中学受験ではいつから塾に通うべき?勉強の準備や対策を始めるべき時期を紹介!

投稿日:2020/12/11

更新日:2022/02/11

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中学受験ではいつから塾に通うべきかご説明します。

「中学受験では何年生から塾に通えばいい?」
「中学受験の勉強や対策はいつから始めればいい?」

このような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

今回の記事では以下のようなことをお伝えしています。

・学習塾に通い始めるべきタイミングは、一般的には新4年生を控えた「小学校3年生の2月」が多いと言われている

・小学校3年生から塾に通うと、早い段階から勉強の習慣が身につくメリットと、勉強嫌いになるデメリットがある
・小学校4年生から塾に通うと、多くの子供と同じタイミングで入塾できるメリットと、プライベートの時間を削ることになるデメリットがある
・小学校5年生から塾に通うと、勉強と遊びをうまく両立できるメリットと、対策が間に合わないデメリットがある
・小学校6年生から塾に通うと、費用が抑えられるメリットと、塾になじみにくいデメリットがある

・中学受験の塾にいつから入ろうかタイミングを迷っている方が押さえるべき5つのポイントは「学習状況は親も管理する」「習い事とのバランスを取る」「入塾の目標を明確にする」「学費や授業料を確認する」「お子さんの意見も尊重する」

この記事を最後まで読むことで、中学受験に向けて塾に通う時期を迷っている方も、いつから塾に通うとどんな対策を受けられるのか知ることができ、お子さんの入塾タイミングを見極めることができるでしょう。

中学受験ではいつから塾に通うべき?

お子さんの中学受験を視野に入れている保護者の中には、いつから塾に通わせるべきなのか悩まれている方も多いでしょう。

学習塾に通い始めるべきタイミングは、お子さんの学習意欲や志望校によっても異なりますが、一般的には新4年生を控えた「小学校3年生の2月」が多いと言われています。

中学受験に対応するためには、学習塾の中でも受験に特化した「進学塾」へ通うのが好ましいです。なお進学塾では受験対策のため、学校よりもハイペースで授業が進みます。

多くの進学塾では、小学校3年生の2月から受験用のカリキュラムがスタートするため、遅れを取らないよう、このタイミングに合わせて入塾する生徒が増えています。カリキュラムの初めから入塾することで、授業について行きやすく苦手意識が芽生えにくいというメリットがあります。

ただし、塾によって細かいカリキュラムやスケジュールが異なるので、申し込み時に慌てることのないよう、早めに下調べをしておくと良いでしょう。

※おすすめの中学受験塾が知りたい方は「中学受験の塾ランキング!おすすめの進学塾や有名塾を比較して紹介!」もぜひ参考にしてください。

中学受験でいつから塾に通うとどんな対策が受けられる?学年別の勉強の準備の特徴

中学受験の勉強準備は、始める時期によってそれぞれメリットやデメリットがあります。お子さんの学習意欲や学力レベル、さらには家庭の経済状況などを考慮して入塾するタイミングを考えましょう。

ここでは勉強準備の開始時期ごとの特徴をまとめましたので、ぜひ参考にご覧ください。

小学校3年生から

メリット

小学校3年生から学習塾に通うと、早い段階から勉強の習慣を身につけることができます。

低学年のカリキュラム内容から学べるため、特定の教科への苦手意識が高まる前に基礎学力を身につけられるでしょう。どの教科においても基礎の学力がしっかり身についていると、高学年になった際にスムーズに学習できます。

デメリット

一方で、早い時期に無理矢理学習塾に通わせることで、子供が勉強嫌いになるリスクもあります。周囲のお子さんに比べて極端に遊ぶ時間が少なくなってしまうなど、子供に負担にならないように配慮しましょう。

特に低学年での勉強は、学習時間や学ぶ内容よりも、まずは「勉強を好きになること」が重要です。あくまでも勉強を押し付けず、お子さんにも相談した上で塾に通うことが大切です。

小学校4年生から

メリット

先ほどお伝えした通り、大手進学塾の中学受験対策は小学校4年生(小学校3年の2月)に開始するケースが多いです。この時期から通うことで、スムーズに受験対策をスタートできます。

