を始める場合、やはりまずは受験の要となる国語・英語・数学の基礎をしっかりと定着させる必要があります。この3科目はどの大学の受験でも配点の割合が多いことから、見過ごすことはできません。

しかし学力の基礎ができていないと、入試本番までに間に合わないことが多いです。学校の授業に遅れをとっている方は、高校3年生よりも早いタイミングで国語・英語・数学の勉強をスタートし、苦手をなくしておきましょう。

理科、社会の苦手科目対策をする

高校3年生から塾に通った場合、特に理科や社会の科目における苦手分野が浮き彫りになりやすいです。難易度の高い高校2年生で習う範囲や、現役生が疎かになりやすい高校3年で習う範囲は特に注意が必要です。

受験での社会・理科は、点数に差のつきやすい科目です。苦手な部分が多いとその対策に時間を取られてしまい、他の科目や他の範囲の勉強が追いつかなくなる恐れがあります。

また、大学受験に限らず塾にいつから通い始めるべきか知りたい方は「塾にいつから通い始めるべき?小学生、中学生、高校生の受験事情に合わせて解説!」もぜひ参考にしてください。

大学受験塾に早いタイミングから通い始める際の注意点

早くから大学受験塾に通うことでデメリットが生じる場合もあります。ここからは、大学受験塾に早いタイミングから通い始める際の注意点をお伝えします。

学校生活や部活動に使える時間がなくなる

大学受験塾に早いタイミングから通うと、学校生活や部活動に使える時間がなくなります。

高校では中学校以上に主体的に取り組む内容が増えるため、さまざまな経験を積むことができます。多彩な経験をすることで将来の可能性を広げることにもなるでしょう。さらに部活動を通して、努力する大切さや達成感などを得られる貴重な時期でもあります。

早い段階から塾メインの生活になってしまうと、このような経験をするチャンスが奪われてしまうことは難点として心得ておきましょう。

友達付き合いが狭くなり交友関係が限られる

早くから大学受験塾に通うことで、友達付き合いが狭くなり交友関係が限られるという難点もあります。

高校時代は、さまざまなタイプの人や、自分と違った価値観を持つ人と交友関係が作れる時期と言えます。友達付き合いが広くなることで、自分の視野も広がるでしょう。

しかし塾が中心の生活になると、自然と塾の仲間との付き合いがメインになります。同じようなレベルの大学を目指す人ばかりと付き合うことで、交友関係を広げるチャンスを失ってしまうでしょう。

勉強が嫌いになる可能性がある

大学受験塾に早いタイミングから通い始めると、勉強が嫌いになる可能性もあります。

高1、高2から学校生活や部活動よりも大学受験塾の勉強が中心になってしまうと、日々の生活にストレスが溜まってしまう方もいるでしょう。受験勉強の期間が長すぎると、勉強嫌いになり、高3になった時点でやる気が出なくなってしまうかもしれません。

そのような方の場合は、高3までは思い切り部活動などに取り組んだほうが、勉強嫌いにならず、受験モードにシフトできるでしょう。

通塾費用がかかる

大学受験塾に早いタイミングから通い始めると、当然ながら通塾費用がかかります。高校生の塾にかかる費用は、最低でも月1万円以上はかかるので、年間10万円以上になります。塾や通い方によっては、40〜50万円近くかかるケースも少なくありません。

高1から3年間通うことになれば、30~150万円もの費用がかかるため、家計費を圧迫することになります。子どもとの旅行や他の習い事などを諦めて、塾費用を工面する方もいるでしょう。

高3だけ塾に通うことにすれば、その分の塾費用を節約できるので、余裕をもって家計管理ができるでしょう。

大学受験塾にいつから通い始めるかに関するよくある質問

高校3年生からではもう手遅れ?

高校3年生から塾に通い始めても決して手遅れではありません。

高3の時点で基礎ができている方、日頃から自学自習する習慣がある方の場合は、短期集中で学力を伸ばせるでしょう。反対に、全く基礎ができていない、勉強習慣がないという方は、高3からのスタートは厳しいことが予想されます。

高3までは塾に通わないという方は、コツコツと基礎力をつける努力と、少しずつでも自宅学習をする習慣をつけておくことが大事です。

中高一貫生はいつから通うべき?

中高一貫生が入塾するタイミングに決まりはありません。基礎力に不安がある方、苦手分野が多い方は高1の早い段階から通うと良いでしょう。

しかし、ある程度基礎学習ができている方の場合は、高3から入塾しても遅いということはありません。入塾のタイミングよりも、早い段階から基礎学習を徹底しておくことが大事と言えます。

さらに、おすすめの予備校がどこか知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」もぜひ参考にしてください。

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