学習塾の料金や費用はどのくらい?授業料金表や月謝を抑える方法も徹底解説!
投稿日:2020/05/07
更新日:2022/02/13
目次
学習塾の料金や費用はどのくらいなのでしょうか?
「塾に通いたいけど、かかる値段はいくらくらい?」
「毎月の月謝を抑える方法が知りたい」
という方は、ぜひ参考にしてください。
参考までに、塾の月謝の相場は以下のようになります。
小学生が週2回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、15,000〜35,000円
個別指導の場合、20,000〜50,000円
中学生が週2回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、30,000〜50,000円
個別指導の場合、40,000〜60,000円
高校生が週2回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、30,000〜60,000円
個別指導の場合、40,000〜70,000円
ここからは、各指導方法や学年によってかかる料金を詳しくご紹介していきます。
塾に通うのにかかる料金(費用)を知っておこう
塾を利用する場合に前もって知っておきたいのが、塾に通うためにかかる料金です。塾の料金を知っていれば、学習のためにどれくらいの経済的な負担がかかるかも把握することができ、塾を選ぶ際の参考にすることもできます。
塾の料金についてよく知らないままで塾を選択してしまうと、予想外の出費がかかってしまうこともあります。塾にかかる料金についてきちんと理解して、学習に最適な塾を選ぶことができるようにしておきましょう。
塾の費用は、以下の項目によって大きく変動します。
・学年(小学1年生〜高校3年生)
・指導形式(集団指導、少人数指導、個別指導、映像授業)
・受講コマ数(週1回〜週4回など)
※おすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」を参考にしてください。
小学生の塾の授業料金(費用)相場|月謝の料金表を学年別に比較
小学生の塾の授業料の月謝相場をみていきましょう。授業を受けるのが週何回か、指導形式はどうか、学年は小学1年生か6年生かなどによって大きく変動します。
ここでは、授業を週1回受けた場合と週2回受けた場合の、各指導方法の各学年における月謝費用の相場を紹介します。なお、今回紹介する相場はあくまで目安であり、詳しくは各学習塾に問い合わせて料金を確認するようにしましょう。
授業が週1回の場合
小学生が週1回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、8,000〜17,000円
個別指導の場合、12,000〜20,000円
学年 | 集団指導 | 少人数指導 | 個別指導 |
---|---|---|---|
小学1年生 | 6,000〜8,000円 | 8,000〜12,000円 | 12,000〜15,000円 |
小学2年生 | 7,000〜9,000円 | 9,000〜13,000円 | 13,000〜16,000円 |
小学3年生 | 8,000〜10,000円 | 10,000〜14,000円 | 14,000〜17,000円 |
小学4年生 | 9,000〜11,000円 | 11,000〜15,000円 | 15,000〜18,000円 |
小学5年生 | 10,000〜12,000円 | 12,000〜16,000円 | 16,000〜19,000円 |
小学6年生 | 11,000〜13,000円 | 13,000〜17,000円 | 17,000〜20,000円 |
授業が週2回の場合
小学生が週2回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、15,000〜35,000円
個別指導の場合、20,000〜50,000円
学年 | 集団指導 | 少人数指導 | 個別指導 |
---|---|---|---|
小学1年生 | 12,000〜15,000円 | 15,000〜20,000円 | 20,000〜30,000円 |
小学2年生 | 14,000〜17,000円 | 17,000〜23,000円 | 23,000〜34,000円 |
小学3年生 | 16,000〜19,000円 | 19,000〜26,000円 | 26,000〜38,000円 |