また、このタイミングで多くの子供が入塾するため、お子さんにとっても抵抗なく塾に通いやすいというメリットがあります。

デメリット

ただし小学校4年生ごろになると、プライベートで子供同士で遊ぶ時間や、他の習い事、学校主体のクラブ活動や委員会活動に費やす時間も増えてきます。

学習塾に通うためには、他の娯楽や活動の時間を削る必要があるため、すでに開始している習い事がある方などは入塾タイミングをよく考えましょう。無理のないスケジュール管理ができるよう、生活のバランスも考えて塾に通う曜日やコマ数を調整しましょう。

小学校5年生から

メリット

小学3年次からスタートすることが多い受験対策ですが、必ずしもそのタイミングで入塾していなくても構いません。小学校5年生の学習意欲が向上したタイミングで入塾することも可能です。

小学校5年生から進学塾に通った場合でも、ほとんどの志望校の対策は間に合います。無理なく自分のタイミングで開始することで、小学校4年生までは友人と遊ぶ時間を大切にするなど、勉強と遊びをうまく両立させることができるでしょう。

デメリット

ただし、超難関の私立中学を狙う場合には、対策が間に合わない可能性もあります。またすでに学校の授業に大きく遅れをとっている場合、いきなりハイレベルの受験対策コースに入れると理解が追いつかないことがあります。

入塾が5年生からであっても、早い段階で志望校を確認したり、実力を把握しておくべきです。

小学校6年生から

メリット

進学塾に通う生徒の中には、小学校6年生から塾に入ったという人もいます。

学習塾は決して費用が安くないので、早く入れば入るほど費用負担が大きくなりますが、小学校6年生から入塾すると、小4からの開始に比べておよそ100万円ほど塾代を抑えられるというメリットがあります。

デメリット

ただし6年生からの入塾はデメリットも大きいです。周りにはすでに入塾し先の勉強を進めている生徒が多いため、雰囲気に馴染みにくい可能性があります。

さらにかなりのハイペースで追いつく努力をしないと、中学入試本番に間に合わないこともあり得ます。

小学校6年生から入塾して中学受験の対策をすることも可能ですが、絶対に合格したい志望校がある場合は、遅めの入塾はリスクが高いためあまりおすすめできません。

さらに、中学受験に限らず塾にいつから通い始めるべきか知りたい方は「塾にいつから通い始めるべき?小学生、中学生、高校生の受験事情に合わせて解説!」もぜひ参考にしてください。

中学受験の塾にいつから入ろうかタイミングを迷っている方が押さえるべき5つのポイント

ここまでご紹介したように、中学受験を見据えるのであれば、小学校3年生の2月に入塾するのがベストです。しかしいくつかのポイントを押さえておかなければ、「いつから入塾するか」よりもはるかに重要なことを見落としてしまいかねません。

ここでは、中学受験塾に入るタイミングを迷っている方が押さえるべき、5つのポイントを紹介していきます。

学習状況は親も管理しよう

まずは学習状況は親も管理することを意識しましょう。高校受験や大学受験と違い、中学受験をする小学生はまだまだ未熟で自己管理が難しいケースもあるため、厳しい中学受験を乗り切るためには、親のフォローアップ体制が不可欠と言えます。

特に3~4年生から入塾する場合には、子供と二人三脚で頑張る覚悟が必要になるでしょう。

塾での学習が進むにつれて得意科目、苦手科目が徐々に出てくるため、それに対応した勉強をして学力を上げていくことが重要になります。しかし、小学生の場合、先に進むことばかりに気を取られ、塾のカリキュラム通りに宿題をこなすことに精一杯になってしまいがちです。

苦手分野を克服せずに前に進んでしまい、どんどん授業についていけなくなることもあります。そのため、親が学習状況を把握し何の科目が得意で何の科目が苦手かを理解して、苦手分野を克服するための学習法を一緒に考えていくことが重要になります。

