漢検対策におすすめの学習塾ランキング!
投稿日:2020/05/08
更新日:2020/12/12
目次
中学の内申書や受験時、社会人へ向けても役立つ「漢検」
「漢字検定」は、文字通り漢字能力に関する検定です。 合格することで漢字検定の資格を取得できることはもちろん、漢字検定の勉強に取り組むことで、普段読み書きする漢字の表面上の知識だけではなく漢字の意味や成り立ちまで理解し、文中で漢字を適切に使うことを学べます。
漢字検定を持っていると、中学校の定期テストなどでもすらすら漢字の問題を解くことができたり、就職や進路などの重要な場面で評価されることもあります。また、歳を取ってから漢字の読み書きが分からないなどと困ったり恥ずかしい思いをする場面もなくなります。
このように、漢字検定の問題に取り組むことは社会人になったときにも役立つのです。合格基準は検定級にもよりますが、だいたい7~8割の得点を取れば合格できます。
※検定試験ではなく受験対策ができるおすすめの学習塾を知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」を参考にしてください。
漢検の試験日程
漢検の試験日程は、年に3回となっています。2020年の試験日程は以下の通りです。
申込締切日 | 検定日 | 結果回答お届け | |
---|---|---|---|
第1回 | 5月21日 | 6月21日 | 7月31日~8月10日 |
第2回 | 9月18日 | 10月18日 | 11月27日~12月7日 |
第3回 | 1月15日 | 2月14日 | 3月26日~4月5日 |
申し込み期限は試験当日の1か月前なので、あらかじめ試験日程を把握しておき適切な準備をするようにしましょう。
漢検の各検定級の試験内容や難易度
漢字検定は10級、9級、8級、7級、6級、5級、4級、3級、 準2級、2級、準1級、1級と12段階の難易度に分かれています。そしてそれぞれの検定級における難易度目安、受験者数、合格率は下表のようになります。数値は2018年度第2回試験のデータを抜粋しています。
検定級 | 難易度目安 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
10級 | 小学1年生 | 18,089人 | 94.5% |
9級 | 小学2年生 | 24,784人 | 88.5% |
8級 | 小学3年生 | 29,066人 | 83.3% |
7級 | 小学4年生 | 30,309人 | 85.6% |
6級 | 小学5年生 | 32,046人 | 76.7% |
5級 | 小学6年生 | 59,655人 | 70.4% |
4級 | 中学中級 | 91,682人 | 49.3% |
3級 | 中学卒業 | 189,600人 | 43.5% |
準2級 | 高校中級 | 99,575人 | 33.0% |
2級 | 高校卒業 | 48,277人 | 19.9% |
準1級 | 大学、一般 | 4,779人 | 7.7% |
1級 | 大学、一般 | 1,121人 | 7.4% |
表を見ていただくと、より上の検定級になり難易度が上がるにつれ、合格率が下がっていくことがわかります。また多くの受験生に受験されているのは4級、3級、準2級あたりの検定級であることもわかります。
自分の学力や目標に合わせて、いつまでにどのレベルの検定級の合格を目指すかを決めていきましょう。
漢検の何級を受けるか迷った方は?
これだけ多くの検定級があると、どこを目標にしていいか迷ってしまう方もいるかと思います。そのような方におすすめしたいのは、ずばり「2級」です。というのも、漢検2級の出題では「すべての常用漢字を理解できているか」を問われているからです。
2級を学習することで受験勉強の一環にもなりますし、合格すれば内申点が加点されたり、高校受験においても評価がアップする可能性があります。 また社会人になってからも、漢字がわからなくて恥ずかしい思いもすることもなくなるでしょう。
ちなみに、準1級以上のレベルの試験になると常用漢字以外も出題範囲となり、通常ではほとんど使われないような漢字の読みや見たことのない漢字も出題されるので、一気に難易度は高くなります。
ここまで漢字を勉強してきて「漢字が大好き!」という方や「漢字に興味が沸いた」という方が、力試しに受けてみるのも面白いかもしれません。
漢検を取得してマイナスになることはありません。まずは2級の取得を目指して勉強してみましょう!
漢字検定の勉強法
過去問に取り組む
漢字検定の対策は、過去問題を解くことがおすすめです。インターネット上でも情報が載っているので、まずは過去問題に取り組むようにして、「出るか出ないかわからない漢字」を覚えるような無駄な労力を使わないようにしましょう。
とにかく数をこなす
実際に過去問に触れたら、あとはひたすら演習を積んでいきます。漢検では、その漢字に過去に触れたことがあるかどうかで正答率が大きく変わってきます。漢検に合格するには、ある程度は演習量が物を言う側面もあることは心得ておきましょう。
出題傾向をつかむ
演習量が大切とはいえ、漢字検定の問題は年ごとに傾向がさまざまです。そこでまずは、漢字検定試験の出題傾向を把握することが大切です。
毎年の出題傾向をレクチャーしてくれたり、検定日から逆算したカリキュラムを設定してくれるなど、漢字検定対策に力を入れている塾に通って勉強することをおすすめします。
漢字検定取得におすすめの塾ランキング
こくごClub® THE橋田塾
THE橋田塾は国語を専門とする個別指導塾です。国語に特化した独自のメソッドを導入しているのが特徴で、国語が苦手な方でも基礎から学ぶことができます。漢検の取得のサポートも行っていて、得点力アップを目指すことができます。
また漢検の受験する級のレベルに合わせた指導を行い、試験対策として効果的な教材の貸し出しなども行っています。個別指導なので生徒ごとの得意分野や苦手分野を把握することができ、一人ひとりに最適な学習を進めることができます。
指導は1か月前や2か月前などタイミングに合わせて受けられるので、検定を見据えて長期間かけてじっくり学習したり、短期間で一気に学習して合格を目指すといった自分に合ったやり方が選べます。
東京個別指導学院
東京個別指導学院はベネッセグループの個別指導塾です。生徒の学習状況に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを作成し、進度を確認しながら学習を進めていきます。
東京個別指導学院では講師や時間帯も自由に選ぶことができるので、自分に合った講師やスケジュールで受講することができます。漢検の対策にも対応していて、演習問題を用意してくれたり、試験についての質問をすることもできます。
さらに教室には自主学習に集中できる自習室も用意されているので、漢検対策に力を入れたい方はこちらを利用するのもおすすめです。試験本番が近づくと直前対策も行われるので、本番に向けて万全の準備を整えることができます。
サイエイスクール
サイエイスクールは、小中学生の進学サポートや資格試験の対策を行っている教室です。
サイエイスクールの漢検対策コースでは、ただ漢字を暗記して読み書きできるようにするのではなく、漢字が持っている意味や文章の中での役割を理解できるよう指導しています。漢検での得点力を上げられるほか、現代社会で必要とされている表現力も身につけることができます。
普段の授業をきちんと受講することで、中学生からでも高卒・一般レベルとされる漢検2級の取得を目指すことができます。講師が生徒の進度を管理しているので、習熟度に合わせた指導やアドバイスを受けることができ、モチベーションを維持しながら学習を進めることができる仕組みになっています。
また、サイエイスクールの口コミや評判をさらに詳しく知りたい方は、「【サイエイスクール】口コミ評判はどう?料金(費用)・合格実績は?」も参考にしてください。
また、ほかの検定試験対策がしたい方は以下のリンクもご覧ください。
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