小学4年生 | 18,000〜21,000円 | 21,000〜29,000円 | 29,000〜42,000円 |
小学5年生 | 20,000〜23,000円 | 23,000〜32,000円 | 32,000〜46,000円 |
小学6年生 | 22,000〜25,000円 | 25,000〜35,000円 | 35,000〜50,000円 |
また小学6年生の受験生の場合、特に私立中学の受験対策をしてもらいたい場合には、上表を超える料金が必要となる場合もあります。詳しくは、各塾に料金を問い合わせてみましょう。
小学生の塾の費用相場について詳しく知りたい方は「小学生の塾の費用は平均いくら?小学校に通う子供の月謝料金の相場を紹介!」をぜひ参考にしてください。
中学生の塾の授業料金(費用)相場|月謝の料金表を学年別に比較
中学生の塾の授業料についてご紹介していきます。週1回と週2回の授業を受けた場合、それぞれの授業料の月謝目安は以下の通りです。
授業が週1回の場合
中学生が週1回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、15,000〜26,000円
個別指導の場合、20,000〜35,000円
学年 | 集団指導 | 少人数指導 | 個別指導 |
---|---|---|---|
中学1年生 | 12,000〜15,000円 | 15,000〜18,000円 | 20,000〜27,000円 |
中学2年生 | 15,000〜18,000円 | 18,000〜22,000円 | 24,000〜31,000円 |
中学3年生 | 18,000〜21,000円 | 21,000〜26,000円 | 28,000〜35,000円 |
授業が週2回の場合
中学生が週2回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、30,000〜50,000円
個別指導の場合、40,000〜60,000円
学年 | 集団指導 | 少人数指導 | 個別指導 |
---|---|---|---|
中学1年生 | 20,000〜25,000円 | 30,000〜35,000円 | 40,000〜50,000円 |
中学2年生 | 23,000〜30,000円 | 35,000〜40,000円 | 45,000〜55,000円 |
中学3年生 | 26,000〜35,000円 | 40,000〜50,000円 | 50,000〜60,000円 |
中学生になると定期テストで学年内での順位が出るようになるため、学年で上位の成績を修めている友達がどの塾に通っているかが気になる頃でしょう。いくつか塾の候補をピックアップして、授業料を比べてみましょう。
高校生の塾の授業料金(費用)相場|月謝の料金表を学年別に比較
高校生の塾の授業料について説明していきます。小学生や中学生と比べると学習内容が高度になるため、そのぶん指導できる講師の数も限られてくることにより、授業料も高額になります。
週1回と2回の授業を受けた場合、それぞれかかる指導料金は以下の通りです。
授業が週1回の場合
高校生が週1回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、16,000〜33,000円
個別指導の場合、22,000〜37,000円
学年 | 集団指導 | 少人数指導 | 個別指導 |
---|---|---|---|
高校1年生 | 12,000〜16,000円 | 16,000〜21,000円 | 22,000〜29,000円 |
高校2年生 | 16,000〜19,000円 | 21,000〜27,000円 | 26,000〜33,000円 |
高校3年生 | 19,000〜22,000円 | 26,000〜33,000円 | 30,000〜37,000円 |
授業が週2回の場合
高校生が週2回の授業を受ける場合、月謝の授業料相場の目安は以下のようになります。
少人数指導の場合、30,000〜60,000円
個別指導の場合、40,000〜70,000円
学年 | 集団指導 | 少人数指導 | 個別指導 |
---|---|---|---|
高校1年生 | 20,000〜25,000円 | 30,000〜40,000円 | 40,000〜50,000円 |
高校2年生 | 25,000〜35,000円 | 35,000〜50,000円 | 45,000〜60,000円 |