他の習い事とのバランスを取ろう

中学受験を目指すためには、他の習い事とのバランスを取ることも大切です。中学受験に打ち勝つためには、お子さん自身の受験への意欲がもっとも重要と言えます。

そのため、お子さんが夢中になっている習い事の時間を割いてまで学習塾に通わせようとすると、受験勉強への意欲が半減してしまう可能性があります。学習塾に行くのが嫌になってしまうかもしれません。

しかしながら、小学生が1日に使える時間や体力は限られていますので、他の習い事と塾を両立させようと思うと気力も体力も続かないでしょう。

習い事の数を減らしたり、通う回数を減らすなど、親がバランスを考えて調整してあげることが大切です。このように入塾を考える時には、習い事とのバランスを考慮してタイミングを決めるようにしましょう。

入塾の目標は明確にしよう

中学受験へ向けて塾に入るタイミングを迷っている方は、入塾の目標を明確にすることも大切です。

中学受験を見据えている場合、塾に通って勉強するのが一般的ですが、「中学受験を考えているからとりあえず塾を始める」という気持ちで入塾すると、親もお子さんもモチベーションを維持するのが難しくなるでしょう。

入塾するタイミングよりも、「入塾するのはこの中学校に合格したいから」というはっきりとした目標を持つことが大事です。

入学したい中学校が決まっていない場合は、説明会に参加するなどしてしっかりリサーチし、志望校を決めることからはじめましょう。あらかじめゴールを設定することで、入塾後はモチベーションを維持しながら学習に取り組むことができるでしょう。

学費や授業料はしっかり確認しよう

中学受験に向けて塾に入るタイミングを迷っている方は、学費や授業料をしっかり確認しておくことも重要です。

学習塾にかかる費用は塾によって大幅に異なります。通常の授業料は安くても、夏期講習などの費用が高く、予想外に高額な費用がかかることも少なくありません。そのような塾に早い段階で入塾してしまうと、6年生までの授業料を払うのが厳しくなるかもしれません。

入塾する前には、いくつかの塾を比較し、1年間にかかるトータル費用をしっかり把握することからはじめましょう。その上で、明確な資金計画を立て、無理のない塾に、無理のないタイミングで入塾すると良いでしょう。

また授業料が安い学習塾が知りたい方は「【学習塾の料金を比較】月謝費用や値段が安い塾ランキング!」をぜひ参考にしてください。

お子さんの意見も尊重しよう

受験勉強をするにあたって、お子さん自体に十分な学習意欲がなければ意味がありません。ただ塾に入って授業を受けているだけでは意味がなく、高い学習意欲を持って勉強に取り組まなければ、時間や費用を無駄にすることとなってしまいます。

特に小学生のお子さんは、本人の学習意欲が成績の伸びに直結するので、無理やり入塾させるのではなく、お子さんの意見を尊重しながら入塾のタイミングを考えましょう。

お子さんに「勉強」や「塾」という言葉を押し付けるのではなく、将来の進路や進学したい学校を一緒に考えながら、塾の開始時期や今後のスケジュールを計画するのが良いでしょう。

中学受験塾を迷っている方におすすめの学習塾

コーチ学習塾

中学受験の塾を迷っている方は、個人授業、少人数クラスのコーチ学習塾がおすすめです。コーチ学習塾の個人授業では、生徒一人ひとりの学力や学習目的からプログラムを考えるのはもちろん、習い事、クラブ、性格など、さまざまな角度から判断してより効果的な指導プログラムを考えています。

生徒のライフスタイルや習い事に合わせた通塾の回数、曜日、時間帯を選んで通うことができるので、無理なく中学受験を目指すことができるでしょう。

また、学習する上での弱点を把握し、問題解決の土台作りをサポートしてくれるのもコーチ学習塾の魅力です。

学校の授業でわからない部分も丁寧に指導するなど、苦手科目を重点的にサポートしてくれるので、日々の勉強がスムーズになるでしょう。得意科目に関しては、さらに学力を伸ばすための指導をしてもらえるので、ワンランク上の志望校を目指すこともできるでしょう。

コーチ学習塾の口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【コーチ学習塾の口コミ評判】料金や合格実績、コース内容を徹底解説!」も参考にしてください。

また、他にも全国にあるおすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。

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