予備校の寮は厳しい?浪人生の寮生活のルールや料金・費用は?駿台、河合塾などで紹介
投稿日:2020/11/18
更新日:2024/01/19
目次
予備校によっては、遠方からの生徒に向けて寮を用意していることがあります。今回は、予備校の寮の実態や、寮を完備しているおすすめの予備校などを紹介します。
「予備校の寮での生活はどんな感じ?」
「入寮にかかる費用が知りたい」
と気になる方は、ぜひ参考にしてください。
今回の記事の内容をまとめると、以下のようになります。
・寮生活には厳しい規則やルールがある
・寮完備のおすすめ予備校は駿台予備校、河合塾、四谷学院など
・入寮にかかる費用は年間100万円~200万円程度
・入寮するメリットは「充実した設備や環境がある」「健康的な生活を送れる」「浪人生に囲まれた環境で勉強に集中できる」など
・入寮がおすすめなのは「厳しい環境に身をおきたい人」「栄養バランスや健康にも気を遣いたい人」「近場に予備校が少ない人」
予備校の寮とは?
予備校の寮とは、予備校に通う浪人生が入居する共同宿舎です。
寮のタイプには予備校が運営する「直営寮」と、予備校が契約した物件を紹介する「提携寮」の2パターンあります。予備校によっては上記の2タイプの寮を両方紹介してくれるところもあれば、直営寮のみ紹介してもらえるところもあります。
特に地方の受験生が浪人する場合、「都心部の寮に住んで予備校に通う」という選択肢があります。どうしても地方よりも都心部の講師の質の方が高いため、浪人は都心部でしようと寮生活を考える受験生も少なくありません。
予備校寮には、主に勉強に集中したい浪人生が入居しているので、勉強するための環境は整っています。今回はそんな予備校の寮についての情報をまとめたので、ぜひご覧ください。
※おすすめの予備校ランキングが知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」を参考にしてください。
厳しいと言われる予備校の寮生活の実態やルール
厳しいと言われる予備校の寮生活の実態は、どのようになっているのでしょうか。
ほとんどの予備校の寮では、厳格な規則・ルールが定められています。例えば、「飲酒喫煙の禁止」「寮内自習開始後の携帯電話使用禁止」「テレビ・プレーヤーなどの持ち込み禁止」などです。
予備校の寮には、その他さまざまなルールや慣習があるので、あまり知られていない予備校の寮生活の実態を見ていきましょう。
決められた食事
ほとんどの寮では朝・夕の2食が用意されており、調理師や栄養士が食事管理をしています。
1人暮らしの場合、どうしても偏った食事生活になったり、食事の準備に時間がかかって勉強に充てる時間が減ることが考えられますが、入寮した場合は、味にも栄養面にも配慮した食事を決まった時間に摂ることができます。
また多くの寮では昼食のみ自分でとることになるため、ここで自由な食事を楽しむ受験生が多いようです。
徹底したスケジュール管理
生活スケジュールを細かく管理されるのも、寮の特徴です。
特に門限は基本的に全ての寮で設けられています。門限は18時30分であるところや20時であるところ、外泊は禁止であるところや事前に届け出を出しておけば可能であるところまで、寮によってルールはさまざまです。
また朝食の時間に関しても、50分以内であるところから1時間半ほどの時間を設けているところもあり、それぞれ効率的に勉強するための工夫が施されています。
娯楽の禁止・制限
ほとんどの寮では、勉強に関係のない娯楽品の持ち込みが禁止されています。
テレビやDVDプレーヤーなどが該当しますが、携帯電話に関しては大きく考え方が分かれています。携帯電話は持ち込み不可」「誓約書を書けばOK」「寮の自習室を利用する場合は携帯電話を預ける」など予備校によってルールが異なります。
また、携帯電話の使用が可能である予備校の中には、使用時間に制限を設けているところもあります。
夜遅くまで空いている自習室
多くの予備校の寮では、夜遅くまで利用できる自習室が用意されています。特に直営寮の場合は、自習室を完備していることがほとんどです。
自習室が開放されている時間帯は寮によって異なりますが、22時前後まで利用できることが多いようです。
自習室は学習に専念できる環境で、他の生徒が学習する様子も見えます。そのため、自室では勉強が捗らないという方も勉強に取り組みやすくなります。
また、自習室には参考書や過去問などが用意されていることもあるため、効率良く自習することが可能です。自習室を活用することで、授業時間以外でも学習を進めていけるでしょう。
寮を完備しているおすすめの予備校
駿台予備校
寮があるエリア | 北海道・宮城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・広島県・福岡県 |
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寮の費用 | 80万円〜200万円 |
駿台予備校の寮は指定寮となります。直営寮ではありませんが、生活に必要な家具や備品が備えられていて、入寮後すぐに勉強ができる環境はきちんと整っています。