高校3年生 | 30,000〜40,000円 | 40,000〜60,000円 | 50,000〜70,000円 |
高校生になると学校の定期テスト対策を主に行う塾ではなく、大学受験対策を行ってくれる予備校に通う学生も多くみられます。
大学受験対策を視野に入れた学習をするにあたっては、志望校対策講座や受験直前講座など、オプションで授業料が追加でかかる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。
高校生が大学受験塾に通うのにかかる費用について、さらに詳しく知りたい方は「【大学受験塾の費用】高校生の平均の塾代はいくら?個別・集団指導で比較!」をぜひ参考にしてください。
また、浪人生が大学受験の予備校に通うのにかかる費用が知りたい方は「【予備校の費用・学費】浪人生の大学受験の授業料金・値段を大手3社で比較!」をぜひ参考にしてください。
塾の料金(費用)の年間合計金額と内訳
塾でかかる費用としては、上記の授業料の他にもさまざまな料金がかかってきます。ここでは1つの目安として、「小学生が少人数指導を週に2回受けた場合」を例に挙げて、年間でかかる値段はいくらになるのかを見ていきましょう。
なお、以下で説明するのはあくまで数多くの塾の平均値であり、塾によっては記載した金額よりも安い場合や高い場合がありますので、詳しくは各塾に問い合わせてみましょう。
年間合計金額
塾に通って年間でかかる合計金額は300,000円〜670,000円程度です。1年間で見るとある程度の金額となるので、この金額を支払う経済的な余裕があるかどうか、改めて確認してから塾選びをするようにしましょう。
期間 | 合計金額(年間) |
---|---|
年間 | 300,000〜670,000円 |
以下では、年間合計金額の内訳について詳しく説明していきます。
入塾金
塾に入るときには、最初に入塾金として20,000〜30,000円程度支払う必要があります。入塾金は入塾時のみに必要となり、次年度が始まるからといって追加で請求されるようなことはありません。
また後述する割引制度やキャンペーンを使うことで入学金を免除できるケースがありますので、併せて確認しておきましょう。
期間 | 入塾金 |
---|---|
入塾時のみ | 20,000〜30,000円 |
授業料
小学生が少人数指導を週に2回受けた場合の授業料は、月謝で15,000円〜35,000円程度となります。金額の開きについては、小学1年生か小学6年生か、学校の授業対策か中学受験対策かなどによって大きく異なります。
中学受験の場合、特に私立中学を志望する場合には、上記の金額以上の費用がかかる場合があります。詳しくは各塾まで問い合わせてみましょう。
期間 | 授業料 |
---|---|
月間 | 15,000〜35,000円 |
年間 | 180,000〜420,000円 |
教材費
塾に通うと、授業料の他にも教材費が請求されます。いわゆる「テキスト代」です。
どのようなテキストを使用するか、1科目あたりどのくらいの数のテキストを使用するかなどによって異なりますが、およそ1年間で10,000円前後かかると思っておいて間違いないでしょう。
期間 | 教材費 |
---|---|
年間 | 10,000円 |
諸経費
そのほかにも、塾では「諸経費」がかかります。塾によって「設備費用」や「教室利用料」と呼ばれることもあります。
塾という施設を利用するにあたってかかる費用、つまり土地代や水道代、電気代、清掃代などをまとめて諸経費として請求しています。年間で10,000円〜20,000円かかるケースがほとんどです。
期間 | 諸経費 |
---|---|
年間 | 10,000〜20,000円 |
季節講習費
塾に通って「思ったよりも高かった」と多くの保護者が感じているのがこの「季節講習費」です。春期講習、夏期講習、冬期講習がこれにあたり、通常の授業料とは別途でかかる場合がほとんどです。
塾ごとに講習内容が指定されているケースもあれば、自分が受講したい科目ごとに金額がかかってくるケースもあります。だいたい1季節で20,000円〜50,000円かかるので、年間だと60,000円〜150,000円という大きな金額になります。
塾費用の見積もりを出してもらうときは、授業料に季節講習費は含まれているのか、別途でかかる場合、季節講習費はどのくらいかかるのかを必ず確認しておきましょう。
期間 | 季節講習費 |
---|---|
