1番入りやすい国公立大学はどこ?受かりやすい国立大学の難易度を解説!

更新日:2026/07/29

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国公立大学への進学を目指す受験生の中には、1番入りやすい国公立大学がどこなのか気になる方もいることでしょう。

しかし、国公立大学の入りやすさはさまざまな要素によって変わるので、どの大学が1番入りやすいかを明確に決めることはできません。

本記事では、入りやすいと考えられる国公立大学の例や、入りやすい国公立大学を目指す際に気をつけるべきことなどを取り上げます。

「入りやすい国公立大学の考え方は?」
「入りやすい国公立大学を志望する場合の注意点が知りたい」

という方は、ぜひ参考にしてください。

今回の記事をまとめると、以下のようになります。

・入りやすい国公立大学の例としては筑波技術大学、奈良県立医科大学、埼玉大学が挙げられる
・入りやすい国公立大学の特徴として、偏差値が低い大学、倍率が低い大学、共通テストのみで受験できることが考えられる
・1番入りやすい国公立大学を目指す注意点は「倍率だけではなく偏差値もチェックする」「偏差値だけではなく入試科目や入試問題との相性もチェックする」「そもそも自分が学びたい学部や学科があるかチェックする」「キャンパスの立地やアクセスをチェックする」

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1番入りやすい国公立大学はどこ?

1番入りやすい国公立大学の候補としては、偏差値が比較的低い大学例として筑波技術大学、倍率が低い大学例として奈良県立医科大学、共通テストのみで受験できる大学例として埼玉大学が挙げられます。

ただし、実際の受かりやすさは偏差値や倍率、入試方式など複数の要素によって決まるため、入試情報を詳しく確認した上で志望校を選ぶ必要があります。

以下では、例として挙げた筑波技術大学、奈良県立医科大学、埼玉大学の3校について詳しく解説します。

筑波技術大学|偏差値が低い大学例

筑波技術大学は茨城県つくば市にある国立大学で、国内では唯一となる聴覚障害者や視覚障害者を対象とした教育を行う国立大学です。

少人数制での教育を導入していて、専門知識から社会で活躍するための実践的なスキルまで幅広く身につけられる環境が整っています。情報保障や就職支援といった学生へのサポート体制も充実しており、一人ひとりが最適な支援を受けられるのが特徴です。

茨城県つくば市にある筑波技術大学(外部リンク)は、日本で唯一「視覚・聴覚障害者であること」を入学条件とする国立大学です。学生の障害や個性に配慮しながら学びの場を提供し、社会的自立と社会貢献のできる人材を育成しています。

引用:日本財団ジャーナル

偏差値が比較的低いとされる理由としては、一般的な国立大学とは違い、受験対象者が聴覚障害者・視覚障害者に限定されていることが大きいと考えられます。そのため、他の国立大学と単純に偏差値を比較することはできません。

また、募集人数が少なく、専門性の高い教育を提供していることから、数値上の偏差値だけでは大学の教育水準や指導の質を判断することが難しい点にも注意が必要です。筑波技術大学の受験を検討するにあたっては、出願条件や入試内容を十分に確認しておきましょう。

奈良県立医科大学|倍率が低い大学例

奈良県立医科大学は奈良県橿原市にある公立大学で、医学部医学科と看護学科を設置しています。1945年4月に設立された奈良県立医学専門学校を起源とし、医療系大学として長い歴史があります。

地域医療を担う医師や看護師の育成に力を入れているのが特徴で、附属病院での実習など実践的な教育を受けられる環境が整備されています。卒業後の進路としては、実際の医療現場で活躍する方が大部分を占めます。

一部の入試区分では倍率が比較的低くなっておりますが、必ずしも合格しやすいとは限りません。医学部は募集人数が少なく、受験者の学力水準が非常に高いため、合格には高得点が求められます。

また、地域枠や学校推薦型選抜など受験資格が限定される入試方式では、対象者が絞られることで倍率が低くなっているケースも考えられます。そのため、倍率だけで合格しやすいと判断するのではなく、入試方式や合格に必要な学力レベルまで確認しておくべきです。