また自習室や過去問題集も揃っていて、寮生なら自由に使用できます。さらに、建物には各種セキュリティシステムを備えているので、安全管理も徹底しています。寮長が常駐しているので、問題があればすぐに相談できて安心です。
寮生の食生活を考えて、朝・夕の2食を提供しているのも特徴です。栄養バランスの取れた食事をきちんと摂ることで、一人暮らしでも生活リズムを保ちながら勉強することができます。
駿台予備校の指導の特徴について知りたい方は「【駿台予備校】口コミ評判や各コースの学費料金を解説!」もぜひ参考にしてください。
河合塾
寮があるエリア | 〈指定寮〉宮城県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・京都府・広島県・福岡県 〈推薦寮〉北海道・宮城県・東京都・岐阜県・大阪府・京都府・兵庫県・広島県・福岡県 |
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寮の費用 | 〈指定寮〉85万円〜149万円 〈推薦寮〉79万円〜143万円 |
河合塾の寮では、寮長・寮母と校舎のチューターが連携して、学習面と生活面の両面からサポートをしてくれます。これが河合塾の寮の人気の秘密と言えるでしょう。
食事の提供や衛生面の管理が行われているほか、防犯・防災についてもきちんと対策されているため、初めて一人暮らしをする方でも安心して生活できます。
個別ブースのある自習スペースでは好きなだけ学習することが可能で、講師への質問もできるようになっています。そのため、授業がないときも充実した学習ができるのが特徴です。
河合塾の指導の特徴について知りたい方は「【河合塾】の評判は悪い?大学受験やグリーンコース、授業の口コミレビューや評価はどう?」もぜひ参考にしてください。
四谷学院
寮があるエリア | 〈専属寮〉北海道・東京都 〈指定寮〉宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県 |
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寮の費用 | 145万円〜 |
四谷学院の寮では、寮長・寮母が常駐し、寮生の健康を見守っています。親しみやすく、親切な人柄が評判の寮長や寮母が、小さな変化も見逃さずに異変があると気づいて話しかけてくれます。
部屋には家具や勉強机、寝具、エアコンなどが完備されているので、身の周りのものだけ持ち込めばすぐに生活することができます。そのため、すぐに勉強に専念できるようになります。
いずれの寮も駅から近い立地にあるのが特徴で、交通に不便を感じることはありません。周辺には商業施設も充実しているので、生活しやすいです。
代々木ゼミナール
寮があるエリア | 北海道・新潟県・東京都・福岡県 |
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寮の費用 | 100万円〜237万円 |
代々木ゼミナールの寮では、寮長・寮スタッフが成績状況・出席状況を管理してくれます。また、寮生との個別面談では、学習方法や生活の悩みから志望校の選定まで、一人ひとりにきめの細かい指導をしてくれます。
室内にはキッチンや洗濯機、冷蔵庫、冷暖房などが備え付けられており、快適な生活が送れるようになっています。寮内には学生食堂も用意されているので、食事もきちんと摂れる環境です。
また、予備校と同じビル内や近隣の建物内に寮があるので、自室からすぐに予備校に通えます。予備校に通うための手間がかからないのは大きなメリットと言えます。
代々木ゼミナールの指導の特徴について知りたい方は「【代々木ゼミナール】口コミ評判や料金、講師の質を解説!」もぜひ参考にしてください。
武田塾
寮があるエリア | 東京都・大阪府 |
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寮の費用 | 武田塾に直接問い合わせ |
武田塾では提携寮を紹介してくれます。直営寮はありませんが、紹介してくれる物件数が多いため、自分の希望に合った寮を探しやすいのが特徴です。予備校から近い、浪人生が多いなど、自分の希望をスタッフに伝えてみましょう。
紹介されている寮はいずれも、きちんと防犯・防災対策がされた安全性の高い物件です。そのため、一人暮らしの経験がない方でも安心して生活を送れるでしょう。
また、生活に必要となる家具や家電が完備された寮も多いです。家具・家電をわざわざ用意しなくても、勉強道具や身の周りの品を持ち込むだけで寮生活を送れるようになります。
武田塾の指導の特徴について知りたい方は「【武田塾】口コミ評判や料金、合格実績を紹介!参考書ルートとは?」もぜひ参考にしてください。
また、全国でおすすめの予備校が知りたい方は「【予備校おすすめランキング】全国的に人気で有名な大手予備校を比較!」をぜひ参考にしてください。
予備校寮への入寮にかかる費用や料金は?
予備校寮への入寮にかかる費用や料金は、ホームページに金額が明記されていないことが多く、実態がわからないことが多いです。また予備校や寮タイプごとによって大きく金額が変動するので、寮にかかる費用は一概に「○○円」と言い切ることはできません。
さらに「一括払いのみ」「管理費用は別途請求」「光熱費は別途請求」など費用に関するルールは寮によってさまざまであり、かかる平均費用を算出することはかなり難しいと言えます。
しかし目安として、最低でも年間100万円はかかると考えておくべきでしょう。高いところだと200万円近くになることもあります。あくまで一例ですが、入寮にかかる費用はおよそ以下のような相場となっています。
費用内訳 | 月額費用 | 年額費用 |
---|---|---|
入寮費 | 100,000~150,000円(入寮時一括支払い) | – |
家賃(一日二食付き) | 100,000~120,000円 | 1,200,000~1,500,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 | 120,000円 |
その他生活にかかる費用 | 30,000円 | 360,000円 |
合計 | 140,000円 | 1,680,000円 |
予備校の寮に入寮するメリット
充実した設備や環境がある
予備校の寮に入ると、生活に必要な備品があったり、勉強に関する相談相手がいるなど、受験に役立つ設備や環境が充実しています。過去問や問題集など、勉強に必要なものは一通り全て寮内に用意されているイメージです。
また、寮生やその保護者には定期的に入試情報の提供が行われ、必要に応じて進路相談を引き受けるスタッフがいるところもあります。その他、定期的にOBがサポートとして訪れ、勉強の相談に乗ってくれる寮もあります。
さらに、寮の中に情報ステーションや自習室を設けているところも多く、有益な情報を手に入れたり、開放的な空間で勉強できるようになっています。
寮母さんが食事を提供しているところもある
予備校の寮の中には、寮母さんが食事を提供しているところもあります。朝食と夕食の2食が提供されていることが多く、きちんと食事を摂ってから予備校の授業を受けることができる環境となっています。
自分で毎食用意するのは手間がかかり、面倒になって食事を抜いてしまうこともあるので、食事が提供されるのは大きなメリットとなります。
また、寮母さんは栄養バランスを考えた食事を用意してくれるので、健康的な生活をするために必要な栄養を自然に摂取することができます。一人暮らしだとどうしても栄養バランスが偏りやすいですが、食事を出してくれる寮であればそのような心配がなくなります。
学習の効果を高めるには食生活も重要なので、食事つきの量を選ぶことをおすすめします。
健康的な生活を送れる
寮に入れば、健康的な生活を送れるといったメリットがあります。
それでは、寮に入った場合に具体的にどのようなスケジュールの1日を過ごすことになるのでしょうか。ある浪人生の実際の1日のスケジュール例を見てみましょう。
時間帯 | 生活内容 |
---|---|
07:00~07:40 | 起床・朝食 |
07:40~08:10 | 通塾 |
08:20~08:50 | 対策テスト |
09:00~12:30 | 授業 |
12:30~13:10 | 昼休み |
13:10~17:30 | 授業 |
17:30~18:30 | 帰寮 |
18:30~19:20 | 夕食・入浴 |
19:30~23:00 | 自習 |
見て分かる通り、ほとんどが管理された厳しい生活であり、「遊び」が入り込む余地がないことが分かります。
それでも、バランスの良い食事が取れることや、決められたスケジュールで勉強に集中した生活が送れることを考えると、入寮するメリットは十分にあると言えます。
もちろん、これはあくまで一例です。実際にはもう少しスケジュールに自由度が与えられる寮もあるので、自分に合った予備校選択をすることを心がけましょう。
浪人生に囲まれた環境で勉強に集中できる
寮にはほとんど浪人生しかいないため、周りから悪い影響を受けにくいのもメリットの1つです。
浪人生の中には、一足先に大学生になった友人に影響されて、ついつい勉強を疎かにしてしまう浪人生も少なくありません。
一方で寮に入れば、1年間同じ境遇のメンバーと共同生活することで仲間意識を持ち、励まし合うことで受験を乗り切ることができます。また、気軽に入試情報共有をすることができるのも強みです。
距離に縛られずに予備校を選べる
浪人する予備校を選ぶ際には、ほとんどの受験生はまずは家から通える範囲にあるところを選択肢に入れるでしょう。しかし予備校の寮に入る前提であれば、距離や通学時間を考慮する必要がなく、合格に最適な環境が整った予備校を全国の中から選ぶことが可能です。
さらに、ほとんどの寮(特に直営寮)は予備校に近い場所にあるため、通学距離や通学時間を考える必要がなくなります。効率的に時間を活用できるとともに、予備校選びの選択肢が広がるため、合格に最適な環境のみを考えた予備校選びが可能となります。
予備校の寮に入寮するデメリット
費用や料金がかかる
当然ですが、予備校の年間授業料には寮費、生活費は含まれていません。寮に住む場合、寮費のほかに1人暮らしの生活費(昼食代・携帯代など)もかかるため、費用面・料金面で家庭の費用負担は大きくなります。
浪人費用の捻出が厳しいご家庭は、浪人生が利用できる奨学金制度もあるので、利用条件などを詳しく調べてみることをおすすめします。
自己メンタル管理が必要になる
寮生活では自己のメンタル管理も重要なポイントです。
実家暮らしであれば、モチベーションが下がっていないか、体調が悪くないかなど家族が心身面を気にしてくれますが、寮生活となるとそうはいきません。
自分なりのモチベーションの保ち方やリフレッシュ法などを確立する必要があるでしょう。また、寮長や寮母によるケアがきめ細かい寮を選ぶことで、心身面の健康を保ちながら学習に励むことができます。
予備校の寮への入寮がおすすめな人の特徴
厳しい環境に身をおきたい人
予備校の寮への入寮は、自分に甘く、生活環境ごと変えてしまいたい方におすすめです。
例えば、勉強の合間についスマホをいじってしまう方や、夜にだらだらとテレビを見てしまう受験生にとって、入寮して生活環境を変えてしまうことは有効です。
自己管理が苦手で誘惑に負けてしまう方は、あえてルールが厳しい環境に身を置くことで、勉強に集中できる環境を作り出しましょう。
栄養バランスや健康にも気を遣いたい人
栄養バランスや健康にも気を遣いたい方は、予備校の寮に入寮するのがおすすめです。一人暮らしで勉強に忙しい生活を送っていると、食生活が乱れやすく、体調を崩してしまうこともあります。
しかし、食事が提供される寮を選んでおけば、毎日栄養バランスの取れた食事をすることができます。そのため、食生活を乱すことなく学習に取り組めます。
仲間やライバルと切磋琢磨したい人
予備校の寮に入るのがおすすめなのは、仲間やライバルと切磋琢磨しながら学習したい方です。予備校の寮に入寮していれば毎日予備校に通って授業を受けられるため、同じクラスの仲間やライバルと競争できる機会が多くなります。
また、寮に入っているのは同じように予備校で学習する生徒ばかりなので、寮にいるときも周囲から刺激を受けることができます。
このように、常に仲間やライバルと競い合える環境になるので、学習へのモチベーションを高く保つことが可能となります。一人きりではモチベーションを保てない方は、予備校の寮に入ると良いでしょう。
近場に予備校が少ない人
「どの予備校に入るか」は浪人生にとって重要なポイントです。
しかし「大手予備校で浪人してもう一度志望校を目指したい」と考えても、自宅からは立地的な問題で希望する予備校に通えないこともあるでしょう。
そのような距離的制約で予備校選びが制限されている受験生は、ぜひ寮に入り、通える予備校の選択肢を増やすことをおすすめします。
予備校の寮への入寮がおすすめでない人の特徴
勉強のモチベーションがそこまで高くない人
予備校の寮に入るのがおすすめできないのは、勉強のモチベーションがそこまで高くない方です。予備校の寮は勉強に専念するための環境が整えられており、ルールも厳しいことが多いです。
そのため、勉強に対する意欲がない方が入寮しても馴染むことができず、生活するのが苦痛になってしまうことがあります。したがって、無理に予備校の寮に入るのはかえって挫折する原因となる可能性もあります。
予備校の寮に入る前に、学習の目標やモチベーションがあるかを確認しておきましょう。学習への強い意欲がなければ、入寮は避けた方が無難です。
親の目から離れると遊んでしまう人
親の目から離れると遊んでしまうという方には、予備校の寮に入ることはおすすめできません。予備校の寮で過ごす時間は一人きりになるので、自宅のように親の目がある訳ではありません。
そのため、自分の意思で学習に取り組む必要があります。親の目が行き届いていないと勉強に取り組めない方の場合、せっかく予備校の寮に入っても遊んで過ごしてしまうことになります。
そうなると寮に入っている意味がなく、貴重な時間を無駄にしてしまいます。自己管理能力のない方や、人の目がないと遊んでしまう方は、予備校の寮に入るのに向かないと言えるでしょう。
自宅から通える範囲に予備校がある人
自宅から通える範囲に予備校がある方も、予備校の寮に入るのに向きません。予備校の寮に入るには決して安くはない費用がかかり、入居するための準備などの労力もかかります。また、入寮してから一人暮らしをするための生活費も必要となってきます。
したがって、自宅から予備校に通えるのであれば、寮に入るよりも通学した方が費用や労力の負担が軽くなることがほとんどです。
通学が可能な範囲に予備校がある場合は、無理に寮に入ることはせず、通学して授業を受けることをおすすめします。自宅から遠くて通学するのが困難な場合のみ、入寮を検討しましょう。