1季節 | 20,000〜50,000円 |
年間 | 60,000〜150,000円 |
模試代
塾に通っていると、きちんと成績が上がっていることを確認するために模試を受けることを勧められます。模試を受ける場合は別料金となり、だいたい1回5,000円程度の料金がかかります。
模試は最低でも3か月に1回、多いところだと1.5か月に1回程度受けることを勧められるので、年間では4〜8回受けることになり、金額は20,000〜40,000円かかる計算になります。
期間 | 模試代 |
---|---|
1回 | 5,000円 |
年間 | 20,000〜40,000円 |
塾の料金(費用)を抑える方法
受講科目を減らす
当然のことではありますが、受講する科目の数を減らすことで塾の料金を抑えることができます。
何も考えずに全科目を塾で受講するのではなく、入試で必要となる科目だけに絞って受講したり、弱点を克服するために苦手科目だけを受講するなどの使い方がおすすめです。どの科目を受講する必要があるかあらかじめ考えておきましょう。
指導形式を変える
指導してもらう形式を変更することで、かかる料金を抑えられることがあります。一般的に個別指導よりも集団指導の方が料金が安く、オンライン指導はさらに安く受講することができます。
料金に差がある理由としては、指導のためにかかる人件費が形式によって異なるためです。個別指導では、先生がつきっきりで見てもらえるメリットがありますが、料金を抑えたい場合は集団指導やオンライン指導を検討しましょう。
特待制度を利用する
塾の中には、独自に定められている条件を満たした特待生を費用面で優遇してくれる制度があります。一例としては「定期テストの成績が学年で1位だと授業料2ヶ月半額」や「模試の成績が良ければ入学金免除」などがあります。
料金を抑えて塾を利用したい場合には、このような特待制度の条件を満たすことができそうな塾を選ぶという方法もあります。
成績アップ保証制度や合格保証制度がある予備校を選ぶ
成績アップ保証制度や合格保証制度が導入されている予備校を選ぶことも、料金を抑えることにつながります。
成績アップ保証制度があると、一定期間でテストの点数が規定の点数伸びなかった場合に、次月の授業料が免除になる場合があります。
また、合格保証制度がある予備校であれば、高3生や浪人生が指定された学習をこなしても志望校に不合格だった場合に、次年度の学費が免除されるようなケースもあります。
割引やキャンペーンを利用する
兄弟割引
兄弟が塾に通っている場合、同じ塾でその弟や妹の入学金や授業料が割引になることがあります。これは個人塾でよくみられる制度であるため、個人塾を利用する際には割引制度があるか確認してみることをおすすめします。
友達紹介割引
友達の紹介で入塾したことを伝えることで、入塾金が免除されたり、紹介した側も図書カードがもらえるなどの特典がある塾もあります。すでに塾に通っている友達がいる場合は、このような紹介制度がないか尋ねてみましょう。
期間限定入塾キャンペーン
塾によっては、入塾シーズンになるとキャンペーンを開催していることがあります。指定した期間に入塾することで入塾金が免除されたり、Amazonギフト券がプレゼントされたりすることがあります。なるべくキャンペーン期間を狙って入塾すると良いでしょう。
転塾キャンペーン
転塾キャンペーンを実施している塾では、他の塾から乗り換えて入塾した場合に授業料が割引になることがあります。現在通っている塾が合わないと感じている方は、このようなキャンペーンを利用して新しい塾に移ることで料金を抑えることができます。
受講するオプションの講習費を減らす
先ほども紹介したように、学習塾によっては、季節講習費が年間授業料とは別にかかるケースがあります。
特に夏期講習や冬期講習などの季節講習費や、入試直前の直前講習などは費用が高めに設定されている塾も多く、多くの講座を受講するとかかる費用は莫大になってしまいます。
あらかじめ自分の得意科目や苦手科目、志望校合格までの距離を明らかにしておくことで、不要な講座を受講する心配を防ぎ、結果的にかかる料金を抑えることが可能になります。
塾の学費が高くて払えない場合の選択肢を知りたい方は「塾が高い理由は?金銭的に行けない、親に申し訳ないと感じる生徒はどうすべき?」も参考にしてください。
また、おすすめの学習塾ランキングについて知りたい方は「【学習塾人気ランキング】中学受験・高校受験でおすすめの有名塾や進学塾を比較!」も参考にしてください。