埼玉大学|共通テストのみで受験できる大学例

埼玉大学は埼玉県さいたま市にある国立大学で、教養・経済・教育・理・工学部の5学部を設置しています。首都圏に位置する国立大学であることから、国公立大学を志望する受験生から人気を集めています。

埼玉大学では、理学部物理学科と基礎化学科において、大学入学共通テストのみで受験できる入試方式が実施されています。共通テストのみで合否が判定されるため、個別学力検査への対策が不要となり、受験生にとっては共通テスト対策に集中できるというメリットがあります。

共通テストで必要となるのは6教科8科目で、内訳は国語、数学2科目、理科2科目、外国語、情報Ⅰ、地歴公民1科目です。また、理科については物理学科では物理が必須、基礎化学科では化学が必須となっています。

合格するための共通テスト得点率としては、72~74%程度が目安となります。7割以上の得点率が求められることになるため、十分な共通テスト対策を行わなければ簡単に合格することはできないでしょう。

1番入りやすい国公立大学の3つの考え方

偏差値が低い大学

1番入りやすい国公立大学の考え方のひとつは、偏差値が低い大学を選ぶことです。

一般的に、偏差値の低い大学の方が合格難易度も低いと見ることができます。そのため、国公立大学の中でも偏差値の低い大学であれば入りやすいと考えられます。

偏差値 大学名
42 筑波技術大学
44 沖縄県立芸術大学
45 釧路公立大学、青森公立大学、名桜大学
46 旭川市立大学
47 北海道教育大学釧路校、尾道市立大学
48 琉球大学、東北公益文科大学、公立鳥取環境大学、北九州市立大学、長崎県立大学
49 北海道教育大学岩見沢校、北海道教育大学函館校、宮崎大学、札幌市立大学、福岡県立大学

出典:Benesseマナビジョン

上の表では、国公立大学の中で偏差値が低い大学をまとめています。

表内の大学を見ると、地方にキャンパスを構える大学や、教育・芸術など専門分野に特化した大学が多いことがわかります。また、地域の人材育成を目的とした公立大学も多く、このような大学は都市部にある人気大学と比較すると受験生が分散しやすい傾向があります。これらの理由から、偏差値が低めの水準になっていると考えられます。

ただし、偏差値が低いからといって教育の質が低いということではなく、就職支援や地域との連携に力を入れている大学も少なくありません。偏差値42~49という数値は、受験生全体で見るとおおむね上位54~78%程度に位置します。

注意点として、国公立大学は私立大学より募集人数が少なく、二次試験や面接、小論文を課す大学も多いため、偏差値だけで難易度を判断することはできません。志望校を選ぶ際は、偏差値に加えて共通テストの得点率や倍率、入試方式なども確認することが重要です。

倍率が低い大学

1番入りやすい国公立大学の考え方としては、倍率に注目する方法もあります。倍率が低いということはライバルとなる受験生が少ないということであり、合格を狙いやすいと考えることができます。

以下の表では、倍率が低い国公立大学をまとめています。

倍率 大学名
1.1 奈良県立医科大学
1.9 鳥取大学
2.0 滋賀医科大学
2.1 福島県立医科大学
2.2 岐阜大学、九州大学
2.3 名古屋市立大学、大分大学、大阪公立大学

出典:医学部受験マニュアル

倍率が低い国公立大学を見ると、医学部医学科を設置する大学が多いのが特徴です。

医学部は募集人数が少ない一方で、地域枠など特定の受験資格を設けた入試方式があり、対象者が限定されることで倍率が低くなるケースがあります。そのため、倍率だけを見ると入りやすそうに見えますが、実際にはハイレベルな受験生が集まることになるため、合格に求められる学力水準は高いと言えます。

表にある1.1~2.3倍という倍率は、数字だけを見ると国公立大学としては低い水準です。例として倍率1.1倍は、定員が100名とすると約110名が出願することを意味し、受験生が大部分が合格できる計算になります。

一方、倍率2.3倍では定員100人に対して約230人が受験し、合格できるのは4割程度です。ただし、倍率が低いことと合格しやすいことは必ずしも一致しません。特に医学部受験においては共通テストや個別試験で高得点が求められ、合格難易度は非常に高いです。

共通テストのみで受験できる大学と学部

入りやすい国公立大学を探すのであれば、共通テストのみで受験できる大学を選ぶという考え方もあります。共通テストのみで合否が決まるのであれば、個別試験対策が不要となり受験のハードルが下がると言えます。

下の表では、共通テストのみで受験できる大学とその学部を取り上げます。

大学名 学部名 学科名
埼玉大学 理学部 物理学科・基礎化学科
旭川市立大学 経済学部 経営経済学科
北見工業大学 工学部 先進工学科

共通テストのみで受験できる大学・学部としては、すでに取り上げた埼玉大学理学部物理学科・基礎化学科のほか、旭川市立大学経済学部経営経済学科、北見工業大学工学部先進工学科が挙げられます。

これらの大学・学部では個別学力検査が実施されないため、二次試験に向けた対策が不要になる点が大きなメリットです。共通テスト対策に学習を集中できるため、限られた時間で効率良く受験に向けた準備を進められます。

また、試験回数が減ることで複数の大学へ出願しやすくなり、受験日程の負担を軽減できることも魅力です。

ただし、共通テストのみで合否が決まる入試では、共通テストの得点がそのまま評価されるため、1点の差が合否を左右するようなケースも考えられます。共通テストの失敗を二次試験で挽回することができないので、合格のためには共通テストで安定して高得点を確保できる力が求められます。

また、このような入試方式はすべての学部で導入されているわけではなく、志望校の選択肢が限られている点にも注意が必要です。

1番入りやすい国公立大学を目指す注意点

入りやすい国公立大学を目指すにあたっては、いくつか注意すべき点もあります。

ここでは、入りやすい国公立大学を志望する際にチェックしておきたい4つのポイントを解説します。以下の注意点を理解した上で、入りやすい国公立大学への出願を検討しましょう。

倍率だけではなく偏差値もチェックする

入りやすい国公立大学を目指す際に注意したいのが、倍率だけではなく偏差値もチェックすることです。

倍率が低い大学は競争率が低いため、合格しやすいと見られることが多いです。しかし、倍率が低くても受験者の学力水準が高い大学では、合格するために高得点が必要となる場合があります。特に医学部は倍率が低くてもレベルの高い受験者が集まるため、難関であることが少なくありません。

一方、偏差値は受験生全体の学力水準を反映する指標のひとつとなります。そのため、倍率だけではなく偏差値も合わせて確認することで、総合的に難易度を判断することができます。

偏差値だけではなく入試科目や入試問題との相性もチェックする

入りやすい国公立大学を目指す場合は、偏差値だけではなく入試科目や入試問題との相性もチェックする必要があります。単純に偏差値が低い国公立大学であれば合格しやすいとは限らず、入試科目や出題傾向によって合格しやすさは大きく変わります。

例えば、得意科目の配点が高い大学や、自分が慣れている出題形式の大学であれば、偏差値以上の実力を発揮できる可能性があります。逆に、苦手科目の配点が高い大学や、対策していない出題形式の大学の場合は、思うように得点できないことも考えられます。

そのため、偏差値だけを基準に志望校を決めるのではなく、募集要項や過去問にも目を通し、入試傾向が自分に合っているかをチェックすることが重要と言えます。

そもそも自分が学びたい学部や学科があるかチェックする

入りやすい国公立大学への出願を検討するときに注意したいのが、そもそも自分が学びたい学部や学科があるかということです。

入りやすさだけを重視して志望校を選んでしまうと、入学後に自分が学びたい内容とのミスマッチが生じる可能性があります。大学では学部・学科ごとの専門分野を中心に学ぶため、興味のない分野を選んでしまうと、学習意欲が続かなかったり、進路選択に影響したりすることもあります。

また、同じ大学でも学部・学科によって学べる内容や取得できる資格、進路の選択肢などが変わってきます。合格難易度だけではなく、カリキュラムや学習内容、卒業後の主な進路などもチェックし、自分の目標に合った学部・学科を選びましょう。

キャンパスの立地やアクセスをチェックする

入りやすい国公立大学を志望する際の注意点として、キャンパスの立地やアクセスをチェックすることが挙げられます。

大学入学後は4年以上にわたって通学することになるので、キャンパスの立地や通いやすさも重要なポイントとなります。自宅から通学する場合は所要時間や交通費、一人暮らしをする場合は家賃や生活費などを確認しておきましょう。

また、地方大学は偏差値が低い傾向にありますが、都市部の大学と比べ交通アクセスが限られるデメリットがあります。オープンキャンパスなどを活用し、交通アクセスや周辺施設も確認した上で志望校を選ぶことをおすすめします。

1番入りやすい国公立大学に関するよくある質問

「金岡千広」の4大学は入りやすい?

「金岡千広」は、金沢大学・岡山大学・千葉大学・広島大学の4つの国立大学をまとめた通称です。いずれも全国的に知名度が高く、旧帝大に次ぐ難関国立大学群として位置づけられることが多いです。

偏差値や共通テストの得点率は国公立大学の中でも高めの水準で、一般的には「入りやすい国公立大学」とは言えません。

ただし、学部や学科によって難易度には差があり、教育学部や地域系学部であれば医学部や人気の高い学部と比較して合格を狙いやすい場合があります。出願を検討する際は大学全体の偏差値だけで判断するのではなく、志望する学部・学科の偏差値や共通テスト得点率、出題傾向などを確認することが重要です。

また、4大学とも二次試験の比重が大きい学部が多いため、共通テスト対策と個別試験対策を並行して進める必要があります。共通テスト・個別試験ともにハイレベルな学力が求められるので、志望する場合は早い段階から計画的に受験対策を進めておきましょう。

「STARS」の5大学は入りやすい?

「STARS」とは、佐賀大学・鳥取大学・秋田大学・琉球大学・島根大学の5つの国立大学を指す総称です。地方国立大学としてまとめられることが多い大学群で、文系・理系ともに幅広い学部を持ち、教育・研究環境も充実しています。

一方、旧帝大や難関国立大学と比べると偏差値や共通テストの得点率は抑えめです。そのため、国公立大学の中では比較的合格を狙いやすく、国公立大学を志望する受験生の現実的な選択肢として挙げられることも多いです。国公立大学を目指す受験生で、進学先が地方大学でも構わないのであれば、志望校の有力な候補となるでしょう。

ただし、STARSであってもすべての学部が入りやすいわけではありません。医学部や人気のある学部・学科はハイレベルな受験生が集まりやすく、合格には高い学力が求められることになります。

したがって、STARSから志望校を選択する場合でも、学部・学科ごとの偏差値や倍率、入試傾向などを確認することが重要と言えます。

「5山」の5大学は入りやすい?

「5山」とは、山形大学・山梨大学・富山大学・和歌山大学・山口大学の5大学をまとめた地方国立大学群のことを指します。いずれも各地域を代表する総合大学であり、文系・理系ともにさまざまな学部が設置されているのが特徴です。

合格難易度は学部によって異なりますが、旧帝大や金岡千広と比較すると抑えめであり、国公立大学としては入りやすいと見ることができます。

ただし、あくまでも国公立大学の中では合格ハードルが低いというだけで、実際に合格するには一定以上の学力が求められます。また、5山の大学であっても医学部や人気学科では高い得点率が求められ、合格難易度は高くなります。

さらに、大学によって入試方式や共通テスト・個別試験の配点比率などの違いがあるため、同じ5山でも入りやすさは異なります。大学名だけで難易度を判断するのではなく、志望学部の偏差値や倍率、得点率といった情報を把握し、自分の学力や得意科目に合った大学を選びましょう。

1番入りやすい国公立大学を目指す方におすすめの予備校

1番入りやすい国公立大学を目指す場合であっても、合格するためには共通テストや個別試験を見据えた計画的な学習が重要となります。

計画的に受験対策を進めたい方におすすめの個別指導塾が、武田塾です。武田塾は「授業をしない」独自の学習スタイルが特色で、一人ひとりの学力や志望校に合わせた個別カリキュラムを作成しています。

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志望校合格に必要な学力を最短ルートで身につけられるので、現時点では国公立大学への合格が難しい受験生でも逆転合格を目指すことができます